人は死に向かっていくわけですが、経験を蓄積して成長していきます。
少しでも良い未来があれば生き続けることもできようものです。
家事仕事も毎日24時間真剣にやれば、1年も経たずに習熟します。
100%は理論的に無理として、80%の成功が期待できます。
プロです。
不確定な人間生活の仕事で80%はプロです。
一般男性諸氏が簡単に手出しできる家事レベルではなくなります。
子供を産めば更に不確定要素が増えてですね。
子供は基本的な欲求の本能で動くし、反抗もします。
モラルはぐっと下がる。
ここでモラル低下を防ぐためにルールをたくさん作ってしまいます。
「○○やっちゃダメ!」
というやつですね。
このローカルルールが問題で、濫用すると本来的にやっていいこと悪いことを考えなくなってしまう。
ルールの生い立ちを知らずに、ルールの上にルールを作ると、誰も生活不可能な矛盾したルールができてしまい、さらなるモラル低下を招く場合もある。
相撲界なんかは歴史がありますが、弟子として部屋入りするのは血気盛んな若者で。
成熟した倫理・モラルの判断はできない。
そこで大量のルールも作りますが、兄弟子や部屋で人としてのモラルを身につけるわけです。
だけど、上記の様にルールの上にルールを作って、根本的なルールの生い立ちを考えないと、理不尽が生まれます。
一般の人には関係ないよなんて思うと他人事ではなく。
サラリーマンという職業の生涯雇用・定年雇用が生まれたのは1950年頃で、まだ70年程度しかありません。
そんなの知らないよ、という人は多いはず。
人生設計・ライフプランは定年雇用と退職金を前提に考えているので、定年雇用と退職金の前提が消えた途端、相当なパニックが起こると想定されます。
当然と思っていることが、実はそんなに根拠のないローカルルールなんてことは、結構あります。
夢も希望もない?
現実をしっかり見て夢を見ないと、希望もないんですよ。