ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

弱肉強食の社会主義化

2024-09-02 23:02:16 | Culture
弱肉強食を経済に当てはめてみる。

経済的な弱肉とは、いわば肉体労働者と言えるかもしれない。
つまり自分の身を使って、日々の糧を得る仕事。
私はこのような仕事が好きである。
同様に、食事のために料理を作るなど、生きるために必要な動作を伴う、給料の出ない家事仕事は、人から絶対に奪ってはいけない仕事だと思っている。
文字通り、生きるための仕事だから。

経済的な強食は、いわばホワイトカラーの管理職と言えるかもしれない。
このような仕事は、会社の組織の中で定年まで働いてやっと得られる。

仕事場が快適で、給料も出て、比較的自由に働ける。
基本的にそんな仕事は辞めない。
しかし、それらは当人にとってクソどうでもいい仕事であり、「ブルシット・ジョブ」という名前が付きつつある。

やる意味も感じられないし、やりがいもない、金をもらうためだけの仕事。

研究開発の仕事をしてきて思うのは、研究開発者は、強食であり、社会主義的であり、進化を失う。

誰か他の人がやってくれるのだから、わざわざ自分がやる意味は何か?そして段々手を抜いて口だけを出し、できる人を尊敬もせずに、安く使役しようとする。
万人平等の社会主義的システムができてくる。


弱食動物は、別の種類の動物から常に命を脅かされ続けている。
だから常に生き延びるためのセンサーを働かせ、動き続ける必要がある。

強食動物の特徴は、別の種類の動物から命を奪われる可能性が低いことにある。
普段生きている限り、いきなり命を狙われる心配はない。
ところが敵は必要なので、敵を作り出す。
つまり、最強動物内の同種の中に敵を見出す。
ヒトがヒトを殺す戦争を持ち出すまでもなく、ヒトの敵はヒトである。
自らの存在を脅かす、権力を失わせる概念やヒト、経済損失を与える相手を敵とみなし攻撃する。

物理的な攻撃が正当化されなくなる場合、「口撃」を行う。
昨今はパワハラの概念の浸透により直接的な口撃は控えられるものの、噂話等による集団での口撃は現在も有効である。

女性だけに限らず、男性も噂話による口撃を行う。
ムラ社会を守るのは主に女性だったが、現在は男性もムラ社会を守る人材になりつつある。
村社会で生き残るためには、集団内でいかに敵を作らないかが、最大の防御になる。
すると、噂話に聞き耳を立てて、その噂をコントロールして自分にヘイトが向かわないようにする必要が出てくる。
一つの方法として、特徴的な共通の敵を見出し、敵本人に分からないように、全員で口撃する。
相手に分かるような口撃は、いじめというハラスメントになり、自分の立場を危うくするので、ある程度精神が成長すると行わなくなる。

尤も、より賢い選択は、そのような根拠の薄い噂話のレベルに参画しないことである。
根拠のある正論を、必要なときに必要な分述べる方が、よっぽど効果的で、人としての品性を高くすることができる。

噂話を経済化しているのがマスメディアであり、昼の情報番組や女性週刊誌やスポーツ新聞などはそれらの宝庫なのであるが、それらの情報を嫌だと思うのは、正常な精神の成長をしている証であるとも言える。


そんな事を考えてみたという思考実験。
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社会経済

2024-08-01 18:55:30 | Culture
社会の歴史や経済学での見方を勉強すると、人の愚かさを直視せざるを得なくなる。

同じ間違いを繰り返す人間。
それを学ばない人。
知っていても間違いを繰り返す人。
自ら死と破滅に向かう人。

かたや、わざわざ他人を陥れるのも人だったりする。
それは妬みだったり嫉妬だったりする。

子どもの喧嘩じゃないんだから。
というレベルが、大人や巨大組織でも起こる。

常に物理的な侵略の危機状態にある一般的な世界に住む人々に比べ、日本の人間関係は狭く閉鎖的だ。

ところが、言語の特殊性もあり、他国の歴史文化を手に入れるハードルが高い。

過去の人類の暗黒の歴史を知らずに済むというメリットがあるが、その対策ができないというデメリットも存在する。

目をつぶり、知らず存ぜぬを決め込むこともできるし、ヒステリックに怒って、気に食わないことを行ったり流布する人間を排除できる。


アヘン戦争はイギリスの貿易黒字を回復させるためにインドから阿片を密輸し、中国人を麻薬漬けにした。
それがうまくいかないとわかると、戦争を起こしたとされる。


これらは人類の黒歴史に分類される出来事だが、途中段階の正義を抽出して美談にすることもできる。

そしてこのようなことは、人類の歴史上何度も起きているし、また日本でも起きている。

反社会的勢力が行っているんでしょう?

いやいや、国家そのものや企業組織、そして自分たち自身もそれに加担している場合がある。

その判断や判断力を身につけるのは簡単ではないが、学ぶことはできる。

ただし、同じ環境でじっとしていて、世界全体を知ることはできない。

日本の終身雇用は、まさに日本的であり、一生違う観点を持たずに、一組織の隷属として職務を遂行する一兵卒となる。

それが幸せと思う人もいるようだが、私はそう思わなかったということなのだろう。
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自己決定感

2024-06-27 07:59:29 | Culture
人生思い通りにならない。

そう思うと、何をやっても上手くいかないので、すぐに諦めるし、深く物事を考えないし、自暴自棄になる。

賭け事に手を出すし、犯罪に手を染めてしまったりする。

失敗を重ねて、先行きの展望がなくなり、夢も希望もなくなる。


小さなことから自分で決めたことを実行し続けると、自己決定感が上がってくる。

生活
 決めた時間に起きる。
 睡眠時間を確保する。
 必要十分量の食事をする。
計画
 決めたスケジュールで動く。
 予定を立ててそれを実行する。
 期日までに必要な手続きを済ませる。
 人との予定に遅れない。
健康
 体重を維持する。
 感情をコントロールして、怒ったり泣いたりしないようにする。
容姿
 服装をきれいに維持する。
経済
 自分の収入と支出を管理する。

これらのことをしっかり行えば、自己決定感が上がり、自暴自棄にならず、夢と希望を持って生きることができる。

これを実現するためには、様々な仕込みも必要で、多くの努力が必要になる。

やることを忘れないようにするメモやスケジュール帳やペンは、最低限の必須アイテム。

自己決定を妨害するのは自分自身でもあるけれど、他人の影響もあるので、付き合う人を選んだり、関わりを考慮する。

自分を利用だけしようとする人、すなわち自分をコントロールしようとする人とは、距離を取り深く関わらない。
すぐ感情的になって、怒って人をコントロールしたり、コミュニティ内での噂話などで人をコントロールする人も多い。

無為な時間で、いつの間にか時間を浪費するものとの距離を見直す。
テレビやゲーム。パチンコや飲み会。漫画SNS、YouTubeなどなど。
これらは大衆の時間を奪い、趣味嗜好をコントロールして、自分の特定の領域の経済活動を促すものと考えると、自己決定とは反する。


コミュニティ内での噂話にも関連するけれど、上記のように自分自身をコントロールすることは難しい。

自分自身を深く知り自己変革することは、本当に大変なこと。

だから、他人を批判したほうが楽なのです。

他人を批判して、自分の水準になるようにコントロールするほうが圧倒的に楽。

そのような人とは距離を取るべきなのだけれど、さらにこれに加えて、他人を自分の利益になるようコントロールして利用だけする人もいる。

真っ先に浮かぶのは、管理職や派遣会社。
すなわち一般的には会社組織。
経済活動の利潤追求のために人を利用だけする人はかなり多い。
相手がどのような人間なのかしっかり見極めて、関わりを考える必要がある。

すぐ怒って人をコントロールする人も多くいる。

怒ることは生き物としての防衛本能なので、無理に抑圧するべきではないと思う。
したがって、自分に害をなしたり、怒るべき相手が自分を利用だけするのならば、怒って自己防衛するべきだ。

ただし、怒るという情動は、変革のエネルギーが大きいが、自分への評価が下がる原因でもある。行動をやりにくくなる原因になる。
別の手法で代替できないかを考慮するべきだと思う。


自己決定するのが難しいのは当然でもあり、人が作り出した文化文明は、組織だって行動することによって、連携して生存競争に勝つところにある。
人がお互いに人を利用し、コントロールしながら社会を形成する。

コントロールできない相手とは戦争をしてでもコントロールする。

そんなことを繰り返しているのが人類であるわけで、その中で自己決定感が下がるのはもっともなのだ。
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お勉強の日

2024-03-17 23:05:39 | Culture
今日は自宅で机にかじりついて勉強の日。

日商簿記や中小企業診断士を学んで、最高の勉強法を読んだりしました。






知らないことが多いです。
知れば、かなり物事が簡単になります。
それに気づくことが重要なんですよね。

まだ読み切ってないけれど、面白そうな本。




日本の雇用がなぜこうなっているのか。
また、雇用体系の歪で何が起こっているのか。
知っているようで知らない社会を俯瞰してみることができます。

そのあたりを網羅的に説明しているのが、橘玲さんですね。



岡田斗司夫さんがYouTubeで語る日本社会は、かなり橘玲さんに影響されていることが分かります。

私のブログのような、根拠がない社会論ではなく、出典となる論文がしっかりある橘玲さんの本を読んだほうが良いですよ。

それでも橘玲さんがやるなぁと思うのは、しっかり自分の著書を引用して、それを買いたいと思わせるところですね。

このくらいしっかりと思考を整理できる本を書ければ、相当社会に役立つと思います。
本の執筆とかもやりたいと思うけれど、それはまたそれで。

自分の日本語説明能力はそんなに上手ではないとは思っているけれど、少しずつ書きながら鍛えていこうと思っているのですよ。
言葉では難しければ、図解でもいいですよねとか。

そのあたりぼちぼちやっていきます。
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地域性

2024-01-31 09:15:32 | Culture
日本国内を何箇所か点々と住んでいます。
同じ日本でも、土地土地で違う文化に出会います。
全ては無理なので、少しだけ特徴をピックアップしようと思います。

・北関東(群馬県、栃木県)
夏暑くて、冬寒い。
群馬県は冬場の北風が強すぎて、自転車が進まない。
栃木県は朝は零下になるので、車のガラスに張った氷を落とす必要がある。

都心に近すぎる田舎。
数時間で都心まで出ることができる。
だから、最先端の都会と自らの田舎部分を比較してしまい、劣等感を感じる。
山梨県などの、自分たちの文化は自分たちで作るという自主性がない。
逆境に強い。

・千葉県
東京の東隣。
京葉工業地帯。
東京のベッドタウン化しているが、電車ではなく車で移動する必要もある。公共交通手段が東京ほどではない。更に道が狭い。
従って、道が異常に混む。

・愛知県
産業都市でお金はある。
しかし、従順な労働者としては優秀だけれど、自主性があるかといえば疑問がある。
知的レベルは平均化されて少し高い?
長いものには巻かれろ。
個性よりも重要。

・大阪府
東京大震災や東京大空襲などを経ていないため、古くて小さい賃貸住宅がたくさんある。
従って、収入が低くても生活していける。
また、収入が低いからと言って、卑屈にならずに怒ることができる。
ボケ・ツッコミは日常でも行われる。
労働組合運動が盛ん。
コミュニケーション能力が、全体的に高い。

一部を切り取った評価なので、賛否ありでしょう。
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