フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

Buono!と歴代三人組アイドルを比べる

2009-12-20 19:00:03 | アイドル etc

 新曲が発売されたばかりのBuono!が昨日からファーストライブツアーをスタートさせました。今回は東名阪ツアーですが、夢は大きく来年は全国展開で、北海道から九州までのツアーを期待します。Berryz工房と℃-uteのツアースケジュールを考慮しながら、実現させてほしいものです。
 そのBuono!コンなんですが、残念ながら自分は在宅です。12/28に行われる名古屋公演を参戦予定で考えていたので、東京公演は申込しませんでした。そして、名古屋公演はチケットを取る前に参加出来ない事になり、結局ツアーは不参加となりました。これから行かれる方、思う存分楽しんできてください。

 さて、Buono!と言えば三人組。メンバー構成バランスもよく、キャラがうまい具合に分かれています。楽曲、衣装センスも良く、史上最高の三人組アイドルと言っても良いと思うのですが、本当にそうなのかを今回は検証してみたいと思います。
 アイドルの歴史を遡っていくと、三人組アイドルの代表的存在は「キャンディーズ」という事になりましょうか。今年、℃-uteもカバーしました。古参アイドルヲタな方にとっては、キャンディーズが史上ナンバーワン三人組アイドルという意見が多そうですが、Buono!と比べるにはあまりに時代が違い過ぎ、またキャンディーズまで対象を拡げてしまうと「三人組アイドル」が多すぎてキリがないようなので、無理矢理ですが「'90年代以降」のアイドルに限定いたしました。
 では、早速見ていきましょう。(携帯から見ている方は、動画を見る際はパケ代に注意してください。パケット定額プランの方推奨です)

 まずは、フジテレビが生んだアイドル養成軍団「乙女塾」から2つ。

ribbon/太陽に火をつけて(Live '92)

 ribbonは乙女塾でCoCoと並ぶ人気だったアイドルグループ。この映像はライブ映像ですが、イントロの「ヲイヲイ」とか、ソロパートでの名前コールとか、BメロでのPPPHとか、ハロヲタのノリとあまり変わりません。違うのはサイリウム持った人がいない事とフリコピする人がいない事でしょうか(苦笑)。
 メンバーは、真ん中が今も女優で活躍されている永作博美さん。右のボブの子が松野有里巳さん、左のショートの子が佐藤愛子さんです。驚くのは、永作さんが現在と大して変わらない風貌な事。今が若々しいという事ですね。永作さんは酒豪だそうなので、酒が美容の秘訣なのでしょうか。
 何気にバックバンドの演奏がカッコイイです。歌詞も良いです。Buono!に比べると、ちょっとアダルトな魅力でしょうか。

Qlair/ お願い神様

 次はQlairです。これはフジテレビでの映像でしょうか。ハモりが綺麗で清楚な感じで、曲はBuono!というより真野ちゃんに似合いそうな曲調です。
 メンバーは、真ん中が吉田亜紀さん、左が今井佐知子さん、右が井ノ部裕子さん。ハロプロの姐さんとは読みが異なり「ひろこ」と読みます。
 こういう雰囲気のユニットがハロプロにあってもいいですね。スマイレージがこういう路線に行く可能性は感じますが。

東京パフォーマンスドール (ゴルビーズ) / LETS FALL IN LOVE

 '90年代という事では、乙女塾とともに名前が挙がるのが「東京パフォーマンスドール」(以下、TPDと略)。その中から生まれたユニットがこのゴルビーズです。旧ソ連のゴルバチョフ書記長の愛称「ゴルビー」から付けられた名前です。
 何故、ソ連?というと、ソ連が行なった政策にあやかって、TPDが「芸能ペレストロイカ」というコンセプトを掲げていた事にあります。そのコンセプトの一つ、バックバンドを置かずダンスを主体に見せるというのは、現在のハロプロに通じるものがあります。
 歌もなかなかなゴルビーズのメンバーは、真ん中がTPDのリーダーでもある木原さとみさん、左が川村知砂さん、右が現在女優で大活躍している篠原涼子さんです。

東京パフォーマンスドールVIVA!/イチゴの片想い

 続いては、同じTPDから別な三人組VIVA!です。メンバーは、真ん中が穴井夕子さん、右が市井由理さん、ヒット曲「DA YO NE」のEAST END+YURIのYURIです。左が八木田麻衣さん。
 衣装がちょっとビックリですが、これは演出上でのウケ狙いというか、ゴルビーズなど他ユニットとの差別化のためと思われます。
 この曲はカバーでして、原曲のナンシーシナトラのバージョンのCDを実は私は持っています。手元にある「オールディーズポップス集」に収められているナンシーシナトラの原曲を聴くと、ハワイアンを思わせるスローなのどかな曲。それをダンスビートに変えているアレンジが面白い。こういうカバーをBuono!でやっても良いと思います。

Melody/運命'95

 続いては、北及きいちゃんの事務所の先輩Melodyです。PVです。多分低予算なんだと思いますが、作りが見ていて非常に面白い。見返してしまいました。カメラワークとメンバーの表情の変化。予算をかけなくても面白いPVは出来る見本です。これはハロプロも見習うべきです。
 メンバーは、ショートの子が望月まゆさん、ロングで顔が細めな子が田中有紀美さん、ロングで顔が丸いのが若杉南さん。Wikipediaを見ると、田中さんは現在も活動をしているそうで、去年ライブも行なったそうです。ちなみに田中さんは元祖「ゆきどん」でもあります。
 メロン記念日の斉藤瞳さんも大ファンだったというMelodyですが、我が家には「直筆サイン入り写真集」があります。当ブログとリンクしている「side_B」管理人べ。さん夫妻から(二冊あるからと)戴いたものですが、私の持っている唯一のアイドルの直筆サイン入り写真集です。中身を見ると、ハロプロよりグラビア仕事はプロ的にこなしています。こういう部分は、昔のアイドルは大変だったと言えましょう。

D & D/Shape Up Love

 次はavexの沖縄系グループD&Dです。十年くらい前、レンタルでアルバムを借りてMDに録って一時期聴いていました。
 メンバーは、OLIVIA(オリヴィア・ラフキン)さん、Aya(上原あや)さん、Chikano(比嘉千賀乃)さん。
 avexという事でダンスミュージック全開です。ほとんどOLIVIAさんがメインボーカルと言っていい状態ですが、デビュー当時は日本語がほとんど出来なかったので、歌詞は英語だったというエピソードがあります。
 路線的には、Buono!という感じよりは、娘。やベリが合いそうな感じでしょうか。Buono!でダンスミュージックというものも実現したら面白そうですが、ユニットコンセプトが変わってしまいますね。

 さて、6ユニット見てきました。改めてBuono!も見てみましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=qAUXuvlMxIE&fmt=18
 (テレビで歌ったものです)
 そして、ライバル(?)として、現在進行形の三人組も。
http://www.youtube.com/watch?v=g3lpeQsLL2M&fmt=18

 皆さんはどの三人組を気に入りました? 一口に三人組アイドルと言っても、色んなバリエーションがありましたね。ハロプロ内部でも、Buono!のライバルと言える三人組ユニットが作られても良いなと思います。事務所様、是非一考を。

コメント (4)
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東京瑞光日記 ~西新宿 新橋~

2009-12-20 10:17:20 | 写真とカメラ
 不定期連載写真記事「東京瑞光日記」。今回は10月の話を。

 西新宿

 ℃-uteが中野サンプラザでコンサートをする日。コンサート前に、友人と新宿へ写真を獲りに行く事にした。西新宿には昭和な風景がまだ残っていて、古いアパートなどがまだあるという話を知っていたので、今日はそれを獲りに行く。

 新宿駅西口は今日も混んでいる。ビックカメラの横を抜けて、高層ビルの麓を歩いていると、颯爽と自転車で駆け抜けていく人がいる。伸縮へ自転車で来られる位置に住んでいるとはちょっとだけ羨ましい。

 友人は愛用のキヤノンEOS20D、自分はオリンパスE-410を構えて歩くが、新宿は一眼レフを持って歩いている人は珍しくないので、それほど違和感はない。もっとも、自分のカメラはちょっと大きいコンデジみたいな小ささだが。
 大都会の真ん中にも、注意して見ると鄙びた物が点在する。錆びて曲がったバス停があった。

 このバス停が昭和な町の入口である予感がして、友人を促して横道に入る。
 歩いていくうちに、予想通り古びた家並みになっていく。古い共同アパートがあった。

 更に歩いてみるが、思っていたほど古びた家は多くない。と言っても、新しい家もそれほど多くはないのだが、思っていた景色とはちょっと違う感じだ。探し方が足りないのか、もう開発されてしまったのか。
 そんな西新宿の一角に広々とした空き地があり、地ならしをしている。巨大マンションが立つようだ。サッカー場が作れそうな広さだなと感心してみるが、ここの空き地の元の風景が気になってしまうのだった。

 仕方なく、我々は都庁に向かった。ビルの間から飛行船が現れた。
 都庁の上から眺める東京は、まだまだ見た事無い景色がたくさん詰まっているような気がした。


 新橋

 西新宿から三日後、もう少し東京の昭和を探求したくて有楽町に来た。神田辺りから新橋にかけては、JRのガードが煉瓦積みの古いもので、これだけでもレトロな気分満点である。


 新橋の方に向かって歩いていくと、ガード下に薄暗く湿っぽいガード下商店街、いや商店街というほど店はないのだが、時間が止まった異空間のような雰囲気に包まれ、外の喧騒が嘘のような静かな景色がある。

 そんな空間をモノクロで獲っていると、気分までなんだか21世紀ではなくなる。手に持っているのはデジカメではないような気がしてきて、撮影後にボディで光る液晶の画像で我に帰った。

 暗いガード下に寂しく置かれた自転車、落書き、脚足早に通り過ぎていく人。

 ガードを出て新橋駅が見えてくると、夕方の慌ただしさに包まれた見慣れた光景が展開されていた。
コメント (2)
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