まずは本題に行く前にいきなりですが、お詫びをいたします。昨日の記事に誤りがあります。モーニング娘。の今年の1位獲得曲を「なんちゃって恋愛」と書きましたが、「しょうがない夢追い人」の間違いでした。申し訳ありません。「なんちゃって恋愛」のセールスが最近のシングルで一番多かったので、間違えて記憶していました。
記事の内容が少しおかしくなりますが、「1位を獲得して、その後メンバーの露出が少し増えてきている」事を書きたかったので、本筋にズレはないという事で一つお願いいたします。すいません。
そんな訳で、訂正を書いた後だと説得力落ちますが(苦笑)、今回は「それはないんじゃない」な話です。
雑誌BLTとハロプロがコラボレートTシャツを作り、販売をする事になりました。来年の干支にちなんで、メンバーが書いた虎のイラスト入り。モーニング娘。、Berryz工房、℃-ute、真野恵里菜、スマイレージの各メンバーが趣向を凝らしたソロTシャツをデザイン。どんなデザインかは、こちらをご覧ください。Tシャツの所をクリックすると大きい画像が見られます。元の画面に戻る時は、×の部分をクリックしてください。(携帯からだと表示がおかしくなる場合があります)
http://net.blt.tv/goods/helloproject_tshirts/item.html
虎のイラストを各メンバーが個性を発揮させて描いていますね。と思いきや、イラストではなく「文字」を描いているメンバーがいます。清水佐紀ちゃんと須藤茉麻ちゃんです。
これってどうなんでしょうか?
普段着にも出来るように可愛い絵を描く事はしなかった。そういう事でしょうか。でも、だから筆で恰好良く漢字を書いたというなら普段着にも出来ますが、このデザインでは説得力に欠けます。
自分は、ちょっとこれはないだろうと思いました。プレゼント品ならまだしも、これはお金を払って買って貰う商品。デザインする側は、ファンのためにももう少し真心を込めて描いてほしいと思うのです。
今年ハロプロは色々と転換期でした。エルダーメンバーのハロプロ卒業。何人かの卒業、引退。
そして、CDやDVDの売上減少。コンサート規模の縮小。
今、ハロプロに必要な事は、アイドルはファンあってのものであるという意識の徹底だと思っています。これは、メンバーは勿論の事、スタッフも徹底してほしい意識です。
握手会で、特に粘っている訳でも迷惑行為をしている訳でもないのに、係員に突き飛ばされた、肩を掴んで押された、など現場でスタッフに乱暴に扱われたという話を今年はよく聞きます。運営側はスムーズに終わらせたいという意識が先にあるから、大きい会場などでは、どうしても流しが速くなる。しかし、速い流しは客も不快だし、メンバーも落ち着いて出来ないから危険。
スタッフが握手会に来る観客をどう思っているのか?アイドルの握手会というものは、他に比較対象となる物が存在するだけに、ハロプロがその事でマイナスイメージを持たれてはいけないと思うのです。
スタッフの意識とメンバーの意識というものは、限りなくイコールに近くなっていくものだと考えています。
「ファンを大切に」という意識がスタッフに強ければ、メンバーも影響されるし、そういう教育もスタッフから受ける事でしょう。それが良い方でも、悪い方でも、握手会の時の態度に出るし、直筆デザイングッズにも影響が出る。
握手会でスタッフがファンを軽く思っていれば、そういう意識がメンバーに伝染していく事は考えられます。握手会というのは、アイドルとファンが近い距離でコミュニケーションするものですから、アイドル側の潜在意識というのは多少なりとも態度に現れる可能性はあるし、そういう些細な事もファンは見逃しません。実際そういう事で嫌な部分が見えて、ファンを辞めていく人もいます。
そして、潜在意識という点に於いては、グッズデザインも同様なのです。たかがグッズデザインと思ってはいけません。ファンはそういうところは敏感です。この手の直筆デザイングッズやメッセージ付き生写真などを見ていると、いわゆる人気メンバーは手間をかけて描いているんだろうなと思わせる仕上がりである場合が多いです。そういう姿勢が人気に繋がっているというか、そういう姿勢を見せているからこそ、ファンも思い入れを持って安心して応援出来るのではないかなと思っています。
今回は佐紀ちゃんと茉麻が目立ってしまいましたが、これは二人だけの問題ではありません。他のメンバーも含めて、日頃からファンの応援を有り難いと思う気持ちを大切に、「応援はあって当たり前ではない」という事を意識してほしいと思います。
もし、人気がなくなってしまった時、その時に気づいても遅いのですから。