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ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

TIF2014 「しず風&絆 KIZUNA ~Negicco~Dorothy Little Happy」 ~地方のパワー~

2014-08-14 22:28:00 | アイドル etc

 当初の予定ではSKY STAGEでPOWER SPOTを観てから急いで下に降りてENJOY STADIUMでクルミクロニクルを観る予定だったけれど、進行が押していて時間の余裕がなくなった。残念だけれど、ゆっくり慌てずにエレベーターを降りる。

 ダイバーシティまで歩いてガンダム前のFESTIVAL STAGEで、再びPOWER SPOTのステージを観た。心の余裕が少し出てきたのか、或いは通りすがりの一般客も観られるステージだからか、メンバーの動きには堅さが取れて良い感じになっていた。やはりライブというものは生きているものなのだなと思う。

 すっかり日が暮れて野外ステージが心地よい時間になってきた。SMILE GARDENのステージには愛知県のアイドルグループ「しず風&絆~KIZUNA~」が立っていた。彼女達は見た目も歌声もファニーなのに縦ノリ系、特にいわゆる青春パンクをカバーしていたりするのが面白いグループ。いろんなグループのヲタが暑まるこのステージだけにセットリストもお祭り仕様。いきなり「翔べガンダム」を歌い出す。ガンダム前のステージでこの曲を歌った二年前のステージを思い出す。
 続いてもカバー主体で、ブルーハーツやラフィンノーズやジュンスカイウォーカーズの曲を夜空の下で熱唱する。そんな彼女達の姿に熱く応戦しながら腕を振りつつ、私は「フジテレビ湾岸スタジオの前でロックを歌う。これが本当のフジロックだな」などとしょうもない事を思いついていた。

しず風&絆~KIZUNA~Iロックメドレー 20120701



 この時間帯のSMILE GARDENの流れは地方アイドル選手権みたいな流れだ。新潟県の「Negicco」が登場。
 Negiccoの世界観は夜空のステージはとても似合いそうだ。いい感じなのだけれど、スピーカーの問題か、アンプか、野外ゆえの構造的な問題かわからないけれど、音が今ひとつだ。そのため客席の反応も予想していたよりも今ひとつ。
 それでも、最後までNegiccoはそつなくこなした。安定感はさすが長いキャリアを積んできたグループならではで、観ていると爽やか気分になる人達なのだ。ニューシングルのC/W曲の歌詞に、縦読みすると「道重さゆみ」となる箇所があるので、気になる方は要チェック。

Negicco「フェスティバルで会いましょう」MV(Full)

(一番の歌詞の各フレーズの出だしをよく聞くと…)

 一日目のSMILE GARDENのラストは宮城県仙台市からやってきた「Dorothy Little Happy」だ。昨年の二日目のSMILE GARDENでフィナーレの前のトリを務めた彼女達のステージは大好評だった。その評判あっての一日目ののトリかもしれない。
 最新アルバム「STARTING OVER」のタイトル曲を始め、あくまで現状の姿を見せ、特別に着飾りすぎないセットリストである。祭りの場だから祭りに合わせるやり方も良い。ドロシーは去年それで成功した。しかし、同じやり方は何度も通用しないという判断なのか、2014夏の今を見せるというやり方も正しい。観客に迎合し過ぎないで、それでいて盛り上がるのが一番いいのだから。
 それでも、ラストはちゃんと用意してある。会場にいる観客のほとんどが知っているであろう曲「デモサヨナラ」。今年も夜空に大音量で「オレモー」が響いた。

「Dorothy Little Happy Live 2013 in Winter@川崎CLUB CITTA'」STARTING OVER



TIF 2014 8/2 観たステージ (観た順番で掲載。少しだけ観た人も含む)
スマイレージ、ウルトラガール、SO.ON Project、Peach sugar snow、NA-NA、はちきんガールズ、つりビット、Bitter&Sweet、ウルトラガール、GALETTe、Dancing Dolls、THEポッシボー、WHY@DOLL、La PomPon、滝口成美 with Control-S、Maria、ウェザーガールズ、POWER SPOT、滝口成美 with Control-S、椎名ぴかりん、POWER SPOT、BELLRING少女ハート、しず風&絆、ライムベリー、Negicco、ドロシーリトルハッピー。

コメント
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