大自然セドナを愛する”からだソムリエ”の日記

マラソン、トレイルラン、トライアスロン大好き。けれど大自然はもっと好き!

うつくしまトライアスロンin会津

2011年08月22日 | トライアスロン

今期ラストのトライアスロンに参戦してきました 

第13回うつくしまトライアスロンin会津」 そう、福島で開催しました。

スイムの練習会オーシャンナビの仲間4人、M監督の大学時代の後輩の方が営む、猪苗代のペンションに宿泊し、東北道のドライブと楽しいトライアスロン・トリップでした

M監督は出発日は仕事のMTGがあり、Mちゃんと夕方入りすることに。

先に今回トライアスロンデビューするTさんと現地入りし、コース下見をしました

 

一番気になるのはバイクコース、例年開催しているコースは猪苗代から会津へ抜ける爽快な下りのコース。今年のコースは諸事情から猪苗代湖畔の田んぼをクネクネ&周回のコース。

転倒大得意の私にとってこんなコース、大丈夫だろうか。。。。超不安です

 

会場となるスタート地点の天満宮  えって?!パワースポットなんですかっ?

スイム会場チェック

湖を泳ぐのは初めてです 超ドキドキ&ちょっぴり怖い 

遠浅なので、200m先からフローティングスタート~1500スイム~ラストは100m位走ってスイムアップしないと泳げません

水は思ったより冷たくなく、フツーにきれい

さて、問題のバイクコース

大まかなコース地図とニラメッコしながら、車でチェックしました

まだ標識設営中で、大きな目印もなく、かといって交差点名の大きな表示もなく、、、ココで合ってるのかな????なんてキョロキョロ

↓ 飛ばせるストレートな道は僅か、、、この道幅が一番広い しかも行った先は折り返しなのでOneWayではなく両側通行

国道下をトンネルでくぐったり、踏み切りも渡ります(往復)

一時停止下車、歩いて渡って再スタートしなければなりません

げっどんどん狭くなるよ、、、

まだまだ狭くなるよ、、、

そしてひたすら田んぼ その田んぼで2周回、6回Uターン(ヘアピンカーブ)があります

どーしよ、やっぱりTT(タイムトライアル用バイク)でなく、ロードバイクで来ればよかった

TTはブレーキとギアが離れているので、ハンドルから1度手を離さないとギアチェンジができないのです。。。しかもドルちゃんは私にとって大切な高級車だったりします

夕方、バイク組み立て中にM監督&Mちゃん到着。

コースの特徴を伝え、ホテル前の道でUカーブの練習。一度ペダルを外して回ったほうが速いかな?とクルクルクルクル  隣のペンションのワンコと遊びながら

夕飯はお庭で獲れたてのトマトなどオーナー自らの手料理 美味しかった

就寝23時ごろ

翌朝は雨でした。。。しかも屋根に音を立てて降っています 凹やる気

寒いっ、気温13度、湖の方が温かく水温21度

雨のレースは初めてです。

準備に不安が募ります

トラジションではランニングシューズ、バイクシューズ、サングラス、靴下などがぬれないようにセットし、ビニールでバイクにシートをかけました

そしてもし、バイクスタート時に雨が酷かったら、バイクシューズでなくランニングシューズでバイクスタートできるようにもう一足、ランニングシューズを準備

 

スイムスタート

Mちゃんと「緊張するね~」と胸を押さえながら約500名が一斉スタートしました。

バトル回避対策として一番前からスタートしたのにみんなが一斉に追い抜きます

私、何でこんなにスタート、遅いのかしら 汗

校長先生にも聞いていましたが、確かに湖の水は重く海より浮きません。

焦らないで泳ぎ続け、少し落ち着きましたが、ゆっくり伸びながら磐梯山を見上げてストロークすると私の一かきで隣の人はものすごい勢いで3かきくらいしています。

?ショートってその方が効率的かしら??なんて考えながら最短コースで泳ぐことに集中しました。それでも私は結構蛇行していました(課題1)

水深ぎりぎりまで泳ぎ、100m岸まで走りました 

 

バイクスタート

トラジションでもたついてしまいました(課題2)

ウェットは脱げなくて大苦戦、そして空を見上げながら優柔なのでバイクシューズを履こうかランシューズを履こうかしゃがみ込み考えていたら、次から次へとみんながバイクスタートして行きます 

サングラスは前回のレースで日焼け止めがついて視界最悪だったので、しっかり拭いて濡れないようにしておいたのに、グローブはまた裏返し

私ってドンくさい 自分で呆れました(笑)

 

結局、バイクシューズで大丈夫だよ~と言ってくれたN氏の言葉を信じてバイクシューズでスタート

とにかく路面に目を配り、接触、カーブでの減速に徹しました

なので転倒は何とか免れました

 

ランスタート

走り始めた瞬間 「こりゃ、やばい

雨と寒さで挫骨神経痛が出て股関節が思うように動きません。膝も重たく感じて無理はできないと思いました。これがミドルだったら走りきる自信はない、、、そんな情けないことを思いながら走っていると雨なのに沿道から沢山の地元の人が応援してくれます。

子供たちともハイタッチ

ショートなので、結構飛ばす選手が多く、、、数十人に抜かれた、、、かな?とにかく遅かった

だって、ストライド広げられないんですもの

でも、応援してくれている人のためにピッチは維持するよう出来る限り走りました

「ありがとうございます!」

声援に返事をしながら走りました

天満宮に向かう林道を抜けるとゴールが見えました

タイムはベストよりちょっと遅い2:38 まずまずの出来  ホントは不満でしょ?

うーーん、シーズンラストはもうちょっと頑張りたかったというのが本音です

でも、福島の方々に少しでも貢献し、仲間と楽しいトライアスロントリップができたので満足です

ペンション ポローニャのオーナー夫妻とM監督、Tさん、Mちゃん

スタート前の1ショット Tさんは初トライアスロンにしてとてもいい結果でした

このコンディションで素晴らしいです 

沢山のお土産

ゴール後はモモ、スイカ、バナナ、ブドウ、トマトが食べ放題でした

トマト、、食べきれずつれて帰ってきちゃいました 

参加賞の福島のお酒と、、、

民芸品の起き上がり小法師 そう、七転び八起きです 

学生時代、スキーで猪苗代にはよく行きましたが思えば夏のシーズンの緑深い磐梯山を眺めたのは初めてでした。

久しぶりに磐梯山を観て懐かしくもあり、福島を見守っているような頼もしさを感じ、胸が熱くなりました。

福島、、、きっと大丈夫、、、そんな気がしたのです。

帰宅後、心配した母から電話がありました。

「さっちゃん、どうだった?福島?」

「お母さん、人がいないの、、、こんなに人がいないのっ?というくらい人がいなかった。。。」

「そうでしょう。。。。」

自分でもびっくりしたのですが、母に聞かれて胸に封じ込めていたような感情が溢れ出てしまい涙してしまいました。

本来であれば夏の避暑地として賑わっているところです。

地元の方はどんなに寂しいだろう。。。。

道も広く、湖面に山々が映る美しい湖、壮大な磐梯山に囲まれた大自然のリゾート地です。

美味しいフルーツも温泉もある、、、バイク練習には最高の環境です。

来年はバイク練習も兼ねてゆっくり来たいと思います