フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

有安杏果と中島早貴

2010-07-22 22:49:15 | アイドル etc
 「サイゾー」という雑誌にアイドルの話題が載っているというので、本屋で見てきました。
 世の中のタブーについての特集という事で、AKBのタブーについて書かれた記事もありましたが、まあ掲示板レベルにも達していないものでした(苦笑)。
 更に読んでいくとありました。アイドルのダンスについて語る小特集をしています。いきなり見開きで6人の「ダンスの上手いアイドル」が紹介されています。
 紹介されていたのは、清水佐紀さん(Berryz工房)、中島早貴さん(℃-ute)、松井珠理奈さん(SKE48)、大島優子さん(AKB48)、西脇綾香さん(Perfume)、有安杏果さん(ももいろクローバー)。この6人がイラストで以上の並び順で並んでいました。
  
  
 なかなか納得な顔触れです。大島さんのダンスだけちょっと詳しくないので、どのくらい上手いのかわかりませんが、あとは各グループのヲタにもお馴染みなメンバーですね。
 ダブルさきちゃんは言うまでもなく、あ~ちゃんはリズム感ある動きを見せてくれる人だし、じゅりなさんは確かにキレがある。そして、ありや~すは知る人ぞ知る実力者。

 有安さんはももクロちゃんになる前は、EXILEのジュニアチームに所属していた実績があります。だからか、非常に動きに芯が通っていて、滑らかな動きを見せてくれます。なんというか、擬音で言うなら「ぺちゃ」としてない動きというか(笑)。
 アイドルのダンスというのは基本的には振り付けの延長なんで、上半身を動かす事がメイン。足はステップを軽く刻むためと移動する時に動作が入るだけで、足腰までを常に使ってダンスをするアイドルは実は少ないのです。
 ももいろクローバーを生で観た時に感じたのは、この足腰までを常に使ったダンスをしている曲が多いグループであるという事。その中でも、有安さんの動きはかなりカッコイイ。
 小柄なアイドルが上手くダンスを踊ろうとすると、スピードやキレで魅せたりします。ダブルさきちゃんがそれです。清水佐紀ちゃんはなかなかリズミカルなステップも見せてくれますが、中島早貴ちゃんは典型的なキレ味型。
 ところが身長150cm未満でありながら有安さんは、キレよりも力強さとリズム感の魅力を表現するタイプに見えます。まるであの人のように。

 あの人のダンスが大好きだったから、心のどこかで代わりを求めていた。タイプはピッタリ一致しないかもしれないけれど、有安さんは「めぐぅ…」なのです。

 また、村上ヲタのたわごとか!と言われそうだし、有安さんは有安さんであって、めぐではないから無理に面影は重ねるのはやめます
。でも、ももクロちゃんと℃-uteのコラボは見てみたいです。
 めぐがいなくなってから℃-uteのダンスの部分をリードしてきたなっきぃと、有安さんのダンスバトルも観たい。タイプが違うからこそ観てみたい。
 さらに言えば、「℃-ute×ももいろクローバー」と題してCDを出してほしい。CDは2バージョン。℃-uteバージョンはC/Wにももクロカバーを℃-uteが歌ったものを、ももクロバージョンはその逆を。ちなみに、タイトル曲はヒャダイン氏にお願いしてください(笑)。
 C/Wでのカバー、℃-uteは「走れ!」を、ももクロちゃんは「FOREVER LOVE」なんてどうでしょうか?いや、自分がももクロちゃんによるFLのダンスを観たいという理由からですが(笑)。

ももいろクローバー「走れ!」

 
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

握手という迷路

2010-07-21 22:36:17 | ハロプロ(ベリ)

 Berryz工房新曲「本気ボンバー」が売れなかった。いくつかの理由はあるのですが、それでも前作比で11,000枚くらい落ちた初週13,958枚という売上は記録に残るし、平日に突然開催されて賛否両論となったミニライブも、これを開催していなかったら二週目のSKE48より下の順位になるところだった事も記憶に残っていきます。

 私の部屋には今こんな物があります。自分で買った物ではないけれど、これを見た時にその見事な佇まいに軽い感動すらおぼえました。

 アイドルというものは食べ物に例えればインスタント食品であり、ファーストフードである。そう思っています。だから、あまりアイドルばかりにのめり込んでいると廃人になります。半分冗談半分本気(まじ)です。
 AKBはまさにインスタントラーメンかハンバーガーなイメージで、「会いに行けるアイドル」というコンセプト自体が、それこそ手軽さを象徴していて、中身はとりあえずだが手軽に触れあえるアイドルというコンセプトに、「腹が減ったからとりあえずハンバーガー屋にでも入るか」的な便利さ重視感、或いは「腹が減ったからとりあえずコンビニでインスタントラーメンでも買うか」的なお手軽感を感じてきました。
 でも、インスタントやらファーストフードなんて、化学調味料などを使って味らしきものを作り出しているだけであり、腹をとりあえず満たすために食べる事はあっても、それは食事ではない。本質的にはサプリメント摂取みたいなもの。
 だから、アイドルはいつかはアイドルからの脱却を迫られ、自分の歩く道を決めなくてはならないのです。これは男女問わずです。

 AKBはそんな中で、とりあえずインスタントやファーストフードでもいいじゃん。化学調味料ふんだんに使って、みんなが喜ぶような刺激的な味を開発するからいいじゃん。そういう行き方を選んだと言えるんだと思います。
 その頃ハロプロはどうしていたのかというと、今はインスタントだけれど、乾麺から生麺へ、粉末スープから液体スープ。味付けは有名店プロデュースと、本格派を目指してきた。少しでも「本物」になろうとしてきたインスタントなんだと思います。愛好者たちも、そこらのインスタントとは違う。ハロプロは本物に近いインスタントなんだと、その本格志向を支持します。

 でも、みんながみんな本格志向でもイヤだという人も少なくない訳で、Berryz工房は「まあ、うちらはうちらでインスタントでいいっす」という行き方をしてきたと思います。(そりゃ、インスタントでありながら本物を志向してきた嗣永シェフは浮く訳だ笑)
 ところが、インスタントならインスタントで消費者のニーズを掴んで大量生産をしなくてはいけません。作れる数が決まっていて、数に達したら何時だろうと閉店になるこだわりの店とは違うのです。
 消費者のニーズを掴むのがうまいとされる人がアイデアを出してきたAKBというインスタントは、どうせ化学調味料使うなら刺激的に使って、激辛味でも濃厚スープでもいいから消費者をビックリさせてやれ。そして、その刺激的な味を忘れられなくさせてやれ。そんな商売をします。
 次々とアイデア商品も出るから、一度や二度、その味に接した人は、「同じインスタントでも、こっちの方がいいな」となります。

 ついに、Berryz工房は握手会という刺激を今回捨て去り、味で勝負をしてきました。これは先日このブログで主張してみた「握手会に売上を左右され過ぎる今のアイドル界に、ハロプロは背を向けてみてはどうか」というものが具現化されたものです。
 しかし、結果は上記の通り。インスタントから刺激的なものを捨て去ってしまえば、そこに残るのは何の旨味もない薄味ラーメンだった。そういう事なのでしょうか? でも、メンバーもスタッフも、どうせインスタントだからという甘えはなかったと言い切れますか?

 私はそれでも言います。「ハロプロは握手会を止めてほしい」。
 そこから見えてくる本質のためにも。使い過ぎた化学調味料はいつか体を壊します。早いうちに撤退をする勇気も必要。しかし、その後もちゃんと設計する計画性も必要。それが欠けては意味がありません。

 ※ Berryz工房は明日と明後日、お台場フジテレビ前のステージでミニライブを行ないます。そこで、握手会を開催するそうです。

 今回のBGM
Asian Kung-Fu Generation 無限グライダー

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地面を蹴って青い芝生を踏んで

2010-07-20 22:02:50 | ハロプロ2010

 前回の記事で、ハロプロを応援するファンにも見方は色々ある。その中でも保守的思考で見ている人も少なくないと書きました。ハロプロという組織自体は新人じゃないから、斬新な企画で勝負するより安心感と安定感で勝負するべきだと私は思っています。それを考えると、今更曲に妙なウケ狙い要素を入れるのは果たして正解なのかとも思うのです。

 スマイレージの新曲がミニモニ。みたいだ!(それ以上の問題点が発生しているんですが、これは別の機会に書きます)
 ℃-uteの新曲のタイトルは売る気があるのか?(まだ聴いていないですが、コンサートを観た人によれば結構良かったという意見も有り)
 Berryz工房の新曲が売れてない…(これこそ別な機会に検証します)
 ほぼ全てがズレまくっている。ズレて、ブレて、それが続いていくうちに帰る場所を見失った状態。プロデューサーはちゃんと帰る場所を思い出せるのでしょうか?

 怖いのは、曲だけでなくコンサートまでズレた感覚が持ち込まれて、内容がウケ狙いに走ったものばかりになる事。
 ハロコンと言えば見終わったあとの、「つまらなくはなかったけど、なんか足りない」という感覚が残る事が鉄板ですが(苦笑)、そのくらいで済んでいるうちはまだ「金返せ」という気分にはならないから良いのです。これが、ウケ狙いに走り初めて「サプライズ」を売りにしたり、「ハプニング」が定番になったら危険です。サプライズなんてものは、たまにあるからサプライズなのであって、主要コンサートの度に発動する類いのものではありません。観客が目の前のステージよりも、いつ来るかとサプライズに気をとられ始めるようになっては、それはもはやコンサートというエンターテイメントではありません。

 それを踏まえた上で書きますが、ハロプロコンサートくらいは(サプライズではない)特別な何かを加えてほしい。
 今回はファンコラと題して、ステージで観たい曲をリクエストしてもらいました。それはそれで良いですから、次も別の企画で、みんなが集まったお祭り感覚を惜しげもなく演出してほしい。そして、お祭りにしてこそのハロコン。だから、大会場で開催する事も諦めてはいけません。(少し前の記事では、リクエスト企画で本質をごまかしてはいないか?というような事を書きましたが、もはや何かをする事に意義がある。そんな状況になってきているような気がしていますので、今回の主張は変わりました)

 確かに今は人気が下降線。そういう時こそ、思い切った事をするべきであり、小手先ではなくサプライズでもないビックリを用意してステージを彩るべきです。

 などと、思いながら始まったばかりのハロコンに対して、もう次のハロコンの心配をしている始末です。これから観に行くという方には「ゴメンナサイ」と謝ります。水を差すつもりはありません。もちろん、過去の公演がそうであったように、なんだかんだ言っても、現場で公演を観ると前評判より良く感じるのもハロコンの特徴です。

 そして、今日結果が発表されたBerryz工房の新曲の売上結果を見て、アイドルに握手会は必要不可欠なのか?と、考えさせられています。それでも、自分は言います。握手に売上を頼らないアイドルを育ててほしい。

 今回のBGM さかさまパラシュート 朝日美穂

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静かな日々を求めてきて

2010-07-19 23:02:13 | ハロプロ2010

 ハロプロヲタが夏の始まりを感じるものと言えば「ハロプロコンサート」。昨日から開幕しました。
 ヲタにとっては夏の風物詩みたいなハロコンですが、案外夏らしい演出はなく、ツアータイトルにだけサマーとか付けたりする程度です。
 Q. 持ち歌から夏らしいナンバーを中心に構成したりしないのか? A. しません。
 Q. セットを夏らしくしないのか? A. 田んぼの田みたいな形のステージなら作りますが、それが夏らしいステージかはわかりません、
 Q. 衣装は夏らしくないのか? A. ハロプロは冬でも水着みたいな衣装を着ています。

 そんな感じで今まであまり企画に力を入れて来なかった夏のハロプロコンサートですが、今回は企画アリです。ファンが選ぶ、コンサートで観たい曲リクエスト。

 初日のセットリストを見てみました。曲名はネタバレになるから書きませんが、各グループ&真野ちゃんがリクエスト一位曲を歌っていました。
 モーニング娘。の一位は、まあ予想通りと言うか、まさにコンサートであまりやらないから観たい曲が選ばれていました。真野ちゃんやスマイレージは持ち歌がまだそんなにありませんから普通に人気曲が選ばれています。
 ところが、Berryz工房や℃-uteは今までに何度も歌われてきた定番曲。あれっ?みんなもう飽きたんじゃないのか?みたいな。なんか拍子抜けするくらい普通の結果でした。
 「好きな曲」と「観たい曲」は違う。モーニング娘。ファンは「観たい曲」を選び、ベリキューファンは「好きな曲」を選んだ。そういう事でしょうか?なんだか結果を見て、ベリキュー支持層には保守的指向な人が多いのかなと考えてみたり。

 この辺りの事情というか、気質というか、その違いはおそらく、メンバーチェンジがあるという前提で活動してきた事で、変化というものに強いモーニング娘。ファンと、基本的にはメンバーチェンジはしない前提で活動してきたベリキューを見てきたファンが安定を求めるという事。更に言えば、℃-uteファンはいくつかの変化を受け止めてきて、変化に対して拒絶してしまう気持ちが芽生えてしまった事があるのかもしれません。℃-uteは五人でいい。追加メンバーはいらないという考えの人が多いのもそうです。

 もっと全体で言えば、ハロプロ自体に今、劇的な変化は必要なのか?それとも今は足元をじっくり固め、回りの状況に流されずにやっていくのがいいのか?
 どうやら事務所は後者を選択しているような感じに見えますが、それならそれで、足固めに相応しい力溢れた活動と作品提供をしてもらいたい。そう願っておきます。

 というわけで、話はまだ次回に続きます。

【アニメの夏】エンドレスサマーヌード

  ~今はただ 通り過ぎるこのすべてを見届けよう~
 真心ブラザーズの名曲にアニメを合成するアイデア動画。意外に合っています。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

林檎電話を探す日々

2010-07-18 21:27:51 | フリーテーマ
 巷ではiPhone4がなかなか出回っていないようで、予約しても1ヶ月待ち、或いはそれ以上に待たされるなんて話を聞きました。そんな状況下で、iPhone3GSを安く買うかと店を回り始めたのですが、iPhone4が待てない人が買ってすぐ持ち帰れるiPhone3GSを買っていってしまうようで、どんどん店から在庫が消えていきました。旧モデルですから、在庫から消える=販売終了です。
 これで、真野ちゃんやスマイレージのメンバーとお揃いのiPhone3GSを持つ野望(苦笑)は砕けそうです。おとなしくiPhone4を予約という流れになりそう。

 iPhone購入を決意した理由は、やはり携帯でPCブラウザを安価で使いたいというのがあります。ソフトバンクのプランで行くと、毎月5705円で維持出来るのは魅力です。今、ドコモに使っている金額(基本料980円+パケホ)と大して変わらない料金です。ソフトバンクは本体価格が「月月割」という割引で安くなるサービスをしており、iPhone4の16G(記憶容量が16Gというモデル)なら本体代がプラスマイナスで0円。32Gモデルでも月々480円しか本体代がかからないという安さに負けました。自分はiPod機能を使って音楽入れたりしないので16Gを買うつもりです。

 あと購入動機としては、コンパクトデジカメとして使いたいというのがあります。iPhoneは写真で遊ぶアプリが充実しているので、iPhoneをトイカメラ的に楽しみながら、変な写真を量産したいと思っています。アイドリング!!!6号外岡えりかさんもブログに書いていましたが、ポラロイド風の写真を撮りたい自分には、ポラロイド風にするアプリがあるのは魅力(笑)。他にも、色々なトイカメラ風写真を作るアプリがあります。

 つまり、iPhoneはモバイルパソコンやデジカメを携帯感覚で持ち歩くマシンという認識で欲しい訳です。そういう使い方なので、携帯と二台持ちにするつもりです。
 部屋にMacやアップルに関する本が色々あるような自分ですが、意外にアップル製品とは疎遠になっている月日が長く、iPhoneを購入となると、2005年4月12日(よっすぃ~と愛理の誕生日)にiPod miniを買って以来のアップル製品という事になります。
 さて、買うと決まれば、ボディカラーは黒にするか白にするか。真野ちゃんやスマイレージメンバーが黒iPhoneを颯爽と使う姿に惚れた自分は、やはり買うなら黒かなと思っております。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四国を旅するアイドル

2010-07-17 23:01:07 | ハロプロ(℃)
 国内旅行のガイドブックで一番売れないのは四国のガイドブックだそうだ。なるほど自分の周りを見ても、四国に行った事がある人は少ない。北海道、九州、沖縄などには行った事がある人は珍しくないけれど、四国はなかなか縁がない。そういう場所なのだろうか。
 私は旅が好きだから色んな場所に行っているので、四国も何度も訪れている。このブログにも2006夏に四国を旅した際に現地から記事を書きました。
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/adee2f69c78aff1230081e099b6c11f0

 四国に行った事がある人が少ないのは、わかりやすいキーワードが少ないから。そう感じています。北国でもなく、南国といえば南国だが沖縄や宮崎鹿児島みたいないかにも南国な眺めでもない。小京都と呼ばれるような町はあるけれど、京都や奈良みたいに寺社がたくさん建ち並ぶ規模の町はない。ちなみに、売れるガイドブック一位は京都で次は北海道だそうだ。

 四国はアイドルもあまり訪れない。ハロプロで四国公演を行うのはモーニング娘。くらいで、そのモーニング娘。も四国の南側である高知では公演はしない。モーニング娘。以外のハロプロ、というかアイドルは四国でコンサートどころかイベントもなかなか開催しない。℃-uteが三年前の夏休みのキューティーサーキットツアーで高松イベントをやった以外は、私はハロプロイベントの記憶がない。(細かく言えば、ガッタスの何人かが徳島で、Jリーグ徳島ヴォルティスとのコラボでフットサルイベントをやった記憶があります)

 私は四国は好きな土地で、好きだからこそ何回も行っているけれど、確かに地味ではあります。でも温かい人柄と気候。食べ物、特に魚が美味しい。町並みが昭和な雰囲気で落ち着く。など、なかなか癒し系な土地だと思うのです。勿論、四国四県それぞれ個性が違うのですが、今挙げたような特色は共通している土地。
 その四国でアイドルが何か映像を撮るような事はあるのだろうか?自分がプロデューサーなら趣味丸出しで、○○ちゃんを四国で撮影して写真集やDVDを一本作るとか考えますが、現実にはアイドルは南の島や南の海に行ってしまう。
 そもそも、その○○ちゃんに当てはまるアイドル。つまり、四国ロケがハマるアイドルっているのか?

 いたのです。わかる人はちゃんとわかる。今回のロケ地を選定した方は素晴らしいセンスの持ち主。自分と趣味が似ているだけとも言えますが、とにかく素晴らしい。四国を舞台に写真集やDVDを作るに相応しいアイドルは、鈴木愛理ちゃん。

写真集「登校日」
http://www.wani.co.jp/article.php?article=127892752998
DVD「夏休み」
http://www.neowing.co.jp/detailview.html?KEY=EPBE-5386
 ~どこか懐かしく古き良き日本の空気感~
 まさにその通りです。愛理には是非とも田舎の分校みたいな場所でロケしてほしい。四万十川にあるような欄干のない小さなコンクリート橋を渡る愛理も見たい。木造の商店が並ぶ商店街で買い物をする愛理が見たい。路面電車に乗って窓の外を眺める愛理が見たい。
 四国という場所の持つ、ゆったりとした空気の感じは鈴木愛理の持つ空気感に相性ぴったりと思われ、愛理も自然な笑顔を見せる事が出来るのではないでしょうか。
 この写真集はとても楽しみになりましたので、続報などをゆったりと待ちたいと思います。

 先月、愛理のブログで愛媛県に行ってきたという話題がありました。それが今回発売される写真集とDVDだったのですね。
http://gree.jp/c_ute/blog/entry/456778186

 ※実は小春も四国(高知県)で写真集ロケをした事があります。
http://www.youtube.com/watch?v=XcOQNT-DzgI
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤いアサガオ

2010-07-15 22:08:09 | ハロプロ(ソロ)

 夏に生まれた小春が冬に卒業してから半年以上が経過しました。8人になったモーニング娘。の春ツアーも終わり、間もなく夏のハロプロコンサートの季節がやってきます。でも、そこには赤い娘。は欠番なままなのです。

 この半年以上の間に起きた変化と言えば、おはスタ火曜日レギュラーと、おはコロレギュラー。朝の番組ばかり。でも、相変わらず小春はおはスタで、早起きをものともせずハイテンション。変わらね元気に、あの頃を思い出して朝から見ている方はセンチメンタルになったりする。
 ブログも始まった。いきなり「これからは食と健康」と自らの方向性を打ち出し、我々を振り回してくれる。それもまた小春。あの頃と変わらない。


 誰もが小学生の頃に夏休みの宿題に「あさがおの観察日記」というものを書いた事があると思うけれど、あさがおは夏をイメージさせてくれる花であり、あさがおを見るとやはり夏休みの思い出が甦るのです。

 私は子供の頃、夏休みの多くの時間を母親の実家のある新潟で過ごしました。夏の新潟は、町を挙げて盛り上がる夏祭りや花火大会がある。華やかな盛り上がりの中、興奮と余韻に包まれながら布団に入り、翌朝を迎える。
 犬を連れて朝の町を歩けば、昨夜の宴の興奮は跡形もない。道端を包んでいた屋台の香りは消え、代わりに早朝の澄んだ空気が漂い、日本海から吹いてくる涼しい風が道を駆け抜ける。
 ふと民家の庭先に目をやれば、綺麗な水色や紫のあさがお。その色のなんと涼しい事か。ささやかながら、くっきりと色をつけ、風に吹かれている。


 朝の番組でしか動いている姿を見られなくても、その場所で小春はくっきりと自分の色を見せている。何色?
 あの頃と同じ、小春のイメージカラーは
 見ている人はちゃんと今の小春も見ている。あの頃みたく華やかな場所にいなくたって、見ている人はちゃんと見ている。きっと。

 久住小春さんからお知らせ。
http://ameblo.jp/kusumikoharu-blog/entry-10591354942.html

 小春、CMおめでとう。誕生日おめでとう。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の町と懐かしい素顔

2010-07-14 21:53:08 | ハロプロ2010

 静岡県と聞いて連想するもの。
 富士山(山梨県にもかかっているけれど)、日本茶、サッカーが盛ん、浜名湖(うなぎ)、駿府城、伊豆の温泉、大井川鐵道のSL、ちびまる子ちゃん、由比の桜えび、斉藤美海(みうな)、河村唯(浜松出身)、百田夏菜子(浜松在住)などなど。
 静岡県は関西や名古屋方面に行く時に通過してしまう場所というイメージがあるけれど、結構好きな県。町の雰囲気にどこか懐かしさのある町が多く、散歩していて落ち着く、そんな都会過ぎず田舎過ぎずな静岡県。

 今、新垣里沙さんと中島早貴ちゃんが静岡県にいるらしい。旅行ではない。二人はそういう仲ではないです(苦笑)。

 ガキさんのブログによると、どうやら映画の撮影をしているようだ。ブログに掲載されているガキさんの制服写真が可愛い。

 ガキさんブログ7/13記事 (廃校。という記事に制服姿アリ)
http://blog.oricon.co.jp/niigakirisa/daily/201007/13

 ガキさんは自分の童顔がコンプレックスなのか、妙にメイクを頑張り過ぎる傾向があるけれど、がんばらなくてもええねんで(笑)。いやホンマに。
 このブログの制服写真を見ていれは、このくらいが一番似合っているように思います。頑張ってしまう理由として、今のモーニング娘。のトータルイメージに合わせてメイクしているというのなら、それは没個性に繋がる行為であります。せっかくの自分の個性「童顔」をもっと有効に使ってほしいものです。ガキさんの童顔は長所です。

 そういう意味では、今回の映画撮影は興味深いのです。10月に22歳になるガキさんが何故制服を着て撮影しているのか?作り手側もガキさんの個性「童顔」が武器になる事に気付いたのか? 気付くの遅い気もするけれど、それならばグッドですねん。

 そして、なっきぃはどんな役なのか?ブログでは衣装は非公開だったから、そこにヒントがありそう。
 7/13の記事
http://gree.jp/c_ute/blog/entry/471098850
 7/14の記事
http://gree.jp/c_ute/blog/entry/471603611

 そんななっきぃ、今日は東京に帰ってきたようです。役柄的にはガキさんの方が出番が多いという事ですね。ますますどんな役か気になる。
 自然に囲まれ、廃校があるような場所で撮影して、制服を着る役。青春物?ガキさんの事だから、やっぱり「昭和な雰囲気」なストーリー?というか、昭和の話?
 アコースティックな音色が似合う映像を、どこか懐かしさのある風景とともに清涼感ある描写で見せてくれるような、そんな映画をイメージしてしまうのは、やっぱりガキさんが昭和懐古な雰囲気のするアイドルだから。静岡県でロケはピッタリではないですか。

 今回のBGM
夏なんです/はっぴいえんど

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エンドレスな熱狂へ

2010-07-14 19:10:52 | サッカー
 2010W杯が終わりました。優勝はスペインでした。決勝はどちらが勝っても初優勝。移民が多く国に一体感がないと言われてきたフランスが1998年大会で初優勝して国が一つになって盛り上がったように、各民族間に独立意識の強いスペインがこの優勝で国中が盛り上がったのなら、とても意味のある優勝だったのではないかと思います。

 国中が盛り上がると言えば、日本も大会前は盛り上がりに欠け、どうなる事かと思いましたが、始まってみれば日本代表チームの奮闘に盛り上がりが増していきました。未明に行われたデンマーク戦は視聴率30%を超え、決勝トーナメント一回戦のパラグアイ戦は50%を超える視聴率。非常に多くの人がテレビで応援していた事になります、
 W杯の時だけ盛り上がって、普段はJリーグも海外サッカーも観ないニワカがウザイ。そんな意見も巷では聞かれますが、それは違うのです。そういうライトに楽しむ人がいないジャンルは栄えないのです。そして、そのように大勢の人が注目する事によって関係者のモチベーションは上がっていく。また、ライト故にシンプルな見方をするから、問題点の本質にも気づきやすい(知らない故にマスコミなどに流されやすくもなりますが)。

 今回の日本代表は理想主義から現実主義へシフトチェンジして臨みました。結果としてそれが功を奏した訳ですが、面白いのはライトな人達がそれをツマラナイとせず、結果に盛り上がった事。ライトな人ほど、サッカーは華麗なプレイがないと面白くないとなるのは仕方がないのだけれど、今回の日本代表みたいな、華麗さなど捨てて勝つためにシンプルな最善策を取るサッカーでも、結果が伴えば大衆はついてくる事が証明されました。
 それは、選手達が勝利に向かってひたすら走り、ボールを追いかける姿が観る者の心を掴んだからなのでしょう。それはまるで、普段は野球を観ない人達が高校野球は郷土のチームを応援して一喜一憂する姿にも似ています。高校野球は感情移入しやすいのも、選手達が「負ければ終了」な環境の中、勝利だけを求めて必死にプレイをするからです。

 今回、日本はそのひたむきなサッカーでベスト16になったのだから、次は更なるステップで充実を図ってほしく思います。それは例えるなら、(見せ方としての)高校野球からプロ野球へのステップアップとも言えるようなもの。
 そのためには、W杯を観たライトな人の何割かをサッカーファンにしていく事も大切。四年に一度のW杯の時だけサッカーファンになる人ばかりでは、この国のサッカーは強くならない。日頃からJリーグなども盛り上がるようになれば、選手達の意識も変化していきます。
 Jリーグは現在37チームあります。Jクラブがある都道府県は27。更にJリーグの下のリーグであるJFLに所属してJを目指しているクラブも入れると、都道府県の数は34(※)になります。
 それだけあれば、郷土のチームを応援出来る環境はだいぶ整っていると言えます。J2やJFLなんてレベル的に観ていられないんじゃないの?という意見もありそうですが、スポーツというのはレベルが低いからつまらないという訳ではありません。高校野球はプロ野球よりレベルが低くても多くの人々を熱狂させています。プロ野球も大リーグに比べたらレベルは落ちますが、同様な事が言えます。内容の良さとはレベルだけでは語れない。

 今回優勝したスペインも日常では、リーグ戦が非常に盛り上がっていて、その盛り上がりは我々も知るような有名クラブの試合だけでなく、地方の小さなクラブにまで熱狂はあります。W杯の勝敗に一喜一憂するのも非常にエキサイティングな気分になれますが、日頃の愛するクラブの勝敗も同様。サッカーには入れ替え制度があるから、下部リーグの小さなクラブにも上を目指せる夢があるからです。
 W杯で強さを発揮した国は勿論、そういう日常を過ごしてきている国々。惜しくも破れた国々の多くもそういう日常を過ごしている。
 W杯が終わっても、人々の一喜一憂は続いていきます。常に地球のどこかで熱狂は続くのです。

 (※) Jリーグのない県でJリーグを目指すJFLのクラブ。ブラウブリッツ秋田、松本山雅FC、ツエーゲン金沢、FC MI-Oびわこ草津、ガイナーレ鳥取、V・ファーレン長崎、FC琉球で7県。Jクラブと合わせて34都道府県。

 一ヶ月ほどに亘ってお送りしてきました、2010ワールドカップ南アフリカ大会を語る記事。今回で最終回です。お読みいただきありがとうございました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水着を着て歌うPV

2010-07-13 22:39:38 | アイドル etc

 今日は道重さゆみさんの誕生日です。おめでとうございます。20歳の一年は大活躍の一年でしたが、21歳の一年は更なる飛躍を祈っています。
 そんなさゆのリクエスト(しそう)な一曲。ご覧ください。AKB48で「ポニーテールとシュシュ」(爆)。
AKB48 「ポニーテールとシュシュ」


 なんだかんだで、握手効果と総選挙効果による売上増はともかく、街角でも耳にする機会がありますから、それなりにヒット曲と呼べる一曲になったと思います。ある日渋谷のセンター街を歩いていた時に流れていたのを聴き思ったのは、場所柄に合う曲なのと、そういう場所に流されるほどな浸透っぷりでした。残念ながらハロプロは渋谷で流れるような曲が今はありません。

 「ポニーテールとシュシュ」自体は、そんなにすごい良曲とは思いませんが(言い訳Maybeのバージョンアップ版というイメージ)、PVが曲を良く見せています。PVがちゃんと効果を与えている。ひたすら明るく楽しくな内容に、ちょっぴりお色気も添えたPV。あまり使いたくない表現ですが、「今のハロプロが作れないPV」ですね。それは認めざるを得ない。
 ハロプロが作れないというか、作らない部分であるのが「水着」シーンでしょうね。予想される理由は色々あります。ひとつは、イメージ的な問題。事務所のプライドみたいなものが、水着姿を安売したくないという姿勢につながっている気がします。
 そしてもうひとつ、せっかく水着姿を撮るなら、それはそういうDVDにして発売をしたいという商売重視な出し惜しみ(苦笑)。いや、そんな事はないだろうと思うのですが、本当にそう考えていそうな事務所です。
 「わざわざメンバーを水着にするんだから、それはアロハロシリーズか何かにして市販化するべき」
 そんな声が聞こえてきそう。

 振り返ってみても、ハロプロで水着シーンが見られるPVって少ないですよね。モーニング娘。の「真夏の光線」で少し見られますが、あれは「水着シーン有り」と言ってしまうには短い。
 もっと振り返っていけば、松浦亜弥さんの「GOODBYE 夏男」があります。このPVは浴衣姿も見られて、自分はその浴衣姿が好きでしたが、特に「ワイルドあややバージョン」というバージョンは全編水着。

松浦亜弥 - GOOD BYE 夏男 (Wild Ayaya Ver.) [PV]


 でも、このあややは上半身だけじゃん。上半身だけなら、「トロピカル恋して~る」とか、三人祭の「チュッ!夏パーティー」とかあったじゃん。そういう意見もありそうですが、私もそう思います(苦笑)。
 ハロプロは、コンサートでは水着みたいな衣装を色々着ている割には、PVでは水着を着ないのです。

 つんくP的には水着PVは抵抗がないのか、NGPではちゃんとあるみたいです。やはり、ハロプロはコンセプト的に「PVで水着姿を見せる必要はない」と考えているのだと思われます。

 そんな感じで、水着PVをハロプロがやらない事への考察とかをもっと色々書いてみたいと思ったのですが、まあそれをやらないアイドルが居ても良いし、それも個性だなと割り切った想いに至ってしまいました。このPVを見せられてしまっては(笑)。

アイドリング!!!13thシングルPV 「プールサイド大作戦」

 (パソコンで見ている方は画面をクリックして大きくして見てください)
 PV解禁前からタイトルからして、多分PVで水着になるんだろうな。去年の夏もPVで水着になっているし(シングル「無条件☆幸福」)。などと予想はしていましたが、その通りの結果になりました。
 作りは前作同様、フレームを人数分作って見せる手法ですが、並び順がメンバーの番号順になったのでメンバーを探しやすくなったとか、真ん中に大きいフレームが出てきた時に前作はその分フレームから消えてしまうメンバーが居たのに、今回は真ん中に大きいフレームが出てくると周りのソロフレームが小さくなり、引き続き全員映っていたりと芸が細かくなりました。
 パズルみたいな演出や、ビーチボールを使った演出なども遊び心を感じます。

 ビキニを着て歌うPVなんて、男性ファンに特化したみたいで良くないとか、エロ路線にシフトしたみたいで安っぽいとか、そういう見方は女性アイドル界に於いて古いものになりつつあるのかもしれません。女性ファンが多いAKB界隈でそのような声は聞こえてこない印象だし、アイドリング!!!もそういう見方にはならない出来栄えだと思います。
 だからハロプロもやるべきなのか?ここから先は、つんくPの判断一つです。世代的にはBerryz工房が一番相応しいかもしれませんが、だからといってBerryz工房がビキニを着て歌うPVが絵になるかと言うと、ちょっと違う気もします。やはり、ハロプロには水着PVは必要ないのでしょうか。

 ここからはアイドリング!!!のファンか、アイドリング!!!に興味のある人向けのお話です。

 今回のPV、前作のもそうでしたがリピートしまくっています。細かい部分が色々気になり何回も見直してしまいます。メンバーが色んな表情やしぐさをしているんですよね。それをチェックしたくなるのです。特に好きなのは、あみみ(16号菊地亜美)の頭を叩かれて気絶するフリをするところ。
 目立っている人では、まいぷる(3号遠藤舞)のソロ部分。なんかキラキラしてます。歌い終わったあと、後ろへ下がっていく時の背中が色っぽい(苦笑)。
 Bメロでは、人気ナンバーワンメンバーと言われるルーリー(9号横山ルリカ)の華やかさ、事務所(ワタナベ)の期待の表れなのか大抜擢なひぃちゃん(17号三宅ひとみ)の笑顔が輝いている中、なんだか一人だけキャラが違う人がいます。知らない人が見たらアイドリング!!!にヤンキーがいると誤解されそうなのは、とんちゃん(6号外岡えりか)。
 とんちゃんは出演中のフジテレビドラマ「明日の光をつかめ」での役作りのため髪を染めて別人に変身中ですね。似合う似合わないはともかく、なんかPVの雰囲気から浮いていますね(汗)。
 とんちゃん自身は染めていくつもりはないので、ドラマ収録が終わったら黒髪に戻すそうです。でも、なんだか髪だけでなく目付きまで役に入り込んでいるからか、いつものとんちゃんの雰囲気とは別人に見えるPVです。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする