Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

♪~The Origin Love

2007-02-21 16:10:48 | 私が応援している人たち
昨日は去年からチケットを購入して首を長くして待っていたRock Musical 『Hedwig & The Angry Inch(短くして「ヘド」の公演へ行って来たの
友人2人と待ち合わせをして新宿にある「FACE」って言うライブハウス。
ライブハウスなんて何年ぶりだろうかしらン
ジョン・キェメロン・ミッチェルのオリジナルの「ヘド」にはまって数え切れないほどDVD観たり、CDを聞いていたりしたのだけど、今回は山本耕史さんがHedwigを演じるんで嬉しさ倍増です!

ストーリーは簡単に言えば、旧東ベルリンに生まれたハンセル少年が母から聞かされたプラトンの「愛の起源」に心を動かされて自分の「かたわれ」探しを始めるって言うものなんだけど。アメリカでロックスターを夢見るハンセルがアメリカ兵のルーサーと知り合い、国外脱出の為に性転換手術をするものの、それが失敗して身体に「怒りのインチ(アングリーインチ)」が残ってしまう。
更に、渡米するもルーサーに捨てられてどんぞこに落ちたHedwigが巡り合った自分の「カタワレ」かもしれない、最愛の17歳のトミーにも裏切られ・・・・。

と言うと、何だかオカマの話?とかホモのポルノ?何て思われそうだけどもっと深くて、Hedwigがトミーに裏切られて壊れていく様と自分の「カタワレ」を追い続ける姿が感動的なのよね。
私も同性愛ものってちょっと苦手だったので初めてDVDを観たときはちょっと引いていたところもあるけれどいつのまにか引き込まれて、何よりも歌がいいジョン・キャメロン・ミッチェルがいい(特にラストで歌うところ)

もともとは、オフブロードウェイでロングランされていたミュージカル。私は映画化されたものしか知らないので、山本さんのステージも真っ白な気持ちで楽しもうと思って行ったんだ
映画と舞台と比べる事は物理的にも不可能だし、既に皆に知られている物を上演するって難しいもんね
しかし・・・
登場した山本さんは、私の期待を裏切らなかった
イツハク(Hedwigの夫)に紹介されて登場する「山本Hedwig」は彼のその個性の中にしっかりあのHedwigが健在でした
演出も台本もなかなか良く出来ていてイツハク役の中村 中さんも若いのに好演していた。
山本さんは歌は上手だとしっていたけれど、「ヘド」の歌をあれだけ違和感なく、飛び跳ねて暴れながら歌いまくっていたのには感動!頭の回転のよさも時々出てくる即興的セリフにうかがえた。
それよりなにより、彼の鍛え上げた逆三角形の姿態になまめかしい脚、肌もとても美しかった

でも、しいて言うと・・・・これだけ褒めておいて「しいて言うと」なんていらない?
まぁ、ちょっと言わせてください。感じだことがふたっつ。
Hedwigは胸を大きく見せていたけど、山本さんの胸はぺったんこだった。(ま、ぺったんこの女性もいるからいいか・・)
最後に「ヘド」が壊れていく場面があるけれど、演出上でカツラを取るのがちょっと時間的に早かったんじゃないかな?

だけど、とっても楽しめたミュージカルでした!!
まだ、しばらく続くから、ハードな公演、山本さんも体調に気をつけてね!! 応援してます

あ、書き忘れました。一緒にステージ見に行った友人が山本さんの「ヘド」の姿を見てて、時々「桜塚やっくん」が頭をよぎって、払拭するのが困ったって。
ふ~ン、否定も出来ないかも、と思った私は山本さんのファン失格かしらん

<今日のうちのワンコ>いっつもどっか遠くへ行くサトリ
サトリとは逆に探すまでもないレイラ


コメント
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