それでは、連載第434回目は、富山地方鉄道デキ14731をお届けします。
稲荷町の線路の隅に追いやられた、デキ14731(写真)。黒の凸型電機、電鉄富山方にスノープラウを装備し、除雪も可能な形となっています。製造は東芝戦時標準型とされ、各地で引退を迎えている電車形の電機です。
次の機会に行った時にはその姿は無く、解体されたようです。除雪はモーターカーで行うこととなったためで、非常に残念でした。。
なお、富山地鉄は昔から万単位の車番が続いていますが、上の2桁は主電動機出力のPS表示(10=100PS=75kw、12=120PS=90kw、14=140PS=110kw、16=160PS=120kw、17=170PS=130kw)です。なお、付随車は3桁あるいは2桁です。
それでは、次回をお楽しみに。