フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

みらいのたまご

2009-02-25 21:23:52 | ハロプロ(エッグOG&研修生)

 しゅごキャラエッグの新曲「しゅごしゅご!」のPVが先日公開されました。

[2nd シングル 2/25(水) 発売 PV] しゅごしゅご! - しゅごキャラエッグ!


 見てみた感想としては「しゅごしゅご」というより「ロリロリ」やなあと(苦笑)。まあ、「しゅごしゅご!」というタイトルから想像してはいましたが、子供向けな感じが全開でした。しゅごキャラって、こんな子供向けなアニメだったっけ?と疑問を持ってしまいました。「バカヤロ!ほんとのじぶん やりたい事やってやれ」などと歌っていたエンディングに比べると、随分と世界観が幼くなったなあと遠い目。

 このPV、グループ的にはエース的存在と言えそうな前田「ゆうかりん」憂佳がやはり目立っているなと思いました。アイドルの成功する条件として、集団の中でも埋没しない輝きを持っている事は大切です。ソロで抜かれているショットは他のメンバーと変わらない量かもしれませんが、見終えると印象が強く残っているのが彼女。ゆうかりん恐るべし。
 そのゆうかりんをライバル視しているともっぱらの評判な福田「かにょん」花音。ソロで抜かれている時の笑顔に力が入っているように見えて、その笑顔には「ピンクのには負けない」という強い意志が込められているような気がしました。
 そんな二人のライバル関係とか面倒で関わりたくないというヲタは、黄色の和田彩花ちゃん、青の佐保明梨ちゃんをドウゾ。
二人もなかなか良い味を出していると思いますよ。

 おっと、なんか「ヲタには」などと、しゅごキャラエッグをまるでヲタ向けみたいに書いてしまいました。アニメ発のグループだけに、想定購買層はヲタだけとは限らない筈。失礼いたしました。
 そもそも、実はハロプロエッグ自体がまだまだヲタに認知されているとも言い難いのです。多分、先日行われていた横浜アリーナでのハロプロコンサートに来ていた観客で、ハロプロエッグの名前と顔が十人以上一致するという人は二割もいるかどうかだと思っています。

 しかし、この「ヲタにさえ認知されていない」というのは、逆に言えばハロプロの手垢にまみれていないとも言える訳で、ハロプロ仕事ではない外部仕事をやっていく上では、それが有利に働く事もあるかもしれません。
 オファーを出す側も、知名度がなくファンもまだ少ないメンバーならイメージに縛られずに使える。しかも、エッグメンバーは何でも平均点良くこなすタイプより。何か一つ得意分野があるみたいなタイプの子が多い印象。それを生かしてソロ活動をどんどんやって行けそう。いや、やって行くべき。

 既に、自分の特徴を生かして活動をしているメンバーも何人かいます。アニメ・漫画が好きな能登「のっち」有沙ちゃんは角川書店のアニメ関連仕事をしています(ドガドガ7)。しゅごキャラエッグのかにょんは何度か舞台出演をしていて、昨年末には主役も勤めました。他にも舞台に出ている子がいます。それぞれが得意分野で頑張るのは良い事ですね。
 その福田花音の主演作品に関するOPVを見つけてきました。

OPV 福田花音 ソロ リズミック・タウンより (Kanon Fukuda des H!P Egg)

 エルダメンバーが卒業して、ワンダメンバーによる構成となる新生ハロプロ。これからのハロプロは集団を推すのではなく、個人の力をいかに伸ばして、それを発信していけるかが重要だと思っています。グループに所属しているメンバーは、ソロでも仕事が出来るようなスキルを身に付けていく事を求められる流れになっていく事でしょう。そうすれば、結果的にグループのパワーも大きくなります。
 そして、育成組織であるエッグからも、有望なメンバーはどんどん外部仕事をしていく流れになる事を期待します。グループ活動の制約もなく、基本的にはソロという事になるエッグの立ち位置は幅広い活動が出来そうだし、ハロプロっぽさの薄いマイナーである事が逆に強みにもなって、娘。やベリキューではオファーの来にくい仕事が出来るかもしれません。
 既に、のっちやかにょんのような流れも生まれているだけに、意外と半年後、一年後には、ベリキューメンバーよりメジャーになっているメンバーが今のエッグの中から現れるかもしれません。これは願望ではなく予想です。「しゅごしゅご!」を見ている限りでは、そんな予感はまだしないのですけどね。

コメント (3)
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