沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

偶然?必然?

2008年09月10日 | 日々のこと

 長い間気になっっていた曲があった。時々ラジオから流れてきて、あ~いいな~と思っていて、いつも途中から耳に入ってくるので、サビの部分しか知らなかった。で、身近にいる人達に、

 「好きで好きで好きで 恥ずかしいほど好きで・・・」というフレーズのところだけ、私が口ずさんでみても(ま、私は音痴なんですが)誰も、「ああ・わかった」とうなづいてくれる人はいなかった。

 ところが、です、この間upした通り、宜野座村でフォークコンサートがあるというので、出演する人のことをあまり知らないまま、フォークだからいいかなという軽い感じで出かけた。

 そこで三浦和人というアーチストの声を聴いた。わたくしの琴線に触れたというのでしょうかなんとも言えずいい声。わたし好みだったので、帰りに「ENCORという二枚組みCDを買ってしまった。

 で、その翌朝、車の中で、聴いていたら、な、なんと、この私が長い間探していた曲が入っていた。このCDに!運命?(大げさか?)でも、願えば叶う、というか、信じれば通ずるというか、うれしかったな~~  曲名「あなたを愛する想い」 

           作詞:伊藤薫 作曲:三浦和人

 好きで好きで好きで、恥ずかしいほど好きで~、というフレーズいいですよね~、50にもなって恥ずかしい感じがする。が、恋をする気持ち忘れないでいたいですよね。秋だもの、なおさら。

 


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鳳凰木(ほうおうぼく)

2008年09月08日 | 日々のこと

 宜野座村漢那の道路沿いに咲く「鳳凰木」。

きれいだ。前にも書いたような気もするが、見ごたえのある素敵な木だ。

 私が、初めてこの木を見たのは高校生の時。バスの通学路にある漢那の店の前にこの大木が一本あった。葉が風にゆれて涼しげなのに、花が咲くと、あたりが華やかになる。「なんてきれいな花なんだろう、なんという名前の木なんだろう」と思ったものだ。

 漢那の329号沿いは、鳳凰木がずらーっと植栽され、もう大分大きな木になっている。木が成熟して、この花が道路の両サイドを彩るのももうすぐだろう。

 漢那の北部病院の坂道にも紫の花の咲く木(いっぺー?)が植えられて、冬のある季節を楽しませてくれる。この木々はある一人のおじさんの手によって植えられたと聞いたことがある。

 10年、20年先を見通して木を植える人を尊敬する。

 (沖縄は例年になく秋の訪れが早いような感じだ。朝夕の涼しさは人恋しくなるよう)

 


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アッバス・キアロスタミ監督

2008年09月07日 | 日々のこと

 アッバス・キアロスタミ監督を知ったのと、イラン映画っていいなと思ったのが映画「桜桃の味」。(1997年カンヌ国際映画祭・パルムドール受賞)。

 自殺願望の中年男が、「睡眠薬を飲んで自分はこの穴の中に横たわるので、明日の朝、私の名前を呼んでも、返事がなければそのまま土をかけてくれ」と、若い兵士や神学生に頼むが次々と断られる。なおも自殺を手伝ってくれる人を探す男。土ぼこりをあげて無味乾燥した大地を行く1台の車。

 三人目の貧しい老人はこの仕事を引き受けるのだが、自分も若い頃、世の中が嫌になって桑の木にロープをかけて自殺をしようと試みたことがある。しかし、ロープが中々木にかからないので、木に登ってロープをかけようとした。その時に何気なく手に触れた桑の実を口にしたんだ、おいしくて辞められず食べ続けた。妻にも食べさせてやりたいと思っったら、自殺をやめて家に帰ったんだ・・という話を自殺願望の男に聞かせるのだが、

 彼の決心は変わらず、穴の中に横たわる。画面が暗闇に包まれ、どうなるの?と思った時・・・・・・クライマックスのシーンは見てのお楽しみ。

 「生きているっていいな」と思う映画。

 映像に写るのは荒廃し無味乾燥した景色。そして、淡々とした会話があるだけ。だから余計にクライマックスのシーンが生きてくるのかも。すがすがしい朝陽の中、生が躍動しているような・・・いい映画だった。

 (パレット久茂地 リウボウホールhttp://ryubo.jp/event/?eid=00221&floor=4で見ました)

 (写真はアパート階段。踊り場をキャンパスに自然の芸術が♪)


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やんばるの森

2008年09月06日 | 日々のこと

 今日のやんばるの森(本部町)。山の中は静かで、鳥のさえずりが聞こえていた。

 やんばるの森のあちらこちらに喫茶店がある。しばらくいかないと、新しい店の看板が立っている。また、以前はやっていた店が閉店ということも。

 本土からの移住者が店をしている所がたくさんある。昔では考えられない辺鄙な山の中や、崖地で見晴らしの良い所など。

 また、そういう辺鄙な場所でも、最近のレンタカーにはカーナビがついているので、観光客もたくさんやってくる。

 この昼下がりの山の中の喫茶店には、友人と私以外にはあと一組の客しかいない。しずか~な森。昔の私だったら、いいな、こんな所で喫茶店やりたいなと思ったこともあったけど、今はだめ、寂しくて、ちょと無理。

 空気がおいしそうで、深い深呼吸をした。

 


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「千の風になって」

2008年09月04日 | 日々のこと

 「千の風になって」という歌を初めて耳にしたとき聴くことができなかった。夫を亡くした私を慰めようと、妹が「良い歌があるよ」と、携帯に取り込んだその歌を耳元で流してくれた。が、あの時の私には、

 「人の気も知らないで」という気持ちだった。涙をこらえるのがやっと・・。

 身近な人を亡くして、自分を責めてしまい少し欝のような状態だった自分。同時に更年期もやってきた。親しい誰かを亡くした人にとっては、この歌は辛いと思う。

 長い長い時が過ぎ、今、私はとても元気。「時が解決してくれる」とはよく言ったもので。長いトンネルから抜けたような気持ちだ。

 今ならこの歌を聴くことが出来る。今なら、この歌は心を慰め、励ましてくれるように感じられる。人の気持ちって不思議。

 (写真は億首川の近くの芭蕉並木です)


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ショック!

2008年09月03日 | 日々のこと

 昨日のこと。スーパーに買い物に行ったら、知り合いにあって、  肩をたたかれた。そして、「ね!妊娠しているの?」だって!え~~~~~~えええええそんなばかなと否定したが、ショック。確かにわたくし、ここにきて、大分体重が増えている。

 翌日職場で話したら、「いいじゃない、若いと思われたんじゃない」となぐさめてくれた。そう思えばいいかなと少し思っても見たけれど。・・みんな大笑い。

 もしかしたら、「ね!妊娠しているの?」という言葉は「50にもなって妊娠しているの?」という驚きの言葉かもしれないし・・・。

 いずれにしてもお腹がでているってことなんだよね、油断していたな。

よし、頑張ってちょっとしめていこう。プールにもいこう。ケーキもやめよう。心に決めた。あ~あ

(写真はマングローブの1つメヒルギ。小さな花が咲いてる)


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