東名あおり差し戻し審、事故鑑定の専門家が証言「一家の車は被告を回避できた」
思い出しても胸くそ悪くなる東名高速のあおり運転事故。
いや、オレから言わせたら事故では無く事件だわ。
事件が公になった当時、オレもあまりにも胸くそ悪くて4回もブログに書いてるわ。
(クズには死刑が相応しい、続・クズには死刑が相応しい、クズには死刑が相応しいPartⅢ、クズには死刑が相応しいPartⅣ)
その事件の差し戻し審で…
弁護側が請求した交通事故鑑定の専門家が証人として出廷。「一家の車は停車せずに車線変更でき被告(の車)を回避できた」などと証言した。
…と。
だから?
だから犯人(とあえて言う)の石橋和歩に罪は無いとでも?
オレみたいな一般人の心情…というか感情はそうじゃないでしょ。
回避できたかどうかでは無くて、危険なあおり運転という行為がどうなのって話でしょ!
仮に回避できたかどうかと言うのなら、カーナビのデータからはそう分析できたとしても実際心理的に追い詰められた(であろう)被害者が冷静にそういう運転が出来たかどうかも考えるべきだ。
そして回避できてたとしても、犯人石橋和歩の当時の行動からその後もしつこくあおり運転を繰り返したであろうことは想像に難くない。
すなわち、遅かれ早かれ同じような結果になっていたであろうってことだ。
そりゃね、物事を結果だけで判断するのはよくないケースもあろう。
が、この事件の場合は完全に石橋和歩の逆ギレやん。
ただのクソやん。
どこにプロセスを考慮する必要があるんだ?
今回のケースだと起こってしまった結果で判断すべきだと法律知識皆無な一般人としては思うんだが。
で、今日の本題。
弁護士って「正義の味方です!」ってイメージあるけど、こういう事件ではなんかそうも思えないよね。
弁護士の仕事ってのは依頼人を守ること。
そりゃね、無実の罪で刑務所に入れられるかも知れないような場合は絶対に守るべきだし守られるべき。
が、今回のケースでは「悪いことした人間をその罪に相当する罰よりも減刑させる」仕事やん。
なので机上論の「回避できた」なるデータまで出して、心情的なものは完全に無視で減刑を図る。
こういうのってどうなのよ?って思う。
まあ弁護士にも「金さえもらえれば何でもするよ」って人もいるだろうよ。
弁護士も仕事だ。
そりゃ報酬の高い仕事を優先する心情は分からんでも無い。
反社会勢力に手を貸す弁護士もいるくらいだし。
今回の弁護側がそういう奴らかどうかは分からんけど。
もしかしたら仕方なく引き受けて、でも引き受けたからには全力で仕事をする…ってタイプなのかも知れない。
オレら営業職かてしたく無い仕事や対応したくないお客があるけども、そこは仕事だと割り切らなきゃならん時もあるからな。
が、仮に前者のような弁護士だったとして、だったら胸に手を当ててよーく考えてみろと言いたい。
弁護士を志した時にはそういう心境だったか?
金のためには何でもしまっせ!だったか?
違うだろ。
「困っている人を助けたい!」「無実の人を救いたい!」
そういう心境だったとオレは思うんやけど違うか?
今回の鑑定人の出したデータはあくまでも客観的なデータだけの話。
問題はそれを明らかな悪意を覆い隠す都合の良い証拠に置き換えて採用しようとする弁護側のその姿勢よ。
こんなデータで回避できたの何だの言うのなら、この世の中の交通事故はすべて事故を起こした側の100%過失になってしまうやん。
どんな事情があろうとも、「ドライブレコーダーのデータからの解析では回避できたはずです」なんて言われて終わりやん。
もしくはデータの解析どおりの運転が出来るくらいなら、世の中から交通事故はゼロになりますって。
でも、そんなワケないのが人間の判断力であり、事故当時の心情や環境の影響でしょうよ。
そういうことも判断しての裁判じゃないのか?
いや、弁護士の仕事なんじゃないのか?
両親を目の前で亡くした姉妹の心境も考えての弁護じゃないのかい?
何を言おうがオレは法律知識皆無の一般人。
オレが言ってることは実際の裁判では法的には何の意味も無いことなのかも知れない。
が、あえて言う。
この弁護側の姿勢は間違っている気がする。
そして何度も何度も過去書いてきたけど、またまたここで書いておく。
身勝手な理由で他人の命を奪った者は、己の命を持って償う以外に方法は無い!
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