サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

新たな始まりで無いことを祈る

2023年05月04日 08時33分46秒 | 独り言

今日は昨日の続き

昨日は4月29日にオカンが亡くなったことを書いたが、ちょっと気になることがあったので今日はそのことを今後のための備忘録として書き残しておく。

いや、別に大きな問題では無いよ。

…今のところは。

けど、今後万が一ってこともあるので書き残す。

それはオヤジのこと。

 

時は4月29日朝6時。

オヤジに「病院からオカンが亡くなったと連絡があった。すぐに病院に行く準備しろ」とたたき起こされる。

「ついにこの日が来たか…」とオレもすぐに起きて着替える。

で、着替えて台所に行くとオヤジが朝食を食っている。

それがまあいつもの朝のように新聞読みながらのんびり食ってるのよ。

え?って思ったけどまあ食いかけだった朝食を食ってからって思ってるのか?と食い終わるのを待つ。

食い終わっても全然病院に行こうとしないので「病院行かんでええのか!?」って聞いたら「別に何時に行くとも言うてないし。それにまだ洗濯もせなアカンしな。」とか言うている。

別に洗濯なんか今すぐせんでもええやろ!普通は何を置いてでもすぐ行くもんやろ!とオヤジを連れて病院へ。

 

病院に着いてオカンの病室へ。

そこで看護師さんや当直の医師から状況を聞いて、最後医師が死亡を確認して「6時55分に亡くなった」ということで死亡診断書を作成してくれることに。

看護師さんから「葬儀屋さんに連絡して寝台車呼んで下さい。これからお母さんの身体をキレイにしますんで午前8時くらい到着を目途で呼んで下さい」と。

オヤジ「9時ですね?分かりました」

看護師さん「いいえ。8時です」

そんなこんなで、オカンの身体をキレイにするのが終わるまで病院の1F受付前の待合所で待機ってことになったのだが、オヤジが葬儀屋(互助会)の連絡先が分からんと。

家に帰れば葬儀屋(互助会)の連絡先が分かる書類があるってんで、一旦オヤジを病院に残し家に戻る。

すぐに書類は見つかり再び病院へ。

家と病院は片道車で10分ほどなんでアッと言う間だ。

で、病院1Fに着くとオヤジがどこかに電話中。

会話の内容からどうやら葬儀屋(互助会)に連絡している様子。

あ、連絡先分かったんやなと思いつつ会話を聞いてたら…

オヤジ「ハイ。では10時過ぎを目途に病院に来てもらって…」

オレ「ちょっと待てい!何で10時やねん。8時言うてたやろ!」

オヤジ「???」

オレ「電話代わってくれ。オレが話す」

間一髪セーフ

 

葬儀屋(互助会)と会話をして、今からだと8時半くらいになる、と。

8時半まで病院で待機し、その後オカンを乗せた寝台車と共に一旦自宅へ。

で、葬儀屋(互助会)の人も一緒に来て葬儀の打ち合わせ開始。

…ですが、遺影の写真どれがいいかとか互助会の会員証が無いとか、葬儀屋さんが今後の段取りしようとしてくれてるのをまったく無視して好き勝手?してる。

オレ「そういうのはまたちゃんと打ち合わせの中にあるやろうから先に話を聞かんとアカンやろ!」

オヤジ「・・・」

 

葬儀屋さんが火葬場の空きを確認してくれて、5月1日の15時から行けそうだ、と。

なので5月1日13時から葬儀、前日4月30日19時から通夜で行けそうですが、お坊さんがその時間帯で行けるかどうかまずは確認してください、と。

オヤジ「分かりました」

葬儀屋さん「・・・」

オヤジ「・・・」

オレ「いや、それ決めんと話進まんねんから今電話して確認せんとアカンやん

で、お寺に電話してまた間違えた時間言うてるから「そんな時間ちゃうで!」と。

 

バタバタありながらも通夜、告別式は特に問題無く終わる。

…と言っても葬儀屋さんとの打ち合わせで「喪主さんがやって下さい」言われてたことをすっかり忘れて普通に他人の葬式に来た人みたいになってたからオレや弟が代わりにやっただけ。

 

葬儀の日、明日5月2日にもう納骨をするとお坊さんに言われた。

え?四十九日済んでから普通は納骨ちゃうの!?なんて思ったけど、オレは詳しいことは分からん。

我が家は西山浄土宗っていう宗派なんやけど、実質オレは無宗教だから詳しいしきたりなんぞ知るはずも無い。

お坊さんにじゃあ四十九日はいつするんですか?って聞いたらスケジュール確認するんで明日の納骨の時にまた話しましょうか、と。

ちなみにその日の夜に

オヤジ「坊さん四十九日いつって言うてた?忘れてもうた。」

オレ「まだ決まってないし。てかお坊さんが明日決める言うてたやん

 

で、納骨の朝。

お寺に行ったらお坊さんから「小さい骨壺はどうしました?」と。

実は葬儀屋(互助会)との打ち合わせの中で、骨壺は大きいのだけにする人と小さいの(喉仏用?)にも分ける人も居て、今のご時世は半々くらいなのでどっちがええとも言えないのでどうします?と話があったんだよ。

もし、総本山に納骨とかするんだったら分けた方がいいし、しないんだったらお墓に入れるのに大きい骨壺に1つにまとめてもいいしと言われ、そこでオヤジが「1つにまとめて下さい」と言ってた。

…にもかかわらず、お坊さんから小さい骨壺の事を聞かれた時に「葬儀屋さんから分けるとかそんな説明何も受けてない」と平然と言ってるのでオレ、弟、弟嫁の3人で「いや、葬儀屋さんがどうするか聞いてくれた時に自分が1つでええって言うてたやんか!」と。

オヤジ「そんな話したか?」

お坊さん「…ま、ええでしょう(苦笑)」と。

お坊さんとしては別で骨があるからそれは四十九日まで家で置いといて、先に他の骨を納骨って思っちゃったのかな。

5月2日の納骨の話はオヤジとお坊さんのみで話合いしたから経緯は分からないんで。

 

5月2日の午後からは役所で各種手続き。

葬儀屋さんから人が亡くなったらこういう手続きが必要ですよ、みたいな市が発行してるパンフレット?みたいなものを貰って、それで市役所のどの窓口でどんな手続きがありどんな書類を事前に用意して行くのか確認。

その中で年金の手続きでは年金手帳が必要なのでオヤジとオカンの分を預かって行く。

オカンは長いことオヤジの扶養でかつ専業主婦でもあったから多分国民年金だけなんだろうけど、結婚前の状況が分からんので結局細かい年金の内容は年金事務所に行く必要があるのと市役所の窓口で言われ、かつ本人(オヤジ)以外が行く場合はオヤジからの委任状と年金事務所の予約が必要とのことでこの日は行けず。

帰宅後オヤジにその旨を伝え委任状を書いてくれと書類を渡す。

その書類には基礎年金番号の記入欄があって…

オヤジ「基礎年金番号!?年金手帳なんてしばらく見てないし、どこに置いたかな?」

オレ「いやいや、今朝オレがオヤジに言うて出してもらって預かったやん…

まあその前に委任者の名前のところにオカンの名前を書こうしてたから「何で死んだ人が委任状書くねん!」とツッコミは入れたけどね。

 

…とまあこんな感じでほんのついさっき言った事、聞いたことをまったく記憶してないのが多々あったのよ。

オヤジももう82歳。

物忘れしても全然おかしくない年齢ではある。

が、オカンの時もそうだったが認知症の始まりは「最近物忘れひどない?」みたいな感じだったので、まさか今度はオヤジもか!?とやや不安になった。

表向きは平然としてるけど、オカンが亡くなったことがショックで一時的に気が動転しての妙な言動だったのならいいのだが、もしオカンの死がオヤジの認知症トリガーを引いたことになったのだとしたら…。

オヤジが本当に認知症なら、オカンの時はオヤジが家に居たけれど、今度こそ日中誰もオヤジを見てる人が居なくなる。

そうなると…ちょっと怖いし困るな。

念のため葬儀の後から本人同意の上でオヤジにGPSを持たせたけど。

そしてオヤジも認知症になった人間がいかに周りの人間にお世話かけるかをいやっちゅーほど見てきたから、オレの目から見てもさすがにこれは物忘れの頻度としては度を越えてないか!?…となった時点で病院に行くことには否定はしないだろうとは思っているのでそういう意味ではオカンの時よりはまだマシか。

オカンの時は本人が絶対に認めず「ワタシは正常だ!」と言い張るのをこっちも認めてしまったので結局手遅れになってしまったからね…。

 

今日は備忘録なので特にオチは無い。

ただ、ここ何日間かで今回書いてない小さいことも含めてオヤジの言動に「ん?」と思うことが多々あったので書き残しておく。

コメント (4)
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