沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

龍年

2012年01月23日 | 日々のこと
    
 今日は旧正月。糸満や勝連のうみんちゅの村や町では、ずーと変わらずに続いてきたこの日が、本当の正月。「今年一年の豊漁と健康祈願を込めて」大漁旗が掲げられた。それを見ながら、「おいしい酒を飲むのだ」とうみんちゅが嬉しそうに言った。
 今年は「龍年」。母は龍年生まれなので、沖縄では「85歳生年祝い」となる。父の85歳祝いは、父母と姉妹4人と孫の7人で、九州の温泉旅行に行った。だから、今年も又、みなで旅行に行こうと言っていたのに。
 父が逝ってしまったから、ぽっかりと穴が空いてしまった。父は自分勝手だな~。母のお祝いに今年はみんなで旅行に行こうね、また、父のかじまやーと母のトーカチーが一緒の年になるようなので、一緒に祝おうね、それまでは頑張って生きたいねと言っていたのにな~。
 
 金武町のキャンプハンセン沿いの桜並木、昨年の強い台風で痛めつけられて、今年は咲く力がない。
 今、沖縄ではつばきの花が咲いている。日陰でひっそりと。癒される。

 こんなブログにきてくれてありがとう。

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