エペソ4:32
『お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように互いに赦し合いなさい。』
重い病にかかった人がいました。体に良いもの、効力があると言われた薬も飲みました。
祈ってもらったこともありましたが、病気にはまったく効き目がありませんでした。
ある日、牧師がその人を訪ねて1つの忠告をしました。
“憎んでいて赦せない人がいますか?もしいるなら悔い改めなさい”と。
しかし彼はいくら考えても自分が赦さなければならない人が誰なのか思いつかなかったのです。
それで次のように祈りました。
“主よ。私が赦さなければならない人を教えてください。”
その後、1週間の間で次々と赦さなければならない人々が思い出されてきました。
その数は何と500人にもなりました。
その時まで、生きていながら憎んでいた人がこんなにも多かったのです。
それで彼は涙を流しながら悔い改めました。そしてみんなを赦しました。
そうしたらその病気はきれいに癒されました。
赦す心に神様の癒しの恵みが臨んだからです。
今、心の中に憎んでいる人、赦していない人がいるならば赦しましょう。
私たちは数え切れない罪を主から赦していただきました。
ですから、そのことを考えるならば、赦せない人はいないはずです。
コロサイ3:13
『互いに忍び合い、だれかがほかの人に不満を抱くことがあっても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい。』
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