この前から今年を振り返った記事を書いてきました。本音を言えば、あまり振り返りたくない一年でした(苦笑)、楽しい事も色々ありましたが、それ以上に胸を痛める事が多かった。谷村有美さんの「今が好き」という曲に、「汚れなく笑えた昨日よりも 傷つく事知ってる今が好き という歌詞がありますが、それになぞらえて言えば、「汚れなく笑えた2008よりも 傷つく事知ってる2009が好き」となりましょうか。
えっ、「2009が好き」? 好きなのか?(苦笑)。
例えば、付き合っていた人との別れは、写真とか思い出の品を処分すれば、あとは脳内の記憶の迷路にフタをすれば良いだけですが、推しアイドルとの別れはそうもいかない。
さて、℃-uteちゃんの「忘れたくない夏ツアーDVD」でも見るかと見始めれば、再生後すぐに「かんなぁぁ~」と叫びたくなり、アンコールのテンションあげ子さんを見て、「えりかぁぁ。なんでモデル目指すなんて言い出したんだよ~」とテンションは下がり(苦笑)、楽しい筈のDVDが、違う意味で「忘れたくない夏」になってしまうという(涙)。
(※ こんな事を書いてますが、梅田えりかさんのモデルでの成功を心から祈っております)
仕方がない。モーニング娘。を見て元気を出すか。しかし、ここでも「こはるぅぅ~」と、また寂しい気持ちになるという(涙)。もっとも、小春は卒業後もテレビ(おはスタ)に出ているからまだ良いのですが。
誰かが辞めていくという事はとても切ない事ですが、それに付随して嫌な噂も聞こえてくる。自分の中では、栞菜の件も、梅さんの件も、自分なりに情報整理してもっともらしい理由と、そこに至る経過を妄想しています。
でも、それはあくまで自分を納得させるための妄想ですから、真実は関係者しか知らない。
アイドルを応援していくという事は、いつかやってくる別れへの道を歩く事でもあるように思います。でも、それではあまりに後ろ向き過ぎるから、今という瞬間、一分一秒を大事にしたい。
そう思ってみると、現場に足を運ぶという事は、その恵まれた(アイドルとファンが一つの空間にいるという)出会いを大事にしないといけないと思って来ます。
長く同じメンバーを推していくという事は楽しい事と共に、スキャンダルに直面する可能性もある。今は携帯電話で簡単に写真が撮れる時代。そして、ネットで噂が簡単に広がる時代。私もあなたもみんなも、強く元気に楽しくアイドルを応援していくために、もっと逞しくなっていかなくては。
ネットの利便性、今はアイドルがブログを通じて日常をチラ見させる時代。それはファンにとっては嬉しい事でもあるけれど、誤解を生む要因にもなったりする。中には、12/24や12/25の更新状況がいつもと違うと、疑いをかけるファンもいる。信じてあげるのもファンだとは思うのですが。
ブログと言えば、実は今年はブログを止めようかと思った事が何度かありました。それでも続けて来られたのは、「書きたい、伝えたい」気持ち。そして、大勢の読者の皆さんがいたからです。
単なる一人のヲタに過ぎない自分に、いくつもの応援コメントをくださった事を感謝しております。アイドルが「ファンの皆さんの応援が力になります」と言うのは本心だと思います。やっぱり、応援というものは嬉しいです。アイドルの皆さんも、日々そんな風に力をもらって頑張っているんだと、身を持って感じました。2009年、感謝という気持ちを思い出させてくれた一年です。
なんだか暗い「一年を振り返ってみた記事」になってしまいましたが、たまにはこういうのもアリですよね? えっ、アリじゃない?
次回は明るく、今年発売されたシングルを振り返ってみたいと思います。
<今回の一曲>
サンボマスター 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
曲も大好きですが、PVが素晴らしい。ストーリー、映し方、演技、どれも素晴らしい。邦楽ロックPVの最高傑作だと思っています。
この曲を、あの人のヲタや、この人のヲタや、とにかく今、心が揺れているヲタの方々に贈ります。
このPVのサンボマスターのメンバーのようなブログを目指したいです。
(別館にサンボマスターの事を書いた記事があります)
http://seasonz.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-75ba.html