ネヘミヤ記1:4
『私はこのことばを聞いたとき、すわって泣き、数日の間、喪に服し、断食して天の神の前に祈って、』
愛国者は自分の国を愛する人です。
自分の国がどんな状態であるかを気にし、国が良くなることを願います。
国の中に問題があれば、それを自分のことのように思い、心を痛めながら祈り、国のために出来ることをします。
愛国者が多いと、その国は滅びることがないです。
しかし自分さえ良ければと思い、国や国民に苦しみがあっても、それを気にもせず、自分や自分の家族しか考えない人、人の痛みには関心がなく財産を蓄えることに熱心な人が多いと、その国は滅びます。
ネヘミヤは自分の国から遠く離れていましたが、心の中ではいつも自分の国のことを考えていました。
そこにいる住民の悲惨さを聞いて涙を流しながら神に祈りました。
自分たちが犯した罪によって国全体がひどい目にあっていることも知っていたので、神に悔い改めの祈りを始めました。
口先だけの祈りではなかったです。
主は涙の祈りを聞いておられます。
真実な悔い改めの祈りは、主の心も動かします。
もしかしたら私たちに足りない祈りは、口先ではない涙の祈りかも知れません。
【関連聖句】
ヘブル5:7
『キリストは、人としてこの世におられたとき、自分を死から救うことのできる方に向かって、大きな叫び声と涙とをもって祈りと願いをささげ、そしてその敬虔のゆえに聞き入れられました。』
《 3分バイブルボイス 》
【祈り】祈りは信仰である:ルカの福音書22章