マルコの福音書11:18
『祭司長、律法学者たちは聞いて、どのようにしてイエスを殺そうかと相談した。イエスを恐れたからであった。なぜなら、群衆がみなイエスの教えに驚嘆していたからである。』
うわべだけを見て人を判断するならば、それは愚かなことです。
先入観で人を判断してもそれも間違いだらけです。
少し接しただけで、まるで相手のすべてを知っているかのように判断する人も軽率な人です。
自分の心の深い部分は自分でも分からないのに、人を見て決めつけることは恐ろしい罪を生み出します。
同じ主のことばを聞いても、群衆と宗教指導者たちの反応は正反対でした。
群衆はイエス様の教えに驚嘆して喜んで聞いていました。
しかし一番喜んで聞かなければいけない宗教指導者たちは、イエス様を殺そうとしました。
『殺してはならない』と教えた者たちが、人殺しを計画しているとは群衆は全然知りませんでした。
既得権を持っている者は、昔も今も群衆とは違う心を持っています。
自分たちよりも力のある者を潰して、いつまでも既得権を持ちたがります。
彼らは皆、貪欲な者です。
しかし彼らはそれらの汚い心を隠して人々を騙しています。
サタンの心を持つ者に惑わされないことです。
【関連聖句】
箴言1:18-19
『彼らは待ち伏せして自分の血を流し、自分のいのちを、こっそり、ねらっているのにすぎない。
利得をむさぼる者の道はすべてこのようだ。こうして、持ち主のいのちを取り去ってしまう。』
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