それでは、再びDLの連載を再開します。しかし、北海道ネタはお許し下さい。
昨年秋の撮影、秋の石北本線は「石北貨物」、別名「タマネギ列車」と呼ばれる臨時貨物列車が走ります。北見駅から送られる農産物、主にタマネギを輸送する列車で、国鉄形のDLであるDD51が引退する時期に、一時列車廃止も検討されたようですが、地元の負担及び協力もあり、運行されています。
かつてはDD51の重連が充当された同列車、3本のスジが設定されていますが、スイッチバック駅遠軽での機関車入換の手間を省くため、末期にはプッシュプルとなり、その機関車が非重連形のDF200に替わってもそのままのスタイルです。写真は、遠軽からその先頭に立つ、DF200 5号機です(写真)。
遠軽までの本務機、スイッチバックで後補機と変わる、118号機(写真)。確かに、プッシュプルになっています。
その、名撮影地である「常紋」、通称146キロポストと呼ばれるポイントでの動画です。山深く、舗装されないダートの林道を抜けて、辿り着く場所です。SL時代には、常紋信号場から人柱伝説のある常紋トンネルを通り辿り着いた場所、昭和の時期に地震で人柱も確認され、金華には慰霊碑が建設されました。
なお、列車維持における地元負担としてJR貨物が提示した金額は、DF200の2両新製+αとのことで、タマネギ列車も北海道の秋の風物詩と言えるでしょう。もしかして、これも観光でしょうか。
それでは、次回をお楽しみに。
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