七草セリと猫の部屋

猫と料理に夢中な漫画家のグダグダ日記

ジュリー

2011-05-01 12:46:15 | 日記
先日、衿野未矢ちゃんのブログを読んでいて(『衿野未矢の依存する日々』です)
「えええええ~?」と驚いてしまったぞ。

なんと未矢ちゃんは、沢田研二ことジュリーのファンだったとのこと。
まぁまぁ、私もよ。
ジュリーの大ファンだったの。
共に過去形ですが。

以前頻繁に会って打ち合わせをしていた頃、まるで話題にもあがらなかった
から、今の今までお互いがジュリーファンだとは気がつきませんでしたがな。
もちろん世代に開きがあるから(汗)
私はタイガース時代のジュリーのファン。
未矢ちゃんはタイガース自体をご存知ない、アフタータイガースの
ジュリーファン。

タイガース時代のジュリーファンのワタクシには、ジュリーは
あくまでも白馬に乗った王子さま。
モチロントイレになんか行かない王子さま。
「君だけにぃ~♪」と指差されれば(テレビの画面で)
まぁ、私だけなのね!王子さま!!
と、テンションはマックスに。

とにかく当時のジュリーは私にとって、生活感のないひたすら
美しい世界にのみ生きているアイドルそのものでした。
部屋はジュリーのポスターだらけ。
ただうっとりその美しいお顔を拝見するだけで、満足シアワセ。
何しろ子供だったからね。

だから、タイガースを辞めて沢田研二というソロ歌手になって
人間臭さがプンプンする頃には卒業です。
もう王子さまじゃないんだものぉ。

さて、未矢ちゃんはそのソロのジュリーの大ファンだったわけで
ブログによると、当時のレコードはすべて買い揃え、写真集も
即座に購入・・・なれどヌード写真も入っているその写真集を
家に持ち帰れず(当時は高校生)ご自身が部長を務める文芸部の
部室に置いておいたそうな。

困ったのは卒業の時。
やはり家には持ち帰れず、かといって存在をおおっぴらにするのは
マズイ。
そこでどうしたかというと・・・ここが未矢ちゃんのすごい所だと
思うんだけど。
「部長以外が中身を見るのを禁ず!」と大書して、そのまま部室に
残して卒業してきちゃったんですって。

そして、さらにすごい後日談が・・・!
作家になって、母校の文化祭に招かれて講演後に文化部の後輩達と
歓談していたところ「不思議なものが部室にあります」と見せられたものが
なんとご自分が封印して置いていったジュリーの写真集だったそうです。

まぁ、そんな嘘みたいな本当の話、あるんだねぇ。
ずっと、謎の写真集として語り継がれて来たんでしょうねぇ。
ブログはここで話が終わっているんだけど、気になるのがその後の
写真集の様子です。
さっそくメールで問い合わせ。
てっきり未矢ちゃんが持ち帰ったか、処分したかと勝手に推測して
いたのですが・・「さあ、多分まだそのまま部室にあるのでは?」
という思いがけないお返事が・・・!

これはもう伝説になるしかないですよね。
新たなる都市伝説!
文芸部に眠る謎の男の写真集~・・・若い人々にはジュリー自体が
もう謎かも・・・。


   

どど~んと


   

我が家の白いケダモノ・・・もとい白い王子さま。


   

今日も高いところから下界を眺めておりますよ。


   

・・・なんかムカつく・・・タビなのでした。

て、今日も君のアザラシヒゲは絶好調だね。


   

え、まぁね。(チラ・・・)


   


でもやっぱり、上のミィスケが気になるんだね。

最近ミィスケが可愛くなっているんです。
保健所行きを逃れて我が家に来てから2年経って、ようやくなついてきました。
名前を呼んでも無視される。
撫でると怒って噛み付いてくる。
話しかけても聞いてない。

とにかく扱いにくい事この上ない猫だったのですが。
姿を見たら、まず声をかける名前をしつこく連呼する。
可愛い可愛いといい続ける。
愛情を持って接する。
ひたすら続けた2年間でした。

それが今になって実を結んだのでしょうか。
最近自分から甘えてくるんです。
撫でて撫でてと寄ってくるんです。
今までのミィスケでは考えられない行動ですが・・・

やはり根気良く愛情を注ぐと、いつかは通じるものなんですね。
今ではすっかり我が家の猫としてゆったり過ごしています。
甘えてくるところとか、めっちゃめんこいですよ。


   
   
「は?」

あ、いえいえ。
一番可愛いのは君ですよ、ニモくんですよ(汗)


   


うう、でもチィたんも外せない~。
結局みんな可愛いの