さしこうスタッフブログ

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群言堂ツアー ~2016~

2016年05月22日 | 東一宮店

 

          東一宮店よりこんにちは

 

今日の津山は日差しも高く、夏の様な天気です。

お店の前の田んぼでは田植えの準備が始まり、田んぼに張られた水に太陽がキラキラと映り込んで本当に美しいです。

 

田植えの風景は自然と人間の共同作業により生まれるモノで、どちらかが欠けても成立しない。

このどちらもがちゃんと未来に残っていくことが、私達の未来を創る事になるんだなと思いながらいつもお店から眺めています。

こうやって農家の方々が手塩に掛けて育てるお米がどうか無事に沢山収穫できますように・・・と天を見上げて強く願ってしまいます。

 

さて、今回の東一宮店のブログは先日17日(火)に開催した毎年恒例の群言堂ツアーについて書きたいと思います。

 

気持ちのいい五月晴れの日、お客様23名とご一緒に群言堂本社がある島根県太田市大森町、石見銀山に行って参りました!

お天気にも恵まれ、立ち寄った島根「道の駅きらら」から見える海も輝いていて、どこまでも広がる水平線に吸い込まれそうなほどでした。

  

        

 

快晴の大森町は雲一つなく、街並の色もより鮮明に感じました。

 

              

 

登美さんのお話を聞く為に藁葺き屋根の建物に移動すると、まさにここでも田植えの準備中!

 

              

 

          空に泳ぐ魚も気持ちよさそうです~ 

 

     

 

一年ぶりにお会いした登美さんは相変わらずハツラツとしていて、眼差しは凛々しく自然と共存している風格がありました。

今年も楽しい講演をしてくださった登美さんのお話の中で、「桃李物言わざれども自ずから蹊(みち)を成す」というものがありました。

これは「史記」にある言葉ですが、「桃やすももは何も言わないが花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然と道ができる」

という意味で、徳望のある人のもとへは人が自然に集まる事のたとえです。

 

土地と人間、家と人間は相互関係である、と。

まさしくこの大森町、そして石見銀山が世界遺産になった経緯そのものだと思いました。

2007年世界遺産に登録された当時、沢山の葛藤があったと登美さんは言います。

それは私達が想像する以上の苦悩と工夫の時間であっただろうと察します。

しかしその時間があったからこそ、今の風景に繋がっていると思うと登美さんや大森町の住人の方々の思いがより強いものに感じます。

 

「自分が根を張るべきところが分かれば人は強くなれる。」

根を張れる場所を見つけ、その場所を自分で耕す努力をしてみると見える世界も変わるかもしれない。

そんな思いが大森町には溢れているように感じました。

登美さんのお話はいつも、自分が今どうしたいか、どう生きたいかを考えるきっかけを与えてくれます。

お客様たちも熱心に聞かれており、とても有意義ないい時間でした。

 

    

 

他郷阿部家での食事も素晴らしく、美味しさの中に優しさがありとても癒されました。

 

    

        

         今年も髭の優しいシェフが丁寧に作ってくれました。

    

              

              玄関は何とも涼やか。

    

 

            帰りにショップに寄ってお買い物~

    

 

 

     本店入ってすぐのディスプレイはこ色とりどりのラッピングディスプレイ!

    

 

こんな素晴らしい土地で生まれる群言堂のお洋服はきっと皆様の心をどんな形であれ後押ししてくれるような気がします。

最後、登美さんはこう言われました。

「これからは女性の感性の時代」、と。

美のものさし。

豊かさのものさし。

幸せのものさし。

自分のものさしで色んなものをきちんと深く見ていきたいと思った一日でした。

 

ご参加頂いたお客様、本当にありがとうございました。

また来年も皆様と素晴らしい時間を過ごす事が出来たら幸いです。

 

                      久しぶりの海に興奮したあい

 

 

 

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