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今日の市長選どうなるのか。
基地移設推進派は名護の発展のために・今まで北部は取り残されてきた・と言ってますが、どこの県でも県庁所在地のある都市は賑わい、そこから離れるほど不便なことが多い。
しかし、一方ではそれがゆえに、守られてきた物がある。
「沖縄の魅力は、一日で那覇を中心とした都会から、やんばる固有の亜熱帯の森に行くことができること」と行った人がいたが、私もそう思う。沖縄島を俯瞰して見て下さい、残された緑は最早ヤンバルしかない。私は、以前行った香港の濫立した高層ビルの都会には、何の魅力も感じなかった。香港の金持ちが住むと言う地域に連れて行かれたが、そこは緑の多い沖縄のどこにでもある風景に似ていた。
人間は、都会だけではやって行けない、心を癒すのはやっぱり森だと思う。辺野古に新基地ができたら、やんばるの森の入り口から、徐々に森が削られていくのではと心配になる。森の固有種の動植物も消えて行くのではないでしょうか、ジュゴンの食草も。
名護の市民だけに広大な基地建設の決定をゆだねてもいいのでしょうか。
狭い沖縄島。名護は違う形での発展の仕方があると思う。名護親方を輩出した所なんだから。
「家に帰ってきたら、ほっとするね。」に値するのが
「ヤンバルに来たら、ほっとするね」
私達に残されている自然はもうヤンバルしかありません。一人ひとりが意識しないと守って行けない自然。
狭い沖縄を飛び出して他所の世界を見てきた方がいい。生れ島のよい所が良く分かる。
ブログ訪問ありがとうございます
(写真はガジュマルの支柱根がコンクリートのブロック塀を覆っている。大きな権力に巻き取られようとする沖縄の姿にも見えるし、巨大な人工物を封じ込めようとする県民の絆のようにも見える)