


待ちに待った「観月祭」。私は一年の行事の中でこれが一番好きです。
公民館の広場に作られた舞台の上には十五夜の月が上がっていた。折しも台風の風が吹き渡りいい具合。でも風があるので、雲の流れも速く月が見え隠れしていた。
舞台の前では、子どもたちが走り回って遊んでいる。そうやって聞くともなしに耳に入ってくる音楽が、何年も聞くうちに刷り込まれて行くのだなと思った。
幼いころから聞きなれた音楽と踊り、三線と太鼓、どらの音、ホラ貝の響き。そして舞台で繰り広げられる喜劇。区民と共に笑い、拍手を送る。
なんて幸せなのだろう。
最後の最後に、大雨が降ってきてあっという間にずぶぬれになってしまい、友人のMと笑いながら帰った。
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