それでは、連載第95回目は、DD17、改めDD19を取り上げます。
DD17は、DD51を種車に、単機でDD14背合わせ重連程度の能力を持つロータリー除雪機関車で、当時の国鉄鷹取工場で誕生、1号機が奥羽本線板谷峠区間(福米線)で使用されました。その後の改造も見込まれましたが、その後の需給関係で結局1両のみの製造で終わりました。いろいろトラブルもあったようで、他線区に使用されたりしたようですが、ミニ新幹線の山形新幹線の改軌に伴い、再び福米線区間で使用されることとなり、改軌、DD19 1の番号を与えられ、使用されました。
写真は、土崎工場でしょう、整備中の写真(写真)。前後にロータリー除雪翼が無く、何の車両か分かりませんが、これが唯一の写真です。
その後、降雪量の減少、及び新型除雪機械の整備に伴い、平成20年に廃車となりました。残念。
それでは、次回をお楽しみに。
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