一ヶ月ちょっと前の話になりますが、狼に軽自動車の購入相談スレがありました。購入相談から話題はいつしか軽自動車を語るスレへと変貌していきまして、自動車知識に詳しい方も現れ、知的好奇心をくすぐる面白い展開になっていきました。
その内の一人のスバルファンによる「スバル ステラカスタム」の話が面白く、沢尻エリカ「あの一件」でCMを降ろされたという印象しかなかったこの車への興味が沸いてきました。実はスバルらしさが凝縮された走りの車なんて、車も見かけにはよらないものです。
そういえば昔、「スバル ヴィヴィオ」がサファリラリーに参加して活躍したニュースを知った時は、軽自動車でアフリカのラリーを走れるなんてスゴイ!と感心したのを憶えています。
(先ほど、Wikipediaでヴィヴィオの事を調べていたら、この時のドライバーの一人が、かの有名なラリードライバー「コリン・マクレー」だったと知り驚きました)
このスレで、ステラを始め今時の軽自動車に興味が沸いた私は、翌日書店で「軽自動車のすべて2008」という本を買ってきて読みました。レクサスより後席が広い車種があったり、「三菱 i」が見た目だけでなく中身も面白い車である事がわかったり、今時の軽自動車は個性的で面白かったです。
私は今、車がなくても不自由しない町に住んでいますが、もし車が必要な町に住む事になったら、「スバル R2」が欲しいなと前から思っています。軽自動車が欲しいとかそういう事ではなしに、R2のデザインが好きなのです。
その本を買って何日か経ったある日、狼に再び軽自動車のスレが立ちました。「スバルが軽自動車開発から撤退」!
遙か昔、てんとう虫こと「スバル 360」で大衆が車を所有出来る時代に導いたスバルが、軽自動車の自社開発を止めてOEM生産に切り替えるというニュースを読み軽いショックを感じ、狼のそのスレから、軽自動車板に立っていた関連スレも読み、残念な思いに気持ちが沈みました。
狼では、赤帽御用達の軽トラ「サンバー」はなくなっちゃうのか?名前が残ったとしても、株主トヨタの意向でダイハツからのOEMで、サンバーの中身はハイゼットになってしまうのか?とガッカリする書き込みもありました。軽トラなんてどれも一緒じゃないの?と思われる人が多そうですが、サンバーは他社の軽トラに比べて独創的な部分が多く、しかも赤帽用のサンバーは「赤帽仕様」になっていてエンジンパーツの耐久性を上げているのだそうです。
サンバーに限らずスバルの軽自動車って、他社と比べてエンジンや足回りなどが独特な仕様でして、その辺りもOEMへの移行が惜しまれる理由なのでしょう。
世の中、OEMやら経営統合やらが最近多く、それも有名会社が合理化を求めてそういう道を選択しているケースが多いです。生産コストを少しでも下げて利益を生むためには仕方がない事ではありますが、世の商品が「上辺だけ異なり中身は一緒」という流れに向かいつつある事に、つまらなさを感じてしまう今日この頃です。
そういえば、ハロプロも昔に比べてユニット関の個性が薄れてきていないでしょうか? タンポポとプッチモニ、モーニング娘。と太陽とシスコムーン、メロン記念日とカントリー娘。…
最近は少しずつ違いを出してきているように感じられますが、各ユニットの個性の違いは大事にしてほしいです。ユニットのOEM化(笑)は勘弁です。えっ、作り手側がOEMなのが良くない?(OEMの意味とはちょっと違うか)
いろんな方に曲を書いてもらいたいものですね(苦笑)。
今回のBGM Heaven is a Place on Earth / ベリンダ・カーライル (スバル・プレオ CM曲)