アメリカのアニメーション解釈と日本の解釈の違いは、どれだけ現実を含めているかの違いだと思った。
アメリカの仮想現実は、現実から仮想世界が構築されているけれど、
日本の仮想現実は、仮想から現実世界が想像されるイメージ。
現実か、理論か。
スター・ウォーズや、バック・トゥ・ザ・フューチャーや、ブレード・ランナーの世界が実現されるのか?
現実技術が仮想を生むのか?
ロケット開発競争の中では、SFが科学技術予算確保の効力も持っていたわけなので、双補完的でもある。
攻殻機動隊やアキラの世界観を実現化する試みは、仮想から現実化される一現象。
理想の物事は、限定された因果関係の中で成立するけれど、現実の物事は、あらゆる因果関係が複雑に絡み合っている、理想では想像しきれない要因が大量発生する。
尤も「宗教」は、仮想が主体で現実が副産物とすれば、人類全体が妄想を現実と思い込んでいるフシがある。