サモワールを囲んで

日本ユーラシア協会愛知県連ブログ

新春サモワールお茶会に参加して

2016年01月21日 | サモワールお茶会
今回のお茶会には三人のかわいい女子大生が来てくれました。そのうちの一人は高校生の時に
当協会のロシア語講座で勉強していたN子さんです。彼女がお友達二人を誘って参加してくれました。

そのお友達二人が感想文を書いてくださったので ご紹介します。

Mさん:

イーゴリさんによる、ロシア文化のお話を写真を見ながら聞き、時には笑いもあり、楽しいひと時を過ごしました。イーゴリさんのお話が
終わった後は、サモワールの紅茶を飲み、ロシアの伝統料理を食べながら、お互いに楽しい自由なトークをしました。

参加者の中には、外資系で働いている方、フランス文化の研究者、英語の教師等、様々な職業につかれている方々がおり、ロシアにとどまらず
他の文化のお話も出来、まるで文化の海にいるような、様々な刺激を受けました。私は大学生で初めは緊張もしたのですが、皆さんとても気さくで
フレンドリーなので、あっという間に打ち解け、とてもリラックスして楽しくお話出来ました。

ロシアの伝統料理は、どれも美味しく、また食べてみたいと思えるものばかりでした。今回、ロシアのお茶会に参加出来てとても良かったです。
サモワールは初めて実物を見れてとても感激しました。ロシアの伝統料理もとても美味しかったです。又、皆さんでいつかお話出来たらいいなと
思っています。有難うございました!

Kさん:

初めてロシア語と、ロシアの文化に触れて、日本の文化との違いを知ることが出来ました。ロシア語を学ぶ機会を与えていただいて、
本当にありがたかったです。今回のお茶会に参加したことで、ロシアの音楽や、食生活、言語に興味を持ち、独学で学んでみたいと
思うようになりました。私はフランス語を習っているので、ロシアとフランスを結びつけて考えてみることのできる、大切な時間で
した。他の文化の方とも出会えて、世界の繋がりを感じました。フランス語以外の言語も習うことも考えさせられ、とてもいい勉強に
なりました。

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N子さん、Mさん、Kさん、お茶会に来てくださってありがとうございました。
お茶会を楽しんでいただけたようでとてもうれしいです。

ロシア語学習者の方たちに気楽にロシア語でおしゃべりができる場と 普段の教室や教科書では出会えない
ロシアの一面(食べ物や飲み物なども)を楽しんでもらうこと共に ふだんロシアとかかわりのない生活を
している人たちにロシア語やロシアの食べ物や習慣をご紹介することがこのお茶会の目的です。

今回のメンバーはロシア語学習者とそうでない方が適度に交じり、他の異文化体験者が多かったことで
面白い話題がいろいろ出て 大きな刺激を受けました。

3月13日(日)には「ユーラシアフェスティバル」という集まりがあり、旧ソ連の国々の人たちも
参加されますので ぜひおでかけください。
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第4回新春サモワールお茶会報告

2016年01月20日 | サモワールお茶会
С НОВЫМ ГОДОМ !

新しき2016年の初めを飾る催しは「新春サモワールお茶会」です。

1月17日(日)に第4回新春サモワールお茶会が開かれました。会場はいつもの
ロシア語教室です。
会場の設営、食器の準備、お菓子やお料理の盛り付け、サモワールの用意など 準備は
12時過ぎから始まりました。メインゲストのイーゴリさんも早くに来てパンを切ったり
お菓子を並べたり、と手伝ってくださいました。

ティーカップとお皿をセットして、本棚のマトリョーシカもテーブルに飾って、、さあ、用意ができました。


今日のメインゲスト イーゴリ・ダツェンコさんです。5年前に来日され、現在は名古屋大学大学院生、母語のウクライナ語と
ロシア語のバイリンガルで日本語も堪能、日本人の奥様とそのご家族とごいっしょの生活で日本人の生活もよくご存じです。


最初にイーゴリさんに日本のお正月とウクライナのお正月についてお話していただきました。
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「新年のお祝いはウクライナ人が一番楽しみにしている祝日です。私も小さいころから新年の準備やお祝い
が大好きでした。幼稚園や小学校では子供たちは友達や両親や祖父母をお客に発表会を開き、
サンタクロースや新年や冬についての詩を暗唱したり、歌を歌ったり演じたりします。私はこれが
大好きでした。きれいなクリスマストゥリーを見たり、家族そろって友人たちのところへ新年の
お祝いに行くのも楽しみでした。ロシア正教のクリスマスは1月7日です。さらに次の祝日は
旧ロシア歴の新年です。旧暦は2週間遅れになるので1月14日に新年のお祝いをするのです。
そして1月19日が洗礼祭です。この時期にイエスがヨルダン川で洗礼を受けたことにちなんで 一年で
一番寒い時なのですが、川や湖に張った氷に穴をあけて 冷たい水につかります。気温はマイナス20度
以下の時もあるのですが、、でもこれをするのはごく一部の人たちで、よくテレビのニュースでこの様子が
放映されています。ウクライナやロシアで厳寒の時にこうして祝日が続くのはまず人々がこの厳しい時期を
いい気分で過ごしたいと願ったためであり、それに加えて冬の間は畑仕事ができないので時間があり、収穫の
後なので食べ物もあったためではないかと思います。

日本ではもう11月からお祝いの気分で様々なデコレーションが現れます。カトリックのクリスマス―12月
25日ーのお祝いということなのでしょうが、私にはただのデコレーションでイエス様の誕生を祝うという
本来の意味は失われているように思えます。25日が済むと人々はおせち料理のための食材をさがして奔走
します。また年賀状の準備も大変な作業で ハガキを買い、ふさわしい写真とデザインを選んで印刷を注文
し、ミスがないように友人知人の住所をチェックし、宛名印刷して投函しなければなりません。うちは家族
4人で120枚の年賀状を発送しました。お正月にもらった年賀状を見るのは楽しいですね。

大晦日には夜12時近くに家族そろって神社に行きお参りした後、お酒をいただいて、おみくじを引いてから
帰宅、冷たいそばを食べて 寝ました。

新年のお祝いの仕方を比べるとウクライナ人に比べて日本人のお祝いの仕方は静かでひかえめだと
思います。ウクライナでは冬の祝日が続き、どうしても食べ過ぎ、飲み過ぎになってしまいます。
私がイメージする新年はいつも厳寒で雪の中だったので 名古屋の雪のない、暖かいお正月は不思議に
思えます。

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この後、年賀状のことやおせち料理、大晦日の過ごし方について などいろんな話がでました。年賀状は
最近の若い人たちはあまり書かなくなったと言われていますが この日の参加者の学生さんには「5枚だけ」
という方もありました。大学のフランス語の先生はご夫婦で200枚は出されるそうでした。

ロシア人のナターシャさんは「うちの夫は日本人ですが 私たちは大晦日におそばを食べてすぐ寝てしまう
なんてことはないわよ。お友達とシャンパンで乾杯してワイワイしてますよ~」だそうです。

クラスノダールへのお里帰りから戻ったばかりの彼女からお菓子の差し入れ!
左がひまわりの種を炒って飴がけしたもの(コジナキ),右がハルバです。ハルバはトルコや中近東
にもあるお菓子でナッツと小麦粉に砂糖を加えて固めたものです。


袋を開けて出してみました。

肝心のサモワールの調子が悪く、ポットの助けを借りる羽目になりましたが
紅茶のおかわりをしながら みなさんゆったりと。


松田さんがさしれてくださったのはりんごのグラタン"яблочная запеканка"です。
たっぷりのりんごにカスタードソースが上品でおいしいお味。



このグラタンのレシピはイーゴリさんのお母さんがくださったお料理の本の中からレシピを探しました。

4種類のきのことたまねぎとニンニクを炒めてサワークリーム和えしたものをいれて焼いたパイ"пирог с грибами".
添えてあるハーブはディルです。


ロシアのお祝い事にはかかせない料理。オリビエサラダです。
ポテトサラダです。ポテトサラダといえば日本ではごく当たり前のお惣菜なのですが
ロシアではポテトやたまねぎの他に彩りのよい他の野菜やソーセージやチキンを入れてマヨネーズで和えて
ご馳走サラダにします。今日のオリビエサラダの中にはジャガイモ、ニンジン、たまねぎ、きゅうりのピクルス、ゆでたまご、
スモークチキン、グリンピースが入っています。


これも差し入れのフルーツケーキ。上にアプリコットジャムを塗っています。

その他にハムやピクルス、オイルサーディンにオニオンを添えたものなど。

モルドヴァのイチゴジャムにライ麦パンも。
ウクライナの「ロシェン」のチョコレートも。


紅茶を何杯もおかわりしながら しっかり食べながら おしゃべりしました。ロシア語の他にフランス語、トルコ語、
英語、スペイン語、アラビア語などを習ったことがあるメンバーが何人もいてロシアとフランスの歴史上の関係や
言葉の影響などの話も出ました。

楽しい時間はすぐに過ぎて、最後にサモワールを囲んで記念撮影。


ご参加くださったみなさま、お手伝いや差し入れをしてくださったみなさま、ありがとうございました。


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第4回新春サモワールお茶会開催のお知らせ

2015年12月15日 | サモワールお茶会
来年1月17日(日)に新春サモワールお茶会が開かれます!


いつもロシア語教室に飾られているかわいいサモワールを囲んで お茶を飲みながら ロシア語で〈時々日本語で)
おしゃべりする小さなパーティです。事務所で販売されているラトビアやモルドヴァやウクライナの特産品のおつまみ
やチョコレート、その他ケーキなども出ていつも賑やかに和やかに冬の午後のひと時を過ごしています。

今回はゲストにイーゴリ・ダツェンコさんをお迎えします。


ウクライナのポルタワ近郊出身のウクライナ人で キエフ言語大学卒業後ウィーン大学に留学、2010年から名古屋に
お住まいです。今春から名古屋大学大学院で研究されている他、日本ユーラシア協会愛知県連のウクライナ語講座の先生でもあり、
ロシア語サロンや特別講座でも面白いお話をししてくださっています。母語のウクライナ語とロシア語のバイリンガルで、
ドイツ語、ポーランド語、英語にも不自由しないというイーゴリさん、もちろん日本語も堪能ですが このお茶会ではロシア語で
話していただきます。

時: 2016年1月17日(日) 午後2時から4時まで
所:愛知民主会館 3階ロシア語教室 (地下鉄東山線新栄町駅2番出口より徒歩2分)
参加費:1200円(日本ユーラシア協会員は800円)

申し込み順先着10名限定の集まりですので今すぐお申込みください。
なお、当日キャンセルの方・連絡なしで欠席された方は会費をいただきます


お申し込み : 日本ユーラシア協会愛知県連合会
名古屋市東区葵1丁目22-26
電話 052-932-7211 
                 Mail: kokoshka2011@gmail.com
(お申し込みはできるだけメールでお願いします。)
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恋人たちの日@アルメニア

2015年01月31日 | サモワールお茶会

下記の感想文のSさんも書いておられますが、お茶会のゲスト、アストヒクさんの
お話では アルメニアには 聖ヴァレンタインデイのような恋人たちの日のお祝いがあるそうです。

『聖サルキスの日(день святого Саркиса)』です。

この日には恋人たちは「お互いに」お花やキャンディなどをプレゼントするとのことです。

そして まだ決まった相手がいない人は 夕食に塩辛いものを食べて 何も飲まないで
寝てしまいます。ひどくのどが渇くはずですが、夢の中で 水を持ってきてくれた人が
「運命の人」なのです。

この「聖サルキスの日」は 教会の暦によって毎年違う日になります。
今年は なんと今日、1月31日だそうですよ!
まだ恋人のいない方はぜひ塩辛い夕食を召し上がってみてください。

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第3回新春サモワールお茶会に参加して

2015年01月24日 | サモワールお茶会


今回の新春サモワールお茶会に参加されたSさんに感想文を書いていただきました。
Sさんはまだ大学生、中国留学の経験があり、ロシア語は中国で出会ったロシア人
女性に習ったとのことでした。
文中 「魚の漬け物?」と書いておられるのは たぶん「オイルサーディン」ですね。

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 1月18日の新春サモワールお茶会に、ロシア語も出来ないのに参加した。我ながら良くこんなことをしたと思う。
ロシア語の服部先生が通訳をしてくださったが、自分もなるべくロシア語で聞き取ろうと心がけた。大体、全体の
5分の1ぐらいはわかっただろうか。言語は多少の単語がわかれば、相手の会話を聞いていて理解できない箇所が
あっても、予測できるようになる事を体感した。

 お茶会のゲストであるアルメニア人のアストヒク・モフシシャーンさんの話はとても面白かった。アルメニアが
世界最古のキリスト教国であることは驚きだった。また、アルメニアの「聖バレンタインデー」では相手のいない
女性はしょっぱい物を食べて眠ると夢の中に、将来の相手が水を持って現れるという話は興味深かった。
男がやったら、将来の花嫁が夢に現れるのだろうか。相手のいない僕は、ひとまず2月14日に同じことをして
みようと思った。

 お茶会で振舞われたメレンゲのお菓子が非常に甘く、正直、甘いものがあまり得意ではない僕は、「これが
ロシアか・・・・・・」と。僕はロシアでは暮らしていけなさそうだ。ロシア人の女の子に「あなたは、しょっぱいのも、
甘いのもだめだからロシアには行けないわね」と冗談交じりに言われたのを思い出した。しかし、イチゴのジャムや
サワークリーム、ケーキや魚の漬物?はとても美味しかったので、意外と、僕もロシアで暮らしていけるかもしれない。

 今回、このような場に参加できたことは非常良い経験になったと思う。僕の専門は現代中国なのだが、これからの
「グローバル」な時代には、専門に捕らわれず幅広く、様々な人と交流し、様々なことを学んでいくことが大切だと感じた。

 


 
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第3回新春サモワールお茶会報告

2015年01月21日 | サモワールお茶会
1月18日(日)午後2時から ロシア語教室で 第3回新春サモワールお茶会が開かれました。



ゲストはアルメニア人のアストヒク・モフシシャーンさん。
名古屋大学国際言語文化研究科博士課程1年生でアルメニアの首都エレヴァン出身です。
来日されたのは2010年、日本語堪能でチャーミングな方です。


ノートパソコン持参でアルメニア観光名所やアルメニアのクリスマスや冬のお話をしてくださいました。

まずアルメニアってどこにあるのでしょうか?地図を見てみましょう。

この地図の右側にあるのはカスピ海、左端が黒海です。アルメニアはグルジア、トルコ、イラン、アゼルバイジャンに
囲まれた内陸の国です。
この地図に大きな湖が見えますが これはセヴァン湖で 観光地となっています。アルメニアは世界で最初に
キリスト教を国教とした国であり、固有の言葉と文化を持っていることをアルメニア人は大変誇りにしています。
国内には多くの古い教会や修道院が残っています。ロシア正教とは違い、クリスマスは1月5日に祝います。

アルメニア側から美しい姿を見ることができるアララト山(5137m)は 今ではトルコ領ですが
アルメニア人には特別の山で国章やお札に印刷されています。
アルメニアは別名「ハヤスタン」というのだそうです。読めそうで読めないアルメニア文字。




ブドウの葉で肉やコメを包んで煮る「トルマー」やドライフルーツを使ったものなど おいしそうな料理の
写真もいっぱい見せていただきました。

お話がひと段落したところでお茶を飲むことにしました。小さなポットに濃い紅茶を作り、これをカップに少なめに
入れてサモワールのお湯で好みに薄めて飲みます。


今日のお茶菓子はブリヌィ。ロシア風のクレープです。その場で焼いていては時間がかかりすぎるので
今日はもう焼いたものを持ってきました。くっついてしまわないように間にクッキングペイパーを挟んで
います。


ブリヌィ用の小さいフライパンを持ってくるのを忘れてしまいました。それでしかたなく事務所にあった
中華鍋のような大きな鍋を使いました。右の方はまるで野菜炒めでも作っているかのようですが
バターを敷いたなべでブリヌィを温めているのです。

10人でお茶を飲むと小さなサモワールのお湯はすぐなくなってしまうので しょっちゅうお湯を足さなければ
なりません。参加者のみなさんに手伝っていただきました。

両面焼いてあたためたブリヌィにジャム、それにサワークリームをのせて食べてもよし、
(今日のジャムは モルドヴァ産のいちごとアプリコット)


おつまみ風のものをくるんで食べてもおいしいですよ!
今日はラトビア産のオイルサーディン、ビアソーセージ、ヴィネグレット(ビーツとポテトのサラダ)、キュウリの
ピクルス(ポーランド産)、など。


エカチェリンブルクから帰って来た羽根渕さんがロシアのお菓子を差し入れてくださいました。
これは пряники(プリャーニキ)です。
小麦粉に糖蜜やスパイスを加えて焼いたもの。もちもちした触感です。うすくお砂糖の衣がかかっています。


ロシアでは「飴と鞭」の代わりに”кнут и пряник”(鞭とプリャーニク)と表現されるほど
ポピュラーなお菓子です。
オレンジ色のお菓子はやはりロシアのゼリー。



フルーツケーキや


メレンゲのお菓子も。


何杯も紅茶をお代わりし、いろんな食べ物を食べながら 話が弾みました。



アルメニアの学校では外国語はまずロシア語、第二外国語は選べます。アストヒクさんはフランス語を習いました。
英語は大学で勉強したそうです。今ではフランス語は忘れてしまったそうで、一番使うのは日本語と英語、
旧ソ連の国からの留学生たちとはロシア語が共通語になっています。

日本でびっくりしたことは?

「来日直後、大学の学食で 白いチーズが売られているのをみて 買って食べたところ、、
それは全く別の食べ物でした! 冷奴だったみたいです。
和食は最初は苦手でしたが だんだん慣れてきて 今では豆腐や味噌は大好きになりました。」



お暇な時は何をしていますか?

勉強が忙しくて ほとんど暇な時間はありません!
でも 時間を作って旅行には行きます。最近行ったのは 高山ですが とても素敵なところでした。」

将来は何なりたいですか?

「研究者になると思います。また 日本語や日本の文化を教える教師になるのもいいですね。」

アルメニアでは村上春樹の小説のアルメニア語訳 ロシア語訳が売られていて 川端康成も
知られているとのことでした。


アストヒクさん、面白いお話をありがとうございました。

いろいろ差し入れてくださった皆様、準備と後片付けをしてくださった皆様
ありがとうございました。
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新春サモワールお茶会を開きます!

2014年12月18日 | サモワールお茶会


来年の新春お茶会のお知らせです。
第3回新春サモワールお茶会を1月18日(日)に開きます!



ロシア語教室に飾られているサモワールを囲んで ロシア式に入れた紅茶を飲みながらのこぢんまりした集まりです。

今回はアルメニアの女性がゲストです。名古屋大学国際言語文化研究科博士課程1年生のアストヒク・モフシシャン
さん。日本の文化や文学に対する興味があったことから日本語を学び始め、2010年に来日。ご趣味は編み物と
様々な言語を学ぶこと。また和食は最初は苦手だったそうですが 体にいいことがわかってだんだん好きになられた
そうで 一番好きなのは豆腐や味噌とのことです。

とてもチャーミングで 日本語堪能な方ですが お茶会ではロシア語で アルメニアの冬やクリスマスの
お話をしていただく予定です。

寒い冬の午後を お茶とお菓子とロシア語でのおしゃべりでゆったり楽しく過ごしましょう!

必ず ご予約の上お越しください。
会場が手狭ですので お申し込み順先着10名様限定です。今すぐお申し込みを!

なお ご予約後に連絡なしで欠席された方,当日キャンセルされた方は
参加費をいただきます。



時: 2015年1月18日(日) 午後2時から4時まで
所:愛知民主会館 3階ロシア語教室 
 (名古屋市東区葵1丁目22-26 地下鉄東山線新栄町駅2番出口より徒歩2分)
            
参加費:1000円(日本ユーラシア協会員は800円)


お申し込み : 日本ユーラシア協会愛知県連合会
名古屋市東区葵1丁目22-26
電話 052-932-7211 
                 Mail: kokoshka2011@gmail.com
                (お申し込みはできるだけメールでお願いします。)

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8月のお茶会に参加して 

2014年09月07日 | サモワールお茶会
8月31日のお茶会に参加された方々に感想をお聞きしました。

納谷茂徳さんから:

先日は楽しいひと時をありがとうございました。
かつて訪れたサンクトペテルブルグの今の様子はもちろんの事、ロシアのお菓子やお茶を囲んで山崎タチアナ先生や先生のお姉様と
ロシア語で話すのはロシアに久しぶりに行ったような、モスクワでお世話になったロシア語の先生と再会したような、懐かしい
不思議な感覚でした。

ロシアは日々変わりつつあるのでしょうが、ロシア人の根っこの部分があまり変わらない事に、ほっとしました(笑)。ですが日本にない
ロシアの良さ、またロシアにない日本のよさ、私は両方とも好きです。

普段は日ユ大阪の方でお世話になっていますが、今回大阪(家は兵庫県ですが…)から日ユ愛知に参加できた事は新たな刺激であり、
また大きな出会いでした。また機会がありましたら朗読大会や日ユ愛知のイベントに参加したいと思います。

БОЛЬШОЕ СПАСИБО!


納谷久美子さんから:


兵庫県から夫婦で参加しました。「えっ、そんな遠いところから?」と驚かれるでしょう。はじまりは去年7月の朗読大会。
岐阜の友人に誘われて、大阪の友人4人とともに、ぞろぞろと朗読大会を見に行きました。今年は見るだけじゃなくて朗読も
しました。2回とも夫は仕事があって参加できなかったので、何かイベントがあったら一緒に行きたいと思っていました。

8月最後の土日、岐阜と名古屋を観光しようと思っていたら、ちょうど日曜に、このお茶会がありました。しかし、ロシア語なんて
7月の朗読大会以来使っていないし、もともとそんなに話せるわけでもありません。なんせ友人のロシア人はみんな日本語が達者
ですから。「どんなレベルの人を対象にしたお茶会だろう。参加しづらいな。」と悩みましたが、「まあ一緒に行く夫が楽しめたら
ええわ。」と思って申し込みました。そしたらなんと、先生がていねいに訳してくれるではありませんか。(ああ来てよかった。
ぜんぶ分かる。)おかげで、お茶やお菓子だけでなく、おしゃべりも楽しめました。

お茶とお菓子も豪華でした。紅茶は紙コップじゃなくてカップだったし、お菓子といってもパンやケーキ、そばずしまであり、
テーブルにはお花も飾ってありました。「うわあ、さすが名古屋や!」と思いました。関西人にとって名古屋のイメージは
「派手で豪華」、名古屋の喫茶店でコーヒーを注文したら豆菓子がついてくるというのは関西でも有名な話です。
(大阪でコーヒーを注文したら、コーヒーしか出てきませんよ。ミルクと砂糖はついてきますが、そのほかの「おまけ」は
つきませんので、ご注意ください。)

お茶会は2時間でしたが、なんと最初の1時間は自己紹介でした。皆それぞれロシアに行ったときの思い出などを語り、
そこでも会話が弾みました。ナタリアさんとのおしゃべりも楽しかったので、あっという間に終わってしまいました。
なごりおしくて帰れないので、何人かで近くの喫茶店に寄りました。また皆さんに会いに来ます。

長瀬宏子さんから:

私はロシア語を学び始めてまだ半年ほどですので、聞き取ることができるだろうかと随分と緊張しておりました。
会場に到着して、テーブルいっぱいに広げられた手作りのケーキや、ロシアのお菓子、差し入れの食べ物に各所に
添えられた香りのいい草花などの本格的な光景にさらに畏縮してしまいそうでしたが、参加者の方々や事務局の方が
挨拶を交わし、自然と支度を手伝うような暖かみのある雰囲気に肩の力も抜け、開会のご挨拶の頃には子供のように
心はしゃいで、自己紹介ぐらいはと練習しておいた言葉をすっかり忘れてしまうほどでした。

ナタリアさんがユーモアを交えて話されるロシアの古都、サンクトペテルブルグの現在や、ロシアから見た日本への
感情などを随時タチアナ先生、服部先生が通訳され、ロシア語上級の参加者の方や滞在、交流経験のある方が文化的、
歴史的背景についての体験談でお話を補われ、話題が尽きることのないお茶会はあっという間の二時間でした。

このお茶会に参加して感じましたのは、自身の勉強不足です。
ロシア語とは私にとって未知の言語で、それに彩られた彼の土地、文化についても縁こそあれど遠く感じておりましたが、
この頃に僅かでも言葉を交わすことで親しみを覚えるようになり、より理解したい、学びたいという意欲が強まっていた
ところへこのお茶会に参加させていただいたため、いよいよ勉強不足であると痛感しました。

次回にはすらすらと挨拶や質問が出てくるように、単語単語を聞き取るだけでなく流暢な言葉の繋がりを理解できるよう
学ばねば、その上で彼の地に行ってみたいとさえ感じております。
この度はこのような席をもうけてくださり、ありがとうございました。



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8月のお茶会報告 -ナタリア・イスマギーロワさんを囲んで

2014年09月01日 | サモワールお茶会
8月31日(日)午後2時からロシア語教室で 「8月のお茶会」が開かれました。

ゲストのナタリア・イスマギーロワさんです。


ナタリアさんはロシア語講座の山崎タチアナ先生のお姉さん。この8月に来日されました。6回目の来日とのことです。

最近のサンクトペテルブルクの様子をお聞きしました。
まず5月には「美術館の日」という催しがありました。サンクトぺテルブルクには多くの美術館、博物館が
ありますが この日はいくつかの美術館が一日中(夜中はもちろん朝まで)開館していて自由に見学が
できました。

ロシアでも今年から禁煙法が強化されていますが ナタリアさんの見る限り、喫煙者は
まだまだ多く、禁煙のマナーは守られていません。

以前から和食のレストランは多かったのですが最近ではますます多くなり、寿司を食べるロシア人は
もう珍しくありません。しかし その寿司はちょっとロシア風?

ナタリアさんが見せてくださった寿司屋のメニューです。

このメニューには 味噌汁の他に トムヤムクンやキムチもありました。

最近は移民や外国人労働者が多いことも問題になっているそうです。中央アジアからの出稼ぎ労働者が多いことは
以前から知られています。

ここに「ブラジル人移民が増えている」と書いてしまいましたが 後から確認したところ
聞き間違いであったことが判明しましたのでお詫びして訂正させていただきます。増えているのは中央アジア
諸国からの労働者です。


イスラム教徒も増え、サンクトペテルブルクにはモスクもあります。

紅茶はロシア風(濃い紅茶を小さいポットに作って熱湯で薄める方法)、テーブルには ロシア風のポテトと
ビーツのサラダ「ヴィネグレット」やウクライナ産のきゅうりのピクルス、サラミ、ライ麦パンとロシアの
蜂蜜やチョコレートなど。



いつもはロシア語教室の飾りになっているホフロマ塗りのアヒルも登場しました。


こちらはナタリアさんの差し入れのお菓子"сушки"(スーシキ)です。薄い塩味のクラッカーのような
感触で さまざまなサイズのものがあり、お茶にはかかせないものだそうです。


加藤正子さんからの差し入れ”そばずし”。お手間いりです。


参加者の(できるかぎりロシア語での)自己紹介もありました。参加者の半数はサンクトペテルブルクに行った
ことがある人たちでした。


ナタリアさんのお住まいはあの「青銅の騎士」の像まで徒歩で15分ばかりのところだそうです。
おすすめの観光スポットとしては エルミタージュはもちろんですが ペトロパブロフスキー要塞をあげて
おられました。またネヴァ川や運河をめぐる観光船もおすすめでした。その川や運河にかかる多くの
橋はそれぞれに魅力があり、橋を見てまわる散策も楽しそうです。

読書家のナタリアさんはよく図書館を利用されるそうです。ロシアでなぜ村上春樹がよく読まれるのか
という話題も出ました。なぜでしょうね?
因みに彼女はあまりすきではないそうでした。

日本人や日本の社会の印象は とても楽観的で 生活を楽しんでいるように見えるとのこと。
ロシアでは 今はウクライナとの問題の影響もあって余裕がなく 社会が暗い感じだそうです。

日本のトイレ事情もほめていただきました。「どこへ行っても清潔なトイレがあり、
トイレットペイパーやせっけんが常備され、便座が温められているものもある!
ロシアだったら ペイパーやせっけんはとられてしまうかも、」、という話で
参加者から大阪の駅のトイレでは 予備のペイパーのおいてある棚には鍵がかかっている
という発言もありました。

楽しい時間はすぐに過ぎて お開きの時間になりました。最後に彼女とタチアナ先生を囲んで
記念撮影。


ナタリアさんは「蒸し暑い名古屋の夏に負けずに なんとか頑張りました!」とおっしゃっていましたが
このところ 少し涼しくなってきた名古屋です。9月23日まで滞在されるとのこと、日本の初秋の
風情も楽しんで行っていただきたいと思います。
楽しいお話をありがとうございました。
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8月のお茶会のおしらせ

2014年08月18日 | サモワールお茶会
暑い毎日ですが みなさんお元気ですか?



ロシア語講座の山崎タチアナ先生のお姉さん、ナタリア・イスマギーロワさんが
サンクトペテルブルクから来日され 名古屋に滞在されています。
彼女を歓迎して お茶会が開かれますので ぜひお出かけください。

ナタリアさんは2011年8月のロシア語サロンのゲストに来てくださったタチアナさんの
お母様です。サンクトペテルブルクのお住まいはあのラスコーリニコフの住んでいた建物のすぐそばとのこと。

彼女からサンクトペテルブルクの日常のお話を聞かせていただきましょう。
お茶とお菓子とロシア語のおしゃべりを楽しむ気楽な集まりです。

素敵なひとときをぜひごいっしょに!

必ず予約してからおいでください。
お申し込み順先着13名様限定です。


時: 2014年8月31日(日) 午後2時から4時まで
所:愛知民主会館 3階ロシア語教室 (地下鉄東山線新栄町駅2番出口より徒歩2分)
参加費:1200円(日本ユーラシア協会員は1000円)
お申込み締切:8月28日(木)

お申し込み : 日本ユーラシア協会愛知県連合会
名古屋市東区葵1丁目22-26
電話 052-932-7211 
                 Mail: kokoshka2011@gmail.com
(お申し込みはなるべくメールでお願いします。)


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