tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

待っていた椿を鬼の腕に・・・

2013-02-07 19:12:09 | 茶の湯
2月7日

久ぶりに風ひとつない穏やかな一日でした。

今日の暦を見てみますと、「北方領土の日」とあります。色んな日がありますが、初めて目にした記念日です。

解らないままでは悔しいので早速調べてみました。

日本政府が北方領土問題に対する国民の関心と理解をさらに深め、全国的な北方領土返還運動の一層の推進を図るために1981年に制定した。
安政元年12月21日(新暦の1855年2月7日)に日露和親条約が結ばれ、北方領土が日本の領土として認められたことに由来する。(内閣府 北方対策本部HPより)

さて、今日から今週のお稽古が始まります。



鬼の腕の花入に檀香梅と天倫寺月光

鬼の腕は沖縄が琉球時代に盛んに焼かれ、特産の泡盛を入れて運ぶための器でした。名前の珍しさと素朴な焼き色などから、多くの茶人に好まれて全国的な花入になったといわれております。

今でも、沖縄県にある泡盛の会社は、鬼の腕に入れた泡盛を製造販売しております。

私も、ここの会社から鬼の腕に入った泡盛を購入して、美味しく頂いた後に花入として使っております。

天倫寺月光もやっと咲き始めて使えるようになりましたが、蕾の数が極端に少なく寂しい限りです。
また、檀香梅は春先に万作と競うように咲き始める貴重な花です。枝を折ると雅た香りが鼻腔を揺らします。

先週と変わらずに大炉をもう一度ずつやることになりました。

これもこの時期だけのお点前ですから、覚えていただかないとならないことですが、来週から普通の炉に戻った時が心配です。


コメント
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