投稿が遅くなりました。
5月1日から4泊5日で壱岐・対馬に航海してきました。
海上行程1.300キロ
朝7:30相生野瀬ボートパークを出港
天候晴れ、気温25度、波0.5メートル
絶好のクルージング日和です。
穏やかな瀬戸内海を小豆島、豊島を左に見て西へ進みます。
豊島を過ぎて南に進路をとり備讃瀬戸本船航路を再び西に進路をとります。
大型本船を追い越し、すれ違いながら22~23ノット(時速42キロ程度)で進みます。
間もなく瀬戸大橋通過です。
その後響灘を航行ししばしの休憩に響灘ど真ん中の高井神島に立ち寄りました。
人口60名あまりの小島でのどかな雰囲気です。
連絡船の入港時間がずれていたので連絡船の浮き桟橋に係留し上陸です。
GPS航行距離134キロ
道路わきですごい物を発見
相生のど根性大根のような力強い花が咲いていました。
村人の老人と話しましたが若い者は一人も居ないとのこと。
寂しい限りですね。
それでも港湾施設と公民館は立派な物です。
高いところに小中学校もあります。
店は一軒も見当たらないようでした。
高井神島を出港すると本船航路では瀬戸内海で最も急流で海峡の狭い来島海峡です。
遠くにしまなみ海道の来島海峡大橋が見えてきました。
逆光です。
来島海峡通過後、斎灘を通過、興居島と松山港の間の四十島瀬戸を通過
興居島の泊港で燃料補給です。
GPS航行距離214キロ
出港し本船航路で一路新門司港に向けて航行です。
途中本船航路から離れ平郡島と八島の間を通り伊予灘へ
伊予灘から本船航路に入ります。
しばらくすると大分県の国東半島沖の姫島が見えてきました。
姫島を左に通過し周防灘の本船航路を走ります。
少し航路から離れて航行しておりますが時折引き波に遭遇します。
通常、大型船が引き波が大きいように思いますが3万トン以上の超大船はあまり引き波を出しません。
1、2万トンの大型船もあまり引き波はありません。
むしろ500トン以下の小型船のほうが引き波は大きいです。
小型船でも空船は喫水が浅いのでたいした事は無いのですが満載して喫水がどっぷり水面下に沈んでいる船は大きな引き波を起こします。
特に大型タッグボートの引き波は最たるものです。
我々は「海賊船」と呼んで特に警戒しています。
新門司港のスタンドの都合が悪く燃料補給は下関港で行うことに変更し
一路関門海峡を目指します。
関門海峡に入り間もなく九州自動車道の関門海峡大橋を通過
関門海峡も水路巾は狭く潮の流れも速いです。
おまけに大型船を始として大量の貨物船が航行しています。
おまけに山口側の下関と九州側の門司、小倉との連絡船や小型フェリーが頻繁に横断して横切ります。
明石海峡同様海の銀座です。
下関港公共埠頭で燃料給油し今晩は下関で宿泊です。
港近くのビジネスホテルに宿泊です。
二日後には源平合戦の大祭があるようで観光客も多数詰め掛けているようです。
GPS航行距離390キロ
下関港の夜景、高いビルはシンボルタワーです。
ほっと一息乾杯です。
明日は壱岐そして対馬まで行くぞ!
朝食を済ませ朝8時出港
出港後すぐ右手にはあの有名な佐々木小次郎と宮本武蔵の決闘の島「巌流島」船島が見えます。
巌流島です。
島の小高いところの黒い物が佐々木小次郎と宮本武蔵の決闘の場面を再現した銅像です。
見事な決闘です・・・・・?笑
戸畑、若松と関門海峡を通過しいよいよ荒れ狂う?玄界灘です。
若松沖から再び西に進路を取り大島沖を通過
丁度博多沖の小呂島で小休止
離島は風情があります。
丁度響灘の高井神島のようですが、面積的には半分以下のようにも見えます。
以前立ち寄った博多湾口の喜界島と同じような形の島です。
小呂島遠景
小呂島漁港です。
波が高いせいか、異常な高さの防波堤です。
再び玄界灘
今日の玄界灘は我々を歓迎しているかのように穏やかで、まるで琵琶湖です。
第一目的地長崎県の壱岐島が見えてきました。
壱岐は九州から30キロ弱の距離です。
勿論博多からフェリーや高速の水中翼船、壱岐空港も有ります。
この島も遺跡も多くまた元寇の戦いの後も多数あります。
対馬に渡る前に壱岐の北端、勝本港に入港し燃料補充と小休止です。
壱岐勝本港のようすです。
小休止の後いよいよ対馬に向けて出港です。
対馬海峡は風が通り抜ける所で波が心配ですがたいしたことは無いようです。
壱岐から対馬までは直線距離で約70キロ
途中で荒れてこないことを祈りながら航行します。
対馬海峡です。
無事難関の対馬海峡を渡りきり、対馬最初の入港地は対馬の中心厳原の右手にある阿須浦湾にある阿須漁港です。
ここで燃料補給とひとまず休憩をし、対馬中央部の対馬きっての風光明媚な浅茅湾を船で見学です。
漁協事務所、今日は連休で休みのようです。
漁港近くにある対馬の火力発電所です。
出港後江戸時代に対馬藩が切り開いたとされる運河、大船越運河を通過です。
昔は対馬は一つの島だったようですが今はこの大船越運河と明治時代に海軍が軍艦を通す為に造った万関運河の二つがあり島は3島に分断されています。
勿論現在は国道382号線の橋で二箇所とも繋がっていますが。
まず大船越運河通過・・・浅茅湾へ
本当に沢山の入り江でまるで迷路のような浅茅湾です。
GPSプロッターの航跡がなければ出口に迷って最後は座礁ですね
天気は最高なのですが・・・妙に逆光・・・カメラマン最高なのに 笑
この湾は真珠の養殖がすごいです。
養殖いかだが至る所に一杯です。
またマグロの養殖も盛んなようで30キロ程度まで成長させて出荷するようです。
一匹土産に買って帰ろうか・・・・
韓国釜山側の朝鮮海峡側から再び今度は万関運河を通って対馬海峡側へ
この運河に掛かっている国道橋「万関大橋」は浅茅湾と並んで対馬の代表的な観光スッポットになっています。
万関大橋を跡に南側の対馬海峡へ
最終目的地対馬の中心地厳原港入港
対馬は6町が合併して対馬市になり市役所は厳原にあります。
昔は全島で7万人居た人口が現在は36.000人まで減っているようです。
厳原は対馬の経済、文化、行政の中心地
最近は47キロしか離れていない韓国からの観光客で潤っているようです。
厳原港の最深部の係留場所を紹介いただき係留
近くのビジネスホテルも確保でき移動です。
明日は船は係留したままにしておいて陸路からの対馬の観光です。
明日ももう一泊厳原泊になります。
連休でレンタカーが確保できるか心配です。
ではでは・・・・続きは後日
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