なんだか変な話で

行ったことはないが、名前は知っている大学の、知っている先生から、「先生」付で呼ばれる。

修正しようとも思うけど、ある意味先生なのかもしれないと思い、放っておいている。


かと思えば、先生と呼ばれる人を私は平気で「アンタ」呼ばわりして、怒られる。

皮肉な話だと思う。


肩書など適当でいいのに。

「師父」と呼ばれている人があまりにも情けなかったので、
「それじゃぁ私は老師だな」
と言ったらマジギレされるし。


そういや会社の同僚からは「ちゃん」付で呼ばれてる。

高校のときは「唯ちゃん」だったなぁ。男ばっかりの機械科で。

かと思えば知らない人からお辞儀されたり。

今日は駐輪所のおっちゃんに、
「コラ！だめだよ受付してから停めなきゃ！」
と怒られたり。


そろそろ結論付けると、自分のことは呼びたいように呼ばせておけばいいし、そんなことで一喜一憂するなんて、エネルギーの無駄遣いだろうに。

ということを書くのに使った３０分は無駄なようで多分無駄ではないと思いたい。

人の性（サガ）

都合の悪い真実より、都合の良い嘘を信じる。

人にとって本来あってならないこの現象が、当たり前に行われるという現実を感じてしまい、悲しい気持ちと、人ってそうだよねという気持ちと、両方を感じた。

それもまた、人だからこそできる防御機能であり、だからこそ生きられるし、死を選ぶこともできる。

自由であることって不自由なのかもしれないと思います。

シェイクスピアを超えられるか？

「生きることと死ぬことは多分、
どっちも同じくらい簡単で面倒だと思う」

脱メダパニ

人は混乱しているときに、さらに混乱要素を与えると、混乱してしまう。

間違えて迷っているときに、更に間違えたとき。
正解が見つからずに、間違い続けてしまうとき。

一つの典型的例が、100%加害事故。
ぼんやりしていきなり人をはねたら、あるいはドカンと何かにぶつかったら、大抵の人は思考停止してパニックになる。
この時一番いけないのは、その場から逃げることだが、生物の本能として、

危険（自己否定）=逃走

は基本機能。
そして更に間違いを加えていってしまう。

多くの事故や組織犯罪なども、これにあたる。


意外と同じなのは、いじめ。
特に被害者側。
何をやっても否定される。
正解がわからないから、どんどん行動が萎縮していくか発散していく。

発散が良い方向にたまに一致するときがあるが、なかなかその正解は見つからずに、一番最悪な判断をしてしまう。

自殺。
あるいは殺人。


ドラクエのメダパニは、混乱させる呪文だが、混乱を与え続けるとある意味最強になる。
最狂？

バーサーカーですな。


これに対して、助けようとして一意の回答、いわゆるアドバイスを与えることは、正しいようでいて正しくない。

このあたり、日本の義務教育の悪いところでもある。

問題解決能力と自己肯定能力を伸ばす絶好の機会が、この混乱のとき。

１　原因の発見・目的
２　対策の調査・仮定
３　計画
４　テスト
５　実施
６　考察
７　再調査→２か１に戻る
８　再発防止

良くPDCA（Plan Do Check Action）がいわれるが、私はこれくらい細分化してもいいと思っている。
論文の書き方のテンプレートでもある。
何をしたあとに何をするかを頭において行動するかが、混乱の上に混乱を重ねない重要な要素となるからだ。

１の原因は対外的要因もあれば、内在的要因もある。
環境と個人特性が違えば、一意の回答を与えることは、更に間違いを繰り返し、混乱を生じさせる。

アドバイスはアドバイスする個人にとっての正解だが、相手の事情とは一致しない。


こういったプロセスを繰り返すことで、人の成長はあるのだが、どうしてもテンプレートにあてはめたいのも、生物の本能。
敵味方を判別しやすいから。

○×の二者択一では世の中判別できないとわかっていても、やってしまいますね。本能なので。

混乱している人にメダパニかけてもバーサーカーになるかもしれないから、やめときましょうよ。
と言いたいけれど、これもまた余計なアドバイスとなるので、難しい。