星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

ケロウナ便り(125)北米大陸を東へ東へひた走り(予告編)

2013年07月04日 17時07分47秒 | Weblog
50年余り前にAFS交換留学生として高校時代一年間お世話になった、ミネソタ州北部の田舎町Chisholmで卒業50周年クラス会が開かれるので、これに出席しがてら、永年夢見ながらも実現できなかった北米大陸横断ドライブに出かけることにしました。古希を過ぎた爺さんには100パーセントの大陸横断はちょっと無理とあきらめて、この際「半横断」で手を打つことにしたのです。

8月1日にスタートする往路はカナディアン・ロッキーの玄関口レイクルイーズ、バンフを経てカルガリーを通り抜け、アルバータ州→サスカチワン州→マニトバ州の大平原をひた走るカナダ横断国道一号線(Trans Canada Highway)をひたすら東に向かって走り、ウイニペッグから南下してアメリカ国境を越えミネソタ州に入るおよそ2,500キロの行程。Chisholmには8月7日に到着する計画です。

日頃刺激の少ない田舎町Chisholmにとっては、毎年この時期に開かれる同窓会Reunionが恒例の大イベントで、メインストリートにはパレードが繰り出し、故郷を離れていた仲間が久しぶりに戻って昔話に花を咲かせて大いに盛り上がる一週間なのです。我がクラスの50周年記念大会も週末のディナー(といっても、まともなレストランは街に一軒だけ、どの学年もここで開くので最大の書き入れ時)を挟んで2~3日イベントが続きます。







復路は8月12日からアメリカ合衆国北部のミネソタ、ノースダコタ、サウスダコタ、ワイオミング、モンタナ、ワシントンの諸州を走り、マウントラッシュモアイエローストーン国立公園をはじめとした観光地、史跡を訪ねていささか遠回りをする約3,500キロの10日間コース。

往復約6,000キロの行程を往路一週間、復路10日間ほどかけて走破するので、一日の走行距離は300~400キロ、凡そ4~5時間のドライブで、これならあまり体に負担もかかるまいと調子こいている、「お調子古希ジジイ」です。

二年前のサンフランシスコ往復5,000キロドライブ最終日に体調を崩した経験のあるカミさんが、その時の苦痛を忘れきれず今回の挑戦に若干腰が引けていますが、前回の反省を踏まえて電気釜と米を車に積んでいって、旅先で握り飯でも食べながら元気とやる気を奮い立たせることにしようなどと、慰めにもならない理屈を並べて、カミさんの背中を押し続けているところです。

道中記本編はいずれまた。