今日から3日まで町民文化祭が日高総合体育館アリーナで行われています。会場の一角に日高町富川地区の有志団体「オアシスin日高」が行っている福島の親子への保養事業の取り組みをパネルで紹介、午後2時半から代表の方の活動説明がありました。
わが町で滞在中の子供達の様子の写真が展示されています。
活動資金は、日高町の補助金、社会福祉協議会からの支援、町民の方々の寄付金で賄っているそうです。
福島第一原発事故による放射能汚染の影響は、3年以上経過した現在(2014年9月)もメディアの報道が極端に少なくなっただけで、問題が落ち着いたわけでもなく問題が解決したわけでもありません。放射線による障害は大人より、新陳代謝の盛んな子供の方が受けやすく、原発事故以降に福島県内で甲状腺検査を受けた18歳才以下の子供37万人中、4割以上の子供たちの小児甲状腺がんや膿胞を始めとする異常が徐々に見つかり始めたというのが実情です。
・・・・・・オアシスin日高制作の活動報告より
これから数年後も放射線による甲状腺障害の子供達が増えていくと予想されています。私達の孫やその孫までのことを考えるとやはり、脱原発を考え自分達の電気に依存している生活を見直ししなければならないと思いました。
私たちは孫子の代まで負の遺産を残してはいけないのです。
来年度もわが町で福島の親子が夏休み中、8日間滞在の計画があるそうです。その時は豊かな自然と町民の人との触れ合いで、元気を沢山もらっていってくれるといいですね。