フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

Berryz工房フェスティバル~ようこそ雄叫びランドへ~

2010-04-18 22:18:41 | ライブ!2010

 私は朝から坂を登っていた。なんで朝からこんなトレーニングを(苦笑)。いや、バス代節約のためなのだ。
 京王よみうりランド駅に着いたのは9:45過ぎ。ランド入口まで運んでくれるゴンドラは家族連れで混んでいた。その列を横目を坂を登る。
 「巨人への道」と入口ゲートに書かれたその坂の階段は283段。登りきって既に体力消耗(苦笑)。年に何度かハイキングがてら、三浦半島の山を登っている自分だが、勝手が違うようだ。

 ジャイアンツ球場の横を通り、ランド入口へ。
 「Berryz工房イベント入口→」と書かれた看板に従い、通常の入口から更に奥に歩き列に着く。10時を回った。入場時間だ。列はかなり長く、30分は待たされそうな気配だ。

 チケットはランダムで配られるが、遅く来た者には後ろのブロックが割り当てられるようだ。私が受け取ったチケットは「Bブロック10列」の席。握手するには二時間コースな場所かもしれない。
 ただ、これだけ後ろなら「席代わって」も来ないだろうと安心しつつ、客層チェック。モーニング娘。や℃-uteより平均年齢高め、女性比率低め。ただし、通常のBerryz工房コンサートの時よりは若く、女性がいる。
 開場は12:00なので、それまで飲食&休憩コーナーで座って待つ。梅さんがブログでオススメしていたファミマのエクレアを買ってきた。ステージの方から「戦う奴らの雄叫び~」と歌声が聞こえてくる。野外である。

 12時を過ぎステージ入口前の芝生広場に行く。グッズ売場は既に空いていた。トレーディング写真の交換を持ちかけるヲタが数名。

 13:04、ステージにライトが点いてメンバー登場。一曲目はアルバムとは無関係な「ハピネス~幸福歓迎~」。メンバーは黒とピンクのチェック模様のツナギみたいな衣装。頭にカラーリボンを付けている。

 二曲目は「ライバル」を歌う。踊る。後ろの席からだとよくわかる事がある。
 「フリコピ率8割」
 少なく見積もってである。「ライバル」は30代以上はフリコピ禁止という法律を作るべきと思いながら、桃子のコミカルな動きのダンスで気を取り直し。

 簡単なメンバー挨拶。「今日はエンジョイします」と熊井ちゃん。「ファイト」と客席にマイクを向けるが、反応が弱くてやり直しをさせる桃子。仕切り直しで「いっぱ~つ!」。

 いきなりソロコーナーが始まる。握手会を考えるとステージでは体力温存をさせなければいけない。一人一人の負担を下げるセットリストは必然か。

 「スプリンター」清水佐紀。「恋はひっぱりだこ」徳永千奈美。「21時までのシンデレラ」嗣永桃子。「笑っちゃおうよ BOY FRIEND」熊井友理奈。
 デレシンではフリコピ少しした。人(まわりのヲタ)の事は言えない。

 ソロを歌った四人でトーク。何故この曲を選んだか?というトークな筈だが、一番ちゃんと理由を語っていたのは熊井ちゃん。
 「この曲が発売されたのは2006年8月3日で私の誕生日の前の日で印象に残ってます」
 ナルホド。

 ここからはアルバム曲コーナー。アルバム曲の中から全員で歌っていないナンバーを三曲。「グランドでも廊下でも目立つ君」(須藤熊井)、「ヤキモチをください」(清水徳永菅谷)、「愛には愛でしょ」(嗣永夏焼)。
 三曲終わったあと、桃子雅でトーク。
 ・ももみやはよく組んでいる。
 ・一時期、仕事で会うベリメンは雅ばかりだったと桃子。
 ・今回はカッコイイ曲だが、たまには可愛い曲を雅と歌いたい桃子。
 ・それは梨沙子あたりと歌ってと雅は拒否。

 そのまま雅ソロが始まる。「TODAY IS MY BIRTHDAY」夏焼雅。「サクラハラクサ」須藤茉麻。「VERY BEAUTY」菅谷梨沙子。
 なんか梨沙子の歌が良い意味で泣ける。素敵な人生見つめてる。新入生。春だ。サクラハサクサ。

 ここから全員登場。シングル曲をどんどん繰り出す。「抱きしめて抱きしめて」、「青春バスガイド」、「流星ボーイ」、「雄叫びボーイWAO!」。
 8割の観客が手を斜めに動かし叫ぶ「1、2、3 GO!」。波のように両手が動き、体が舞う。何かを思い出しながら、波に乗れない古いバージョンな自分は、戦う奴らの雄叫びを聞く側。

 ラスト前に挨拶が入る。メンバーの多くが久しぶりのよみうりランドイースト、懐かしくて、そしてまたここでイベントがしたい。そう語る。千奈美は「本当に」と形容詞を付けて語った。また次がありそうだ。
 そんな中、熊井ちゃんは叫ぶ。「エンジョイ出来ました」と。

 キャプテンのラストの曲ですという紹介を受けて「友達は友達なんだ」が披露された。ありがとうBerryz工房たち。手拍子をしながら7人を見つめる。イベント75分。
 次は握手会。後ろから数えて数列の自分はいつ握手出来るのだろう?待ち時間を利用してブログ記事を書く。

 今頃気づいた事がある。桃子が一人でデレシンを歌った理由を。
 「私がシンデレラだから」などと、桃子はいつもの口調だったけど、「21時までのシンデレラ」は8人Berryz工房最後のシングル。シンデレラとは、自らの場所に帰っていった桃子の友達の事ではないか。古いバージョンの自分は気づいた。妄想でもよい。

 東海道新幹線のぞみ号が東京を出て新大阪に着くくらいの時間を待たされて、もうすぐ握手の順番。メンバーが何度目かの休憩から帰ってきた。ここまでの休憩明けは客席に手を振るだけだったのに、ここで初めて「長らくおまたせしました」という挨拶を梨沙子が多少詰まりながら笑顔で行なう。

 実はBerryz工房と握手するのは初めてだ。ここまで長かったと自分に苦笑しつつ、メンバーの立つステージに向かう。
 順番は年齢若い順。髪を上げた白い顔の梨沙子が少し笑顔で立っている。前の人が梨沙子をあっさり終わらせたので、すぐ握手には行かずわざと間を少し開ける。
 疲れているメンバーに気を使いあまり粘らず、「お疲れさま」と声をかけるつもりでまず先頭の梨沙子へ。

菅谷梨沙子→「りーちゃんお疲れさま」少し落ち着いた笑顔。体力は大丈夫そう。優しい瞳をした子だなと改めて実感。
熊井友理奈→「楽しかったです」笑顔。髪が近くで見ると意外に明るい色。
夏焼雅→「お疲れさま」笑顔だが疲れた表情。
須藤茉麻→「楽しかったです」明るい笑顔。力強い表情。好印象。
徳永千奈美→「お疲れさま」疲れた表情はあったが笑顔は保っていた。
嗣永桃子→「お疲れさまです」ここまで3000人と握手してきたとは思えない握力で桃子「ありがとうございます」。高速握手なので、これで終わりと手を離し次へと向かう。その時、
「おーっ。バイバイ」手を振る桃子。涼しげな笑顔。涼しげな言い方。
慌てて手を振る自分。既に次のメンバーの前に差し掛かっていたが、体を向けて手を振り返す。
清水佐紀→「お疲れさまです」笑顔がまだ元気なキャプテン。無事に握手終了。

 外は夕方の日差しになり、ライブ中は暑かったのに、すっかり寒くなっていた。私は桃子と握手をした右手と、手を振り返した左手を見つめながら、6年という月日を想った。

コメント (8)
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