今日は個人的な話。
先週驚きが2つあったので書き記しておく。
6月1日、今年度入社の新入社員が和歌山にも配属された。
当然オレの課には誰も入らない。
オレは職種は営業とは言え少し特殊だから経験値が必要。
何の経験も無い新卒が即配属なんてまず無い。
なのでまったく第三者目線で「フレッシュマンっていいなぁ」なんて、その日の朝礼で支社長から辞令を受け取る新人を眺めてた。
で、その日の午後から課所の会議で上司が…
「今日営業部門に配属された新人、10月1日付でうちに来ることが決まってるから」と。
ええええええええええええ!!!
これには驚いた。
何でって、うちに新人が来るってのもそうやけど、今年は4人新卒が和歌山に入った。
すなわち、一気に4人も新人が来るってことですよ!
ただでさえ忙しい中で4人もいっぺんに誰が教育するの!?って話ですよ。
爆乳後輩Mちゃん(36歳独身女子)は「ワタシはえ~さんが適任だと思います」と他人事のようにしれっと言うし。
いやいやいや。
オレはこの会社でキャリア27年目やけど、新人の教育係なんてやったことねーし!
先にも述べたように新卒なんて配属されたこと無いんだから。
でもMちゃんは言った。
「ワタシの教育係、え~さんだったじゃないですか」
それは微妙に違う。
後輩Mちゃんが入社して、まだ配属される前の研修の一環の現場実習で2日間だけオレが面倒見たことあったけど、がっつり仕事を教えるとかやってない。
オレの営業活動に一緒に連れてまわっただけ。2日間だけ。
これは困ったぞ。
で、上司は言った。
「教育係はもう決まってるから」と。
翌日、アドバイザー研修のご案内というメールが東京の本部から届いた。
中を見たら、新人教育にあたる人向けの研修を受けなさい、とのメールだった。
添付ファイルには北は北海道から南は沖縄まで、今年入社の新卒300名超の名前と、その教育にあたる社員の名前の入った名簿が。
当然オレの名前もあった…
既定路線だったか…
と、同時に後輩Mちゃんは憤慨。
その名簿には後輩Mちゃんも教育係として名前があったから
要はオレが2名、Mちゃんが2名をそれぞれ教育することになっていたからだ。
ちなみに、他の地域はアドバイザーと新人のマンツーマン体制やけど、和歌山だけ人員不足?のせいか、一人で2名受け持つことになってた。
資料みたら、いろいろ計画立てて実行して報告とかせねばならんっぽい。
めんどくさ…
で、冒頭にも書いた2つ驚いたことの一つがまさかオレの課に新人が来てさらにオレが教育係をするってことがもう決まっていたと言うこと。
そしてもう一つ驚いたこと。
6月1日にまず新人が配属されたのはバリバリの営業の部門。
どこの会社でもそうやと思うけど、まずは新人は毎日未取引先へ電話コールや飛び込み営業をするという地獄のような日々を過ごさねばならん部門。
で、こういう地獄の日々を過ごしながら少しづつ経験を積み、顧客も増やしていくと言う流れはうちの会社もよその会社も同じだと思う。
が、やっぱり今時の時代?こういう気合と根性で乗り切らねばならん日々は若者には合わないのかね。
毎年半年持たずに辞めてしまう新人が結構多いのよ。
で、少子高齢化の時代、入社して居残る社員よりも、定年退職も含めて辞めていく社員の方が多くなってる現状、このままでは何年か先には人材不足に陥るとようやく会社も気付いたのかな?
そこでまずは例年通り普通の営業部門に配属。
で、下期にはオレが所属するちょっと特殊な知識と経験値が必要な部署に配属して、そういう部門も経験させておいて、んで翌年4月に(居残っておれば)自分がこの先どういう部署で働きたいのか本人の希望を聞いたうえで再度配属するんだって。
うちの会社、そんなにやさしい会社にいつからなったの!?
オレの時代も含めて、本人の希望なんてまず聞いてはくれんかったし、つい最近までは営業がきつくて嫌なら辞めろの姿勢だったのに。
確かにうちの会社は世間体だけは良い会社を装っているから、入社して内情とのギャップに嫌気をさして辞める社員が毎年何人かはいることも事実。
そのせいかどうか知らんけど、急にやさしい会社に変貌を遂げておる…
希望を聞いて再度配属て…。
そんな優しい会社だったら何でオレが4年も和歌山戻せ!と異動希望出し続けてたのに聞き入れてくれなかったの!?
あ、今年からそういう方針になったからオレも急に戻れたのかな?
とにかく、新人のうちから配属の希望を聞いてくれるなんて、そこに驚いたって話。
(あ、会社は配属の希望は聞くけど叶えるなんて事は決して言って無いってのがポイントかもね)
追伸。
最近後輩Mちゃんとの会話の中で、「ワタシは会社の中で尊敬できる人物はいますか?ってもし聞かれたらえ~さんだと間違いなく答えますよ。だって、ワタシの師匠ですもん」と言ってた。
後輩Mちゃんは時々毒を吐くから本音かどうかは知らんし、先にも書いたようにMちゃんとは配属前に2日間同行しただけで、配属後は同じ課にはなったけどオレは当時別営業所に居たから仕事は直接教えてないし、オレが異動してMちゃんと机を並べてたのは多分2年くらいだったろうけどその頃は役割が微妙に違ったからそんなに教えることも無かったし、んでまたオレが大阪に異動したから師匠なんて言われるほど何も教えちゃいない(と思う)。
でも、オレの記憶には無いけどMちゃんがそう思ってくれてるんだったら有難い話やし、今年の新人にもそう思ってもらえるように(10月から)教育を頑張ろうと思う。
ただ、今年の新人とはもう年が親子ほど違うというギャップだけが心配だわ
え~さん、新人の教育係ですか!2名も。自分の営業活動もしなきゃならないのに。
ブログの中にある新人の非取引先の飛び込み営業。そういえば、昔、大学を卒業したばっかりのような女子や男子が何かの件で飛び込み営業に来たことがあったような。塾とは全く関係の無い内容だったので断りましたけど。
え~さんの会社は有名な会社らしいですけど、300人も新卒の社員を採るんですね。それで、辞めていく人が多い。そのような会社でえ~さんは勤続27年。凄いですね。学習塾も辞めていく人が多い業種です。私なんぞも、毎日、毎日この仕事とおさらばしたい!と念じながら40年近く働いています。(今日は100円BIGの当選発表日。1億当たっていれば、辞めようかな?)そんな中、教育係。後輩の方も。
どういう新人が来るか?後輩の方の新人も含めて4名。4名もいれば、中には???という人もいるかも。真面目で、しかし真面目過ぎず、きちんと仕事を覚えてくれる、粘り強いという人たち4人であれば良いですね。
業種は全く違いますけど、学習塾は教育の場です。何も説明せずとも、自分で理解している子供もいれば、同じことを5回、6回言っても理解できない子供もいます。40年近くこの仕事をしてきましたが、やっと今年、この覚えの悪い子供の面倒を見れるようになってきました。前までは、イライラしていました。腹が立って、仕方がありませんでした。
え~さん、そして、後輩の方、くれぐれもストレスを貯めないように、気を付けてくださいね。別に、言わなくても良かったかもしれませんけど。
ホント、教育???難しいです。
昨日仕事の合間にアドバイザー向け研修動画を少し見ました。
今年入社した世代の生まれてからこれまでの時代背景や世代の特徴とか、どのような目標を持たせ、それをどうやって納得させて行動させるのか、等々が説明されていました。
ハイ。難しいです…。
昭和なら「やれと言ってんだからやれよ」で終わりだったのかも知れないですが、今の時代下手したらハラスメントだ何だと騒がれます。
恐ろしい世の中になったものです。
まあそれは置いといてもやっぱり人に何かを教えるって本当に難しそうですね。
ぷ~さんは40年もそういうお仕事をされているんですよね。
尊敬します。
実際の教育はまだ少し先ですが、今から少しずつ準備もしておかないと大変なことになりそうな予感がします。。。