Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

The Sleepers#35

2016-02-15 | 鉄道写真


 それでは、連載第35夜は、平成17年春の北海道、2回目です。


 当時はまだ、札幌から道内各方面へ、夜行列車が運転されていました。そのコレクションです。


 最初は、「オホーツク9号」、キハ183 211です(写真)。非貫通の初期形キハ183を、機関換装し出力アップした形式です。列車の最後尾のようです。



 相方は、キハ183 219です(写真)。寝台車スハネフ14を除き、昼行「オホーツク」と共通運用であったようです。



 乗車したのは、「利尻」です(写真、キハ183 1504)。キハ183モデルチェンジ車、120キロ走行が可能で、しかしそれがJR北海道のトラブル時に、運行不能となりました。



 中間には、スハネフ14 506が挿入されます(写真)。当時は、「利尻」運用後南稚内まで回送され、同車を切り離し、その他の車両は稚内まで回送、上り特急「サロベツ」として札幌に戻ります。下り「サロベツ」も到着後南稚内に回送、スハネフ14を中間に挿入し、折り返し上り特急「利尻」として札幌に戻ります。



 反対側の先頭は、キハ183 1501でした(写真)。


 これらの列車は、乗務員の勤務条件が悪い割には利用が思わしくなかったらしく、順々に臨時化され、後に設定が無くなり、事実上廃止されていきました。極めて廉価に宿泊出来る北海道では、「移動しながら寝る」というのはメリットがあまり大きくなかったのでしょうか。確かに、夜行バスに対するメリットは小さかったようです。現在は何れも無く、残念です。


 それでは、次回をお楽しみに。

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