星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

別府温泉道名人への足あと(2)第2湯 照湯温泉

2016年05月26日 17時43分59秒 | Weblog
カミさんが成田から大分空港に着く夕刻までにはまだ時間があります。ちょっと期待を裏切られた感の否めない竹瓦温泉のリベンジに、前にも来たことがある、私の好きな硫黄泉質の照湯温泉に足を伸ばすことにしました。別府八湯のうちでは一番山側の明礬温泉の入り口ですから別府市中心部からはおよそ20分のドライブです。敷地内に10台以上の駐車スペースがあったと記憶していたので空港に向かう前にゆっくりと楽しめそうです。

先客は一人だけ。ほぼ貸切状態だし、うっすらと硫黄の香りもするし、湯船のサイズも大きすぎず小さすぎず、何よりも嬉しいのはちょっと熱めの源泉が湯船から滔々と流れ出している、「これぞ源泉掛け流し!」を絵に描いたような温泉の鑑です。

名人道への道のりをたどって自分の踏んだ足あとを思い出しながら綴るこの雑記帳では、別府八湯の個別の温泉の紹介は同好の先達のサイトから拝借することとしています。

源泉かけ流しにこだわるこのサイトはそれぞれの温泉を仔細にわたって活写しており、私が足あとを辿る際にも、忘れかけた状況を思い出させてくれるスグレモノで、温泉好きの誰にでも大変参考になる興味深い記事が満載されています。

別府八湯温泉道に協賛するすべての温泉施設を網羅している事務局のサイトも温泉ガイドブックとして大変有益な情報が満載されていますので覗いてみてください。

私の温泉行脚でのもう一つのこだわりは、どこかで読んだ某温泉博士のアドバイスを忠実に守ることです。
① 温泉の薬効を最大限活かすためには石鹸で体を洗ってはならない。
② 体にまとった温泉をシャワーで流してはならない。
③ できればタオルで拭くことも控えて、自然に体が乾くのを待つのが理想。

そのため、私は温泉タオル一本だけをビニール袋に忍ばせて温泉を廻り、石鹸・シャンプーの類は一切持ち歩きません。その日に最初に入る温泉で髭を剃ることを常としているので、髭剃り道具だけは入れてありますが。

前進基地のホリデーハウスにはリフォームした大変綺麗な浴室があるのですが、温泉でないのが玉に瑕。今までに一度も入ったことがありません。これからも入らないでしょう、多分。