今年は大雪、コンポストも埋まってしまいそうです。
私の姉は北広島環境市民の会の会員です。
家庭での生ゴミ堆肥化の普及運動をしています。
私もコンポストを使い堆肥作りをしています。
姉は生ゴミを腐らせて出来た物が良い堆肥と思っている人がいるのが気になると言ってました。
生ゴミの堆肥は好気発酵させ、微生物がうまく働くと悪臭は出ません。生ゴミを乾かしてからコンポストに入れて、内部をかき混ぜ酸素を入れてあげると発酵が進み良い堆肥ができます。
堆肥作りには他にもダンボール箱を使う方法、E・M菌を使う方法、密閉容器で作る方法、堆肥盤を使う方法など等があります。畑のある家庭では落ち葉や米ぬかを使って出来るコンポストが便利です。
皆さんにも生ゴミの資源化をお勧めします。
家の前の雪は除雪した雪の山です。
話が変わりますが、私も20年近く庭仕事をしました。休暇の3割程度は費やしたように思います。植物をよく育てる基本は土作りです。当時は腐葉土等を買い込んで土作りをしました。コンポストもまだ普及していなかったようで、使えずに残念です。
特に、芝生の手入れには時間をかけました。今頃から手入れが始まります。芝の根切りは、15センチほど刃が3枚付いた根切り機に足を掛けて芝生全面に7~8センチ間隔で根切りをします。それは同時に土の中に空気を送り込み根の活性化にもつながります。
その後雨や雪が2~3度降ったのちに、事前に腐葉土や油粕等を混ぜて作っておいた土を芝生の間にすき込んでいきます。4月頃の生育期になると太くて丈夫な茎が横に伸びてきます。また、芝生にはメシシバ、シロツメグサ(クローバー)、カタバミ、スギナ、チドメグサ、ツメクサ、コニシキソウ、ハハコグサ等の野草が生えてきます。これを丹念に抜くことも欠かせません。ただ、公園では芝生よりクローバーの方が緑も鮮やだし、花も楽しめます。それぞれの場所にかなった野草を育てるのも楽しみです。
さて、コンポストですが、我が家でも10年以上前から愛用しております。
生ゴミだけではなく、車庫の後ろにはちょうどクヌギやシイの木があり、秋になると大量の落ち葉が入り込んでくるので、それも材料に活用しています。
父ができた堆肥を家庭菜園に使い、秋は「サツマイモ」冬は「小松菜」など、おかげさまですくすく育っています。
最近では、車庫の中の落ち葉を近所の方が、堆肥用にともらってくださるので、掃除とエコが同時進行して助かります。
北海道では最低気温をも記録して、本当に雪の多い年のようですね。雪かきで体調崩さぬようにしてくださいね。