星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

きょうの一言(20) You betcha!

2006年07月23日 02時34分49秒 | Weblog

アメリカでそうであったように、ここカナダでもレストランで出される食べ物一人前の量がべラボーに多いのには驚きます。小柄な女性でも平気な顔して一皿平らげますが、平均的日本人の手には余ります。およその目安としては一人前を二人でシェアして、小さめのサラダなんぞを摂れば十二分に満足な食事になります。

コーヒーショップでのやり取りです。
私:We would like to share one club house sandwich. So would you make it sure to cut that into even numbers so that I don't have to fight with my wife?
ウエイトレス: You betcha!!

「はい、かしこまりました。間違いなく。」といった意味でのスラングで”You bet” と言いますが、これをもっと砕いて「合点承知ぃ!」 とでもいったノリなのでしょう。理屈っぽく言えば、betchabet youでしょうからyou bet yourself の省略形で、「私がその通りにするほうに、あなた賭けても間違いなく勝てるわよ」といったニュアンスなのだと思います。聞いている方としては、「こりゃ間違いなく大丈夫だな」と心強くもなります。

ご存知のようにBet(ベット)は動詞で「賭ける」、名詞で「賭け事」ですよね。カジノでルーレットの球が廻り終わる直前に、”No more bets, thank you.”と言いながらディーラーがこれ以降の賭けを毅然と制する動作を思い出してワクワクする人は相当のbet好きです。最近はゴルフでも「おい、今日のベットはどんなルール?」なんて頻繁に使われ、日本語としても定着してきた感があります。

私:The tee time is six thirty tomorrow morning.  Are you sure you can make it?
仕事仲間:You bet  I'll be there.

「(どんなに早かろうと)間違いなく行くよ。なんならアンタ賭けてもいいよ」ほどの意味で、これが一般的な用法です。これを短くして ”You bet” または ”You betcha” と景気良く言うことにより「こりゃ絶対間違いなさそうだ」と安心するわけですね。

われわれに「別ちゃん」と仲間から呼ばれる友達がいますが、このウエイトレスの言い方もまさに「You ベッチャン!」と聞こえました。