一昨日、東京にあるシャンティ国際ボランティア会の三宅事務局長さんと、海外事業部の菅さん、
そして遥かアフガニスタンから、ワヒド・ザマニさんがさしこうへ来店されました。
実はさしこうは、イランに出張の際、アフガン難民学校を訪れ文房具などの支援活動を以前より続けています。
イランには、国の内情のため母国を離れて生活をしているアフガニスタンの難民が
今でも100万人いるといわれています。
国に帰ることもできず、教育も充分にうけられず、国籍もないまま仕事にもなかなか付けていないのが現状です。
それでも彼らは明るく一生懸命生活していました。
子供たちは恥ずかしがりながらも、叶う事のない将来の夢を話してくれました。
同じ地球上の子供なのに、なぜこんなに不平等なのだろうかと思いました。
彼等彼女らは受けたい教育も受けられず、学校も少なく、あっても充分な設備も物資もありません。
母国のアフガニスタンの就学率、識字率は耳を疑うほどの低いものです。
何かもっと私たちにできることがないだろうか、と何時も思っておりました。
そして今年、さしこうはアフガニスタンに学校を立てようと決心しました。
3年計画ですが、2015年には首都カブールに完成できるように、頑張ろうと思っています。
その実務をNGOシャンティ国際ボランティア会にお願いしたのでした。
それで今回、その打ち合わせで来店されたのです。
ワヒドさんよりアフガニスタンの現状を聞かせてもらい、驚かされることも沢山あり、
改めて教育の必要性を感じることができました。
我々さしこうは、お客様からお買い上げいただくギャッベの売上金の一部を積み立てさせて頂き、
この活動を実現したいと思っています。
ワヒドさんから感謝の言葉をいただいたのですが、この津山市加茂町は緑に囲まれた素晴らしい環境の土地だ。
まるで天国みたいだ。とありがたい感想をもらいました。
素晴らしい日本で普通に生活できることがありがたく思えました。
最後に店で記念写真を撮りました。
老けて見えますが彼は35歳とのことでした。
今日はめずらしく、終始、硬い話のブログになってしまいました。
お許しください。
久しぶりに登場のアップルくんでした。