憲法改正「主役は国民」 護憲派は「ほんとに戦争するんですか」
昨日で暦上のGWは終了。
今日は重い脚を引きずりながら会社に向かった方も多いことでしょう。
この前も書いたように、オレは今日有給休暇を取得しておりますので明日の土日を含め、あと3日間の連休を楽しみたいと思います。
(て言うてもこの先も何の予定も無いから、家でゴロゴロするという贅沢な時間の使い方を楽しむって意味です)
さて、GW期間中の5月の3連休初日、すなわち5月3日は憲法記念日。
この日に絶対に取りざたされるのが改憲の話題。
で、冒頭のリンク記事のような話がもう毎年のように出て来るわな。
ちなみにこのネタを憲法記念日に書かなかったのは深い意味はありません。
今日書くネタが無いからやや賞味期限切れネタを今日書いたワケです。
何でも期限をやや過ぎた腐りかけ一歩手前が一番おいしいって言うじゃない(←ちょっと違う)
で、このGW期間中もそうやけど、オレは何の予定も無いもんで必然的にテレビを視る時間が多くなる。
そして絶対にどのチャンネルでもやってるのがウクライナ情勢。
ほんまロシアのプーチン!お前何様なん!?
誰かこいつ暗殺して早く平和にしてくれへんかな!?って、ウクライナから遠く離れて平和そのものの日本に住んでるオレですらそう思うんだから、現地でミサイルや砲撃に脅える方々の心中は察するに余りある。
ここで改憲の話。
改憲反対派は絶対に常套句のようにこう言いますわな。
「ほんとに戦争するんですか? 中国がヤバいからやられる前にやっつける準備をするって、それでいいのかな?」
ほんまに「ちょ、待てよ」とキムタクじゃなくても言いたくなりますわ。
何で改憲=戦争なんだ?と。
どういう脳みその構造してるんですか?って。
改憲賛成派の人がいつ「改憲して日本をいつでも戦争できる国にするんだ!中国を武力で叩こう!」なんて言うたんだ?
今の憲法は、もし仮に中国や北朝鮮、ロシアから核ミサイル飛んできて日本に着弾して大勢の罪の無い市民が死ぬまでは一切何も出来ない憲法ですよ?
そんな憲法でもええと言うんですか?
ウクライナ情勢見てないんですか?
でも、記事によるとウクライナ情勢は見てるみたい。
「ウクライナの惨状は絶対、戦争を起こしてはならないということを示している。戦争は双方が傷つく。憲法を守り平和外交を真剣に行って解決する道を探るべき」
…と。
ほんまこれウクライナの人に謝れよって言いたい。
これじゃまるでウクライナ側にも問題があったような言い方。
ウクライナが平和外交出来ない国だって言うてるようなもんじゃないの。
だからロシアに攻められたんだって言ってるようにオレには聞こえるぞ。
それに、だ。
今のロシアのプーチンが、仮にウクライナ側から「話合おう」と言ったとして素直に応じたか?って。
話合いなんてのが通じるのは常識ある相手だけやって。
頭がおかしい連中相手に話し合いなんて無理なんやって!
普通は戦争なんて誰もしたいとは思っちゃいないさ。
でも、頭がおかしい連中はそうでは無いんだよ。
「こっちの思い通りになるための手段は選ばない」
そういう思考なんだよ。
そんな相手にはどうしたらいい?
もう有事の際にはこっちの被害を最小限に押さえる準備だけは整えておかねばならない。
その準備が整った上で次に話し合いでしょうが。
今の日本の憲法では被害を最小限に押さえる準備が出来て無い(というか法律上出来ない)から今のうちに準備しときましょ!って話じゃないの。
そういう理屈が何で分からないのかな?
改憲反対派の人達はウクライナ情勢を対岸の火事とか思ってるのか?
日本の隣は今ウクライナと戦争してるロシアやぞ!
実際日本も北方領土をロシアに占領されたままになってるんやぞ。
あまりニュースにもなってないけど、津軽海峡をロシア軍艦艇が頻繁に通過してるんやぞ!
(国際法上、津軽海峡は「公海」らしいので通過するだけなら問題無いらしい)
分かりやすく言うたら家の前の公道を殺人の前科持ちのヤクザが行ったり来たりしてる状態やぞ?
「怖い」って思わないのか?
「平和外交」なんて言うてる連中は家の前をウロウロしてるヤクザに「通らないで下さい」って直接言うこと出来るか?
オレには無理だ。
だからオレだったら今自分に出来ることを準備して最悪家の中に入ってこられた時の対策をするわ。
自分の身近な例に置き換えて考えることも出来ず、脳内のお花畑が満開で「平和外交」なんて甘っちょろいことぬかしよる連中はほんまに平和ボケし過ぎでっせ。
頭ボケるんはGWで遊びほうけた後だけにしてくれや。
国民を守るのが憲法。
でも、理念だけでは平和にならないのもまた事実。
相手(国際情勢)に合わせて臨機応変に変えていくことも大事。
改憲反対派の人はまず理想と現実のギャップをしっかりと見る努力をしような。
両隣の家が再三にわたって、家の中に無断で侵入してきて、「おら!おまえんとこの玄関先はおれんとこの土地やぞ!」と脅迫している。そして、向かいの小さな家では、何十回も我が家の玄関先で爆薬実験して、「お前の家を焼いてやるぞ!」と脅迫している。そして、向かいの小さな家の親戚のこれまた小さな国は「昔、お前んとこで働いていないけど、給料貰ってないから未払い給料払え!」と恐喝。
でも、我が家はカギがボロボロでかかっていないのも同じ。家の中に侵入しようとすれば、いくらでもできる。そこで、家のカギを強固なものにしようとすると、変な考えを持った家族がいて、「あんた、お向かいさんと両隣に強盗に行くんか?」と言う。
「いや、家のカギを強固なものにするだけです。」と言っても、うちのカギはむしろ無い方が良い。「玄関開けっ放しで結構。向こうは絶対に入ってきませんて。」と言う。
「なぜ?」と聞くと、「この家には憲法9条がある!大丈夫!」…。
もう、やってられまへんて。
こんな奴らの屁理屈聞いてる必要あるの?もちろんありません。
ここ20年、日本の世の中の動きを見ていると、「ますます変な世の中になってきたなあ。」と思うようになっています。これだけ戦争、日本が侵略される危険性が高まっているのに、日本の国会議員は「ラーメン議連」を作って、和歌山ラーメン、とか徳島ラーメンなどのご当地ラーメンについて議論するとのこと。
野党は、溜息が出るほどの阿呆ですが、与党もひっくり返るほどの阿呆が勢揃いです。
日本のどこかに一発、というか一発で済むわけないなあ。何百発、ぶち込まれて、やっと目が覚めるようなことになりはしないか?
とても不安です。
自称人権派や平和主義者は逆に「自分が同じ立場だった場合」や「身近な例に置き換える」ってことを考えることが苦手なようですね。
主旨とは違いますが、昨日毎●新聞に「今回のウクライナ情勢を機に、日本は真剣に難民受け入れを考えるべきだ」的な記事が書かれてました。
ほほう。
本気でそう思うのなら、一度見ず知らずの外国人を2~3人、この記事を書いた記者ご自身の家で住まわせてやればいい。
部屋を最低一部屋占拠され、働きもしないのにタダメシだけは一人前に食う。
そのうち「もっとこうして欲しい、ああして欲しい」の要求が始まるんですよ。?
こういう状況、耐えられますか?って。
1日や2日なら我慢も出来ようが、先が見通せない時って「ちょっといい加減に出てってくれない?」って言うと思うんですよ。
国が難民を受け入れるってことは、こういうことなんですよ!となぜ身近な例に置き換えて考えられないのかな?って思います。