週末はハロプロ祭みたいな状況が東京神奈川埼玉で展開されていました。池袋ではBerryz工房の舞台が始まり、神奈川県座間ではモーニング娘。のツアーがスタートして、真野ちゃんは池袋と埼玉県三郷でイベント。そして、℃-uteが渋谷でコンサート2DAYS。
9/19 日曜日。午後に神宮外苑で行われていたアイドリング!!!(メンバー全員ではない)イベントを観たあと、渋谷に向かい会場に着くと、大勢の℃-uteヲタで賑わっていました。℃-ute現場の特徴である幅広い年齢層、メンバーと同年代の女の子が結構いる図式は健在。ソロTを着用している子も多い。
私はそんな風景を眺めて安心しながら、日が暮れ始めた渋谷の片隅に集う℃-uteヲタ達の群れに同化していくのでした。
ネットで見かけた話。友人に誘われて今回の℃-uteコンサートに足を運んだAKBファンの女の子が、℃-uteのパフォーマンス力の高さに驚いたそうです。
最近ふと思います。これからのアイドルは何かしら「これだ!」というセールスポイントがある子が人気者になっていくと。
前日、正確に言えば日付は日曜日になっていたけれど、NHKの「ケータイ大喜利」にアイドリング!!!メンバーの18歳以上メンバー(18歳未満は24時開始の生放送には出演出来ない)から選ばれた五人と、番組アイドリング!!!の司会バカリズムが出演していました。番組自体は森田凉花さんが少し目立っただけで淡々と進行していきます。
そこに先日二十歳になったばかりのアイドリング!!!16号菊地亜美さんが電話で出演、用意した10文字作文のネタを披露します。
「しのびよるAV業界。」
スタジオは苦笑に包まれ、どう対処していいか微妙な空気になりましたが、この日の視聴者からのネタより誰よりも、このネタが面白かったのでした。笑っては申し訳ないと思いつつ笑ってしまうのは、私が秋葉原寄りではなくお台場寄りだからでしょうか。
私はインパクトってなんだろう?と考えていました。ハロプロはテレビに出る機会が少ない。でも、どのメンバーもまったく出ていない訳ではない。レギュラー番組以外の番組に出る事も時々あります。その時に自分の得意技でどれだけのインパクトを残せるのか。当たり前の話かもしれません。
でも、その当たり前が大事だなと改めて思うのは、姿が見えない電話出演ながら自分の得意技は「喋り」であると認識し、電話でも自分は出せると臨み、結果としてインパクトを残した菊地さんのように、ハロプロも僅かなチャンスでも何かしら伝えていく意識が大事なのです。
この日の℃-uteコンサート昼公演は、なんとUSTREAMで生放送されました。DVD収録予定公演でありながら、固定カメラによる定点映像ではあるけれど放送したサービスの良さ。そして、観られなかった人のために翌日夜に再放送をする気配り。
地方在住だったり、時間的な都合、金銭的な都合でコンサートを観られない人のために、ネットでライブ映像を流してみては?と以前から思っていた自分は、このブログにもその提案を書いてきました。それが遂に実現した。DVD売上に影響があるのではと心配するより、℃-uteのパフォーマンスを知ってもらうメリット。℃-uteコンサートの魅力を知ってもらうためのメリットの方が大きい。℃-uteの得意技を惜しげもなくネットで披露した訳ですから。
チケットを見せ、グッズパンフレットを貰い場内へ。客席に着くと昔のダンスミュージックがBGMで流れていました。「ダンススペシャル」とツアータイトルに付いている事に対しての決意表明にも思え、気分が高揚してきます。
開演時間が迫り、BGMの音量が大きくなってくる。なっきぃのイメージカラーの青サイリウムを右手に持ち立ち上がると、RUBETTESの「SUGAR BABY LOVE」が流れてきました。この曲をカバーしてデビューしたのが、ハロプロの事務所のプロデュースするアイドルグループの草分け的存在であるWINK。これは事務所による「原点回帰」へのメッセージと受けとればいいのか?
Sugar Baby Love THE RUBETTES
Sugar Baby LoveWINK
更に気分が盛り上がってきた頃、ステージが暗転してメンバーが現れた。
~次回 コンサートレポートに続く~