それでは、連載第150回目は、DE10 1516をお届けします。
樽見鉄道の心臓部、本巣駅の片隅に、留置されるDE10がありました(写真)。しかし、本当に片隅で、望遠を効かせてもよく見えません。
その横を通ったときに写すと、DE10 1516という番号が分かりました(写真)。TDEにはなっていません。
恐らく同機は、TDE10及びTDE11の部品取り用、廃車となった車体で購入され、このようになっていたようです。
同機は、1996年(平成8年)に廃車となっていることから、21世紀と共に現れたデジタルカメラによる現役時代の撮影は無く、辻褄は合います。
しかし、その後樽見鉄道は貨物営業を廃止、ほぼ同時に客車列車も廃止、TDE10及びTDE11は廃車・移籍でいなくなり、不要となった同機も処分されたものと思われます。
それでは、次回をお楽しみに。
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