不信任可決の斎藤元彦・兵庫県知事、今後の対応「大変重い判断になるのでしっかり考えていく」
連日のように流れる斎藤兵庫県知事のニュース。
定例会見なんかの映像を見ると明らかにやつれている…ようには見えないね。
世間からの大バッシングの中、そして県議会の全員一致の不信任決議案採択の中、それでも斎藤知事は「辞める」とは一言も言わない。
鋼のメンタルなのかな。
いや、悪魔将軍のダイヤモンドパワー発動レベルやな。(byキン肉マン)
辞めない理由の一つは「3年前の選挙で県民から付託を受けた」からだと。
3年前はそうだったんだろう。
きっと兵庫県民の皆さんは若くて誠実そうな外見、東大出身で頭脳明晰であろうことからこの人なら兵庫県をもっと良い県にしてくれる!と思ったんだろう。
けど今はどうだ?
そんなことを思っている県民はいるんだろうか。
そもそも斎藤知事はお忘れなのだろうか。
斎藤知事が県民から付託されたと言うのなら、県議会議員も同じく選挙で県民から付託された方々です。
その県議会議員全員が「斎藤知事ダメ!絶対!」と言っているんです。
「全員」ですよ。
色んな考えの違いがあるから政党や会派がある。
そんな政党や会派が今回の斎藤知事不信任決議に関しては全員が賛成しているんですよ。
すなわち、兵庫県民全員が「斎藤知事、アウト~!」と言っているのと同じなんです。
いつだったかの会見で「頑張れとの声をいただいている」と言ったような旨の発言をされていた。
それホンマ?
報道によれば今県庁にはクレーム電話が殺到して業務に支障が出るレベルらしいじゃないですか。
今や一番応援してくれるはずの家族さえも世間からの攻撃を避けるために県外に「疎開」しているらしいじゃないですか。
それでも「辞める」とは言わない。
この図式、連合軍の圧倒的火力と物量により日々日本のどこかの都市が空襲で焼け野原になっていく状況の中で最後まで徹底抗戦を叫んでいた旧日本軍の軍幹部みたい。
この堅い続投の意思、ある意味尊敬に値するわ。
ただ、間違っているけどね。
今でも自分が正しい、間違ってないと思っているからなのか?
その信念はどこから来ているんだ?
東大出て総務省に入省、からの県知事当選というエリート街道を歩んだプライドが崩れ落ちるのを認めたくない?
まあそう思うのは勝手ですが、その変なプライドで県政が停滞している責任は?と世間の誰もが思っているんですよ。
そして県政を停滞させないように実際必死になって頑張っているのは県職員の方々ですから。
県職員の方々も実際本音は「こんな知事の下で働きたくない!」と思っているに違いないだろう。
だって仲間が自死するような事態にまで追い込んだ張本人と言っても過言じゃないからね。
実際県職員が全員仕事をボイコットしたらどうすんの?
斎藤知事一人で県政を停滞させること無く進められるの?
そんな大事な職員を敵にまわすような言動の数々、反省のかけらも見えなかった百条委員会での答弁。
もうね、これは完全に「詰み」でしょうよ。
不信任決議案はポツダム宣言ですよ。
もう受け入れるしか無いでしょうよ。
不信任決議案が採択され、その後すぐにでも「辞職します」とでも言えばまだ後味悪い中でも一つの区切りとしては良かったんだろう。
が、昨日時点で動きは無かった模様。
この3連休でしっかり考える?
もう考える余地なんて無いと素人考えでも思うけどね。
ただ!
仮に辞職してそれで終わりでは無い。
結局まだ斎藤知事は告発文書に書かれた内容含む数々の疑惑の事実を認めていない。
片山元副知事はさっさと辞めて逃げてしまったけれど、斎藤知事だけは逃がしてはならない。
政治家なんかは良く「責任を取って辞職」なんて言うけれど、それは責任を取ったのではない。
責任から逃げただけだ。
真実を認めさせてから辞めさせるようにしないと結局この問題は解決したことにはならない!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます