スマイレージの新曲が発売されました。いくつかの問題を抱えたまま、その問題に対する答えがハッキリしないまま。
スマイレージがミニモニ。みたいな歌を歌う。
まあ、一つの方向性としてはアリ。ただ、新人アイドルにとって非常に重要と言われるセカンドシングルでこれを持ってきた意味。セカンドシングルというのが新人のカラーを印象づける大事なシングルである事は、アイドルポップスに詳しいであろうプロデューサーは知っている筈だと思うのですが。
スマイレージが超ミニスカートで足を上げたりしながら歌う意味。まったく理解不能。
このミニスカパ○チラ作戦(というのは大げさか)を決めたスタッフ会議ってどんなものだったのか?こんな感じ?
「AKBの人気を分析した結果、スカートをひらりさせるのが有効と分析結果が出ました」
「よしっ、じゃあスマイレージもスカートひらりで行こう」
まさか、本当にこんな理由ではないですよね。
スマイレージは今回からキャラアニでも販売を始めた。その効果は出ていないようだ。
http://www.chara-ani.com/details.aspx?prdid=B10700305
キャラアニは、AKBが個別握手会用CDを販売してもらっているネット通販サイトです。
スマイレージは四人しかいないから個別握手はあまり意味がなく、特典はトレカです。だからなのか、キャラアニでの販売があまりプラスになっていない。有効活用されていない訳ですね。まあ、あまりにも「握手握手」と握手会ばかり開催されるのは正直萎えます。(AKBやアイドリング!!!がたくさん握手会をやっているからと言って、ハロプロも真似をする必要はない)
しかし、そう言いながらもやはり重要なセカンドシングルなだけに、多少は無茶な売り方をしても良かったのかもしれません。
(PV) スマイレージ - ◯◯ がんばらなくてもええねんで!!
スマイレージの新曲の売上が今ひとつというのは、まあ簡単に言ってまだ固定ファンが少ないという事なのでしょう。ハロプロの他のメンバーのヲタが、デビューご祝儀買いをしたケースがそれなりにありそうなデビューシングル。セカンドシングルはその辺りの減少分も見越して、多少は売上アップ大作戦を実行すべきだったのかもしれません。
事務所が考えたその作戦が、ミニモニ。にスカートひらりなのだとしたら、あまりにも現状が見えていない。ニーズを読めていないと言わざるを得ません。固定ファンを増やさないといけない時期に、スカートひらりをやってファンではない人達を遠ざけてどうするんだ?そう言いたいです。
スマイレージはもっと正攻法で売るべき。正攻法ではインパクトが弱いなら、その分は徹底的なメディア露出を行なうべき。他ヲタが「スマイレージばかりゴリ推しするな」と反発するのを怖がっていては新人の売り出しは出来ません。新人はどんどんメディア展開するのは当たり前。
でも、ひとつ言いたいのは、ミニモニ。やスカートひらりを必要以上に叩くのも見当違いという事です。今のハロプロはおかしいなと思う事がいくつもありますが、どうもネット上で掲示板やらブログやらを見ていると、感情的に叩いている人も目立ちます。「ハロプロの今を叩く」事が目的、つまり批判をする事が目的な人が少なくない。
今回のスマイレージの曲は「いかにも」な曲だけに、叩きやすい格好になってしまった。そんな気もします。スマイレージを応援している人が「これは違う」と嘆き怒っているのなら理解しますが、そうではないのに叩いている人は、ではどうすればいいのかを示してもらいたいものです。
オマエはどうなのだ? そう言われそうですが、自分はセカンドシングルは明るく疾走感のあるロックンロールっぽい曲で、衣装は'60年代アメリカンな感じ(ゴロッキーズの番組用衣装みたいなイメージ)を見たかったです。
スマイレージは美脚が売りだそうなので、スカートは短くても良いです。そのイメージで思い浮かべると、事務所の先輩森高千里さんの「17歳」の衣装みたくなりますね(苦笑)。そのうち、スマイレージがカバーしそうです。
17歳 森高千里
http://www.youtube.com/watch?v=H_HBH7ViciU