オレは昭和の人間です

キャッシュレス決済100兆円超　22年、比率は過去最高36％

 

キャッシュレス決済。

要は買い物の時に現金を財布から出さずに済む支払い方法。

記事にもあるけど、最近本当に増えたよね。

オレの周りの若者なんてみーんな買い物した時に財布を出さずにスマホを出してる。

見てても思う。

便利なんだろうな、と。

 

ちなみにオレはキャッシュレス決済なんぞやったことが無い。

いや、厳密に言えば一度だけやった。

（交通系ICカードで交通機関を利用も含むなら何回もやってるけど、今回は買い物でってことで）

それは昨年スマホを買い替えた時。

オレのスマホはdocomoなんやけど、買い替え時にd払いで料金支払いしたらdポイントがお得とか何とか言われてその時に使った。

d払いのアプリを立ち上げ表示されたバーコードをピっとして終わり。

ほんまにお手軽。

近い将来財布なんて誰も持たなくなるかもね。

もう財布業界真っ青。

財布メーカーも死活問題ですわ。

 

でもね、やっぱりオレは現金払いに安心感があるんだよ。

古い人間なんだろうね、きっと。

財布からお金を取り出して払う。

目の前で見えた風景以外の事実は無い。

方やキャッシュレス決済なんて現金の流れが目に見えない。

もし悪意ある第三者に何かされてても絶対に分からん。

「今月何か引き落とし金額多い気がするけど、何買ったっけ？忘れたわ」

てなことになっちまう。

 

もう一つの理由として無駄使いが減る。

財布のお金が目に見えてると…

「あ、やべ。もう財布に諭吉先生がおらんわ節約せねば。」

…みたいな感じで自然と無駄な買い物や飲食をしないよう気を付けるようになるやん。

キャッシュレス決済やってる方々、今月いくら使ったか言える？

多分言えないと思う。

もちろん現金払いでも言えないけど、現金の場合財布の残金が見えてるだけで購買行動が大きく変わるよね。

 

いつもニコニコ現金払い。

悪用の恐れなし。

無駄遣いの恐れなし。

やっぱり現金に限りますわ

 

…なんて言うてると、そのうち時代に取り残されるんだろうね。

2025年の大阪万博も会場内は全てキャッシュレス決済にする言うてるし。

我が故郷和歌山県のお隣大阪府で万博開催ってことで、もしかしたら行く機会があるかも知れない。

そうなるとキャッシュレス決済に対応出来て無いともう何もできやしない。

昭和の時代に生まれたオレも、令和の時代に合った生活スタイルに思考も含めて変えていかねばならんなぁと思う今日このごろ。

 

しかし、キャッシュレス決済って誰が得してんの？

利用者は財布からいちいちお金出さずに済むから代金支払い時に時間かけずに済むってメリットがあるだろうけど、実質それだけじゃね？

店側はキャッシュレス決済に対応した機器やシステムを導入せねばならんし、決済会社に手数料も支払わねばならん。

その機器やシステム代金、手数料分はきっと代金に上乗せされて消費者へ転嫁されていることだと思う。

となると、消費者は代金支払い時に時間かけずに済むってだけのために知らず知らずに金銭的負担を被っている。

結局一番得してんのは黙っててもチャリンチャリンと手数料が降って来る決済業者だけでは？

ほんま、オイシイ商売考えましたな。