活動してないのに報酬3億円 「幽霊消防団員」、その実態は?(毎日新聞) - goo ニュース
消防団(しょうぼうだん)とは、日本においては、消防組織法に基づいて各市町村に設置される消防機関である。
地域差はあるが、概ね以下のような構成で運営される。
1.団 (市町村に基本的に一つだが複数ある自治体もある。(複数の場合は、消防署毎又は合併前の区域毎に団があることが多い。)団長が指揮する。)
2.分団 (市町村のうち、小学校区に一つか幾つかの大きな町、集落単位で一つ。分団長が指揮する。)
3.部 (分団を構成する集落をさらに細分化し、1~数個の町、集落単位としたもの。部長が指揮する。)
4.班 (部内に設置され、消火班、機械班などの担当を持つ。班長が指揮する。)
…とまあ知ったかぶりを発揮したが、Wikipediaからの抜粋であることはもうお気づきかと思われる。
何で今日はこんな話を出したかと言うと、実はオレは今年の3月初旬に消防団に加入した。
まあ厳密に言えば無理やり加入させられたのだが。
でも、ご存じこのコロナ禍ですよ。
何においても「密」を避け、感染拡大を防止せねばならない。
つーわけで、オレは消防団に入ったものの、消防学校での講習も今だに受けず。
ど素人状態で年末を迎えた。
消防団の年末の活動と言えば「夜警」。
年末の火災発生を防止すべく、夜に担当区域をパトロール?するという重大任務がある。
で、オレが消防団に入って実質初めての活動である夜警にこの前の土曜日に参加したのである。
そこで見た光景とは!?
ここで冒頭のリンク記事「幽霊消防団員」の話題。
記事の主旨は実際には活動実績の無い名ばかり団員の分まで報酬が支払われている実態がある、と。
また、報酬も個人に支払われずに分団や班で私的に使われたりしている、と。
おかしいと声を上げると、声を上げたものが「村八分」に遭うケースもある、と。
この記事が出たのは昨日28日の毎日新聞の朝刊1面。
オレが消防団の夜警に参加したのが26日土曜日。
この記事を読んで「でしょうね」と思ったのが正直な感想。
で、話を戻してオレが見た光景とは…。
夜19時半に班の詰所に集合と聞いてたので詰所に向かう。
そして19時半からパトロール開始。
…と言っても分団ですら担当地区は小学校区内。
ましてやさらにその中の組織の班になると、パトロール地域なんてたかが知れている。
正直15分程度で終わったよ。
「え?これで終わり?じゃあこの後何すんの!?」
って思ったら、なんと飲み会開始。
簡単に言えば仕事中に酒を飲んでる状態ですわ。
その前に地区のパトロールが終わり、オレはまったく初めてで他の班の詰所の場所すら分からんので他の班の詰所3か所にも連れてってもらったのだが、そこもすでに大宴会中だった。
その後にうちの班に戻っても同じような宴が始まったことにオレはもう目を疑ったよ。
詳しくは聞いてないので推測だが、恐らく詰所のテーブルに並んだアルコール類、お菓子、つまみ類は税金から支給された分団の活動費から出ているものと思われる。
もしも自腹だったらここまで遠慮も無くガバガバと飲むかいな。
もしかしたら夜警という活動に対して本来であれば個人に支給されるべき報酬をプールして購入したのかも知れない。
とにかく、ストックしてるお酒の量もハンパない。
種類も居酒屋か!ってくらい豊富だった。
結局、夜警と言う名目で「タダ酒が飲める」場に成り下がっているこの状態。
こんな組織と活動に何の意味があるのか?
もしも、もしもですよ。
本当に火事が起こったら飲酒運転で現場まで行くんですかい?
詰所は緊急事態に備えて待機しておく場所でしょ!?
そんな場で酒飲みながらおるて、一体どういうつもりなのだ?
オレはね、地元で生まれ育って48年。
途中転勤で7年半ほど地元を離れたけど、基本ずーっと地元に居る。
そんな地元に今まで何の役にも立ってなかったから、本当は消防団なんて「死んでもイヤだね!」(by大和田常務)だったけど、オレもええ歳こいたおっさんだ。
こういう形で地元に貢献するのもいいかも知れないと気持ちを切り替えて入団を承諾したんだよ。
それがタダ酒の場と化したこの体たらく。
もうマジでうんざりしたね。
表向きは詰所に集まって、仮にも15分程度とは言えパトロールもしたから一応活動実態がある。
が、夜11時まで続いたこの宴会。
ほとんど幽霊消防団員と変わらんやないか!
こんなんだったら詰所にいる必要なくね?
どうせみんなすぐ近所なんだし、オレは自宅で待機してるから何かあったら呼んでよ…と言いたくなったわ。
オレ以外の連中はタダ酒飲めて上機嫌だったけど、お酒がまったく飲めないオレは夜11時までの約3時間余り、地獄であり貴重な人生の中の時間の無駄遣い以外の何物でも無かったわ。
そんな夜警に今日から大晦日までの3日間参加する。
もう考えただけで憂鬱だ。
ほんま、マジでこの状態を新聞社に匿名で訴えたろか。
こういう有名無実の組織に多額の税金が投入されていると思うとほんま腹が立つ。
「でも、こうでもしないと現状団員になり手が無い」
は?
だったらこんな組織はもう不要でしょ。
でも、記事によると消防団は選挙の票田になってる現状もあり、政治家たちはこの現状を知りつつもあまり厳しく言えないってこともあるんですってよ。
は?
消防団は選挙の票稼ぎのために存在してるとでも?
じゃあますますこんな組織は不要だ。
住んでる地域はまるで違いますがお疲れさまでした。
まぁ、消防団=体育会系=飲み会ってことで、
あまり違和感がありませんね。
ワシは消防団員なんてまっぴらですね。
オタクですし。
コメントありがとうございます。
ワタクシも消防団なんてまっぴらごめんです。
入った今でもそう思っています。
やる気に満ち溢れていたらこんな記事をブログに書いてませんしね(笑)
ワタクシも貴重な休日は地域の活動なんてしないで家でゲームしてたい派です。
アニメもこの歳になっても楽しいです。
グラビアアイドルを見て癒されてます。
別にアウトドアやスポーツだけが趣味じゃありません。
オタクだって立派な趣味です。