船の好きなじいじの絵日記 愛艇アルビン28クルージング

瀬戸内海相生マリーナを定係港に愛艇の航海や日頃の出来事を船の好きなじいじの絵日記として印刷製本して保存しています。

愛媛弓削島二泊三日クルージング③10/22

2015年10月23日 | 瀬戸内海クルージング

10月22日木曜日天候晴れ波0.5

今日はいよいよ帰る日になります。

ホテルにて

昨夜ホテルのテレビで偶然近くの燧灘の孤島魚島の秋祭りをテレビで放映していました。

以前立ち寄り見学したことはありますが再び立ち寄ってみようということに

高台にあるホテルからハイポーズ

今朝は荷物もあるのでホテルの送迎車で弓削海の駅桟橋へ

大型クルーザーもまだ係留中です。

オーナーに声をかけると隣の尾道からやって来たとの事

一時間もかからないところです。

なんと船の大きさは29トン

小型船舶ではない大型船舶で登録県名のシールが無いのでどこから来た船か分からなかったのです。

航海士に通信士、機関士の免許が要りますね。

我々のような一級小型船舶操縦免許では操船できません。

何時ものように燃料タンクは何リッター入るのですかと聞くと4.000リットルとの事

満タンで40万以上の費用です。

巡航で1時間に200リットル燃料がいるとの事

何億もする外国艇のようです。

何をして儲けている人なのでしょう。

すごいですね

でも燃料もたくさん要るので遠くにはほとんど行かず近くで楽しんでいるとの事

ゆっくり9ノット程度で走れば1時間に85リットル程度の消費で済むとか?

YURAKUⅢではタンク満タンで500リットル5万円程度です。

燃費も巡航で1時間35リットルから40リットルの燃料が要ります。

それと比べて恐ろしいですね

他の係留されていたヨットはまだすべて停泊したままです。

昨夜のクルー同士の大宴会でまだ爆睡中なのでしょうか?

大型クルーザーのオーナーに見送られて9時ごろ出港です。

弓削水道から再び燧灘に出ます。

少し走ると本船航路があり本船の航行が頻繁な東西航路を横断することになります。

右舷方向に九州方面から大きなフェリーらしき船舶が見えます。

航行スピードも18ノット、大型船です。

この朝の時間にこの位置を走るフェリーは皆無のはずです。

船型や色から見ると大型クルーズ客船「にっぽん丸」のようです。

見る見るうちに近づいてきます。

このままの15ノット程度の速力では前方を横切れず逆光の状態での撮影になりそうです。

急遽20ノットに増速して日本丸の前方を横切ります。

勿論右側のにっぽん丸の方に優先権があるので直前の横切りは厳禁です。

早めに増速し余裕をもって横切ります。

高井神島の側で待機です。

逆光にならないように四国側からにっぽん丸の通過を待ちます。

紺の船体に白のキャビン、YURAKUⅢと同じです。

赤いファンネル(煙突)だけが異なります。

YURAKUⅢも白のレーダードームを赤に塗ればにっぽん丸と同じカラーです。

結構なスピードにも関わらず大きな引き波もなく通過していきます。

私達も少し大型のパシフィックビーナスには乗船したことがありますがにっぽん丸は経験がありません。

航海の無事を祈ります。

にっぽん丸を見送り魚島へ入港空岸壁に係留し散策です。

丁度干潮で岸壁ははるか上の方で階段のあるあたり、端の方にに係留します。

昨夜テレビで見た光景が思い出されます。

散策も中ごろ単車で追いかけてきた男性が「係留しているのはあんたらか?」と怒って声をかけてきます。

そうですと答えると「早くどけろ」と超高圧的な言い方で怒ります。

分かりましたとすぐに船に戻ると単車に乗っていた男性はすでにその場に来ており、私が「尋ねる人も居なかったので隅の方なので短時間であれば大丈夫だろうと思って」と言い訳すると問答無用のように「早く取れ」と大きな声で再び怒ります。

もう少し言い方もあるだろうと思いますがトラブルを起こしても意味がないので黙って出港の準備をし船を出します。

すると島に燃料やガスなどを運搬してくる船の係留場所のようだったのです。

間もなくその船がやってきました。

それにしても「運搬船が間もなく来るので移動してほしい」と言って頂ければこちらも気分を害さずに即対応できたのですが残念です。

中途半端な魚島見物、後味の悪い島になりました。

さて一路相生港に向けて航行です。

本船航路に並行して東に向けて航行します。

燧灘の香川県三豊市の三崎半島手前で本船航路を西向きの航行してくるよく見かける大型フェリーが航行中です。

何時も相生港のIHIの岸壁に係留されている自衛隊の用船フェリー「はくおう」ではありませんか。

黒い船体に白いキャビン黒いラインのファンネル、フェリーにはあり得ない配色ですね。

旧新日本海フェリーの再利用です。

近いうちに北海道の陸上自衛隊の戦車を積載し鹿児島県の沖永良部島に運び島嶼防衛の訓練が行われるときにも使われるようです。

距離が離れているのでくっきりとは写せませんでしたが相当な高速で航行中です。

にっぽん丸以上の20ノット程度は出ているようです。

あ・・・・AISで確認すればよかった。

瀬戸大橋を通過し、昼食の為再び岡山宇野港海の駅に向かいます。

係留後すぐ近くのイタリアンレストランで「自衛隊カレー」を注文します。

これはなかなかピリ辛でおいしいです。

また今度も食べたいですね。

宇野を出て小豆島沖御航行するときになると少し風が出てさざ波が立ちましたが日生沖あたりからは風も止みべたべたのべた凪に

後ろからは夕日がまぶしいです。

4時過ぎ無事相生港に入港、お疲れ様でした。

また行きたいですね中村さん

ではでは

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愛媛弓削島二泊三日クルージング②10/21

2015年10月23日 | 瀬戸内海クルージング

10月21日水曜日今日も快清、波0.5~0.6

今日も視界はあまり良くなく霞がかかっています。

朝風呂に入ってすっきりし朝食会場で少しだけビールを

おいしいです。

今日は朝の散歩がてらに高台にあるホテルから海の駅がある港まで徒歩で向かいます。

近くにある国立弓削商船高等専門学校の生徒の登校時間と重なり寮生がほとんどの同校の寮からの通学ラッシュです。

生徒は全国から集まってきているようです。

昨夜の夕食の世話をしてくれた担当者も国立弓削商船高等専門学校の4回生の生徒でした。

男子生徒ですが愛想もよく好感が持てる接客で満足でした。

松原海水浴場そばの松林の中を散策です。

途中立派な弓削神社があり航海の安全をお祈りします。

勿論お賽銭も忘れることなく

住宅街では朝でもありますが住民の皆さんは皆さん愛想がよく先方から「おはようございます」と声をかけて頂きます。

弓削島の皆さんは感じがいいですね。

桟橋に到着です。

昨日係留していた兵庫県の同じ相生から来られていたヨットはすでに出港していましたが同じ兵庫県から来られていた大型のクルーザーはまだ停泊中でした。

挨拶をして少し話をすると燃料タンクは2.000リットルとか

巡行一時間の使用燃料は85リットル、YURAKUⅢの時間当たり35リットルと比べ3倍近くの燃費です。

まあ外国製のすごいクルーザーです。

さあ今日は対岸の四国新居浜市を目指します。

15ノットから16ノットで一時間少しの航行時間です。

弓削水道を出ると今日はべた凪ではなく少し波があります。

本船航路を横断し魚島沖を通過し新居浜マリーナ海の駅を目指します。

四国に地下づくと波もなく穏やかな海域です。

10時過ぎ新居浜マリーナに入港、事務所に電話を入れて係留の依頼をします。

桟橋には二人の係員が接岸を待ってくれています。

笑顔でもやいロープを受け取り係留作業をやってくれます。

大きなマリーナです。

仁尾マリーナと並んで四国最大級の大型マリーナです。

係りに案内されてロビーにある受付カウンターへ

係留料は1.800円程度で支払いを済ませタクシーを呼んで頂きレンタカーのあるJR新居浜駅に向かいます。

まずは玄関でハイポーズ。

緊急事態です

四国は景気がいいのか新居浜駅近くのレンタカー5社はすべて車両は貸出済みでオリックスレンタカーに唯一マーチが一台空いているとのことでそちらにタクシーで向かいます。

本当は軽自動車でよかったのですが仕方ありません。

手続きを済ませ陸上の運転手は相棒の中村クルーです。

新居浜と言えば別子銅山でしょう。

まあそれしか無いと言うか?

ごめんなさい。

つい本当のことを言ってしまって。

以前燧灘に浮かぶ四阪島にある旧別子銅山製錬所に船で立ち寄ったことがありますが今日は別子銅山の陸上施設の見学です。

最初は江戸末期別子銅山の支配人として住友の経営難による売却や明治政府の接収から別子銅山を守った広瀬宰平の住居兼住友の迎賓館として使われた広瀬歴史記念館の旧広瀬邸の見学です。

続いて別子銅山行動見学と昼食を兼ねてマイントピア別子に立ち寄ります。

昼食の後にトロッコ列車で坑道見学に向かいます。

車窓には冬桜が咲いています。

坑道見学の後は別子銅山記念館に立ち寄ります。

ここは住友グループの経営で無料でOK

有り難いです。

新居浜ICから松山自動車道で香川県観音寺市に向かいます。

最初は琴弾公園の銭形砂絵(寛永通宝)の見学です。

やはり側からはよく分かりませんが大きなものです。

スコップで手作りのようです?

車で展望台までのぼり高い所から見学です。

見事な寛永通宝です。

雨風からこの形を守り続けることは大変なスコップ作業ですね。

続いて琴弾八幡宮本殿に航海の安全と商売繁盛祈願です。

少し車で移動し近くの西国68番69番の観音寺へ航海の安全と家内安全祈願です。

少し疲れたので境内の茶店に立ち寄りぜんざいを頂きます。

疲れた時の甘いものは良いですね。

ここの売店で販売していた数珠800円が外の売店では400円で販売

これはどちらかが間違いでしょうと店主に告げると800円の間違いですとの事。

お客様のお蔭で大損するところでしたと喜んでいただき定価300円の弘法大師様のタオル二枚600円相当をプレゼントいただきました。

ありがとう

再び松山自動車道で新居浜駅へレンタカーを返しタクシーで新居浜マリーナへ

このマリーナ夕刻は午後5:00で出港禁止になっているようでぎりぎりセーフです。

係りの人に桟橋での見送りを受けて一路弓削島の弓削港に向かいます。

日の入りは17:21分ですから弓削水道に入るまでに暗くなりそうで久しぶりの夜間航行です。

途中本船航路を横切ることになり緊張しますがAISとレーダーで安心して横切ります。

もう真っ暗に近い状況です。

弓削水道の入り口付近には漁業用のブイも結構あり緊張しますが、朝通過した時の航路の航跡をGPS上の軌跡に沿って航行します。

弓削港の海の駅桟橋が見えてきました。

今日はより大きなクルーザーが1隻と大型ヨット5隻が係留されています。

桟橋の明かりで確認しながら無事係留完了。

お疲れ様でした。

ホテルに連絡して送迎を待ちます。

迎えに来た送迎車からは男性が5名降りてこられました。

私たちの泊まっているホテルの風呂に有料で入りに行っていたのだそうです。

ヨット乗りの皆さんは宿泊は皆さん船内ですね。

ホテルに到着しまずはお風呂です。

内風呂、ジェット風呂、電気風呂、露天風呂、一人用の陶器風呂などすべての風呂に入ります。

お楽しみの夕食です。

再び個室の座敷へ

昨夜とは違った料理です。

乾杯

お疲れ様でした。

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愛媛弓削島二泊三日クルージング①10/20

2015年10月23日 | 瀬戸内海クルージング

10月20日火曜日快晴、波0.5絶好のクルージング日和です。

相生湾の関電火力発電所です。

ぽかぽか陽気で船内温度計は30度、窓を開けないと熱いです。

残念ながら霧がかかっていて見通しは悪いです。

岡山湾沖の岡山港と小豆島土庄を結ぶフェリーがガット船の陰です。

途中岡山宇野港海の駅に係留し係留料10円の支払いと昼食に向かいます。

海の駅の目の前がJR宇野駅です。

前回も立ち寄った中華料理店に

宇野港の素晴らしいモニュメント

宇野港のフェリ群です。

昼食も終わり宇野港海の駅出港直後、洋上に海上自衛隊の護衛艦が瀬戸大橋方面に向かって航行中です。

時速13ノット程度です。

瀬戸内海なのか?護衛艦もAIS電波を発信しているのでよく分かります。

アルビンの最高速度は21.5ノット程度の低速船ですが全速で追いかけます。

間もなく追いつき撮影です。

やはり独特の威圧感はすごいですね。

YURAKUⅢは護衛艦左を追い越し前に出ます。

護衛艦では旧式の3400トン程度の現在練習艦と使用されているような2000番台の艦番号です。

護衛艦も間もなく備讃瀬戸北航路を西に向けて瀬戸大橋をくぐります。

燧灘ではあまり見かけない緩やかな波?うねり?が・・・

弓削島と因島の間の弓削水道を弓削港海の駅桟橋に向かいます。

午後4:00接岸係留です。

弓削海の駅の二泊三日の係留料20円?支払は目の前の上島町役場です。

目の前のエネオスで燃料補給

ところが手不足でローリーでの給油は午後6:00以降との事

仕方なくポリ缶4本80リットルづつリヤカーで運び給油

二回通って160リットル補給です。

ああ大変です。

補給も終わりホテルへ電話で桟橋までの車での迎えをお願いします。

弓削島は何時ものホテル・インランド・シー・リゾート フェスパです。

昨年新築で建て替えられてきれいです。

もう6回目の利用です。

おじさんお酒がよく回って来たようですね。

ここ風呂がきれいで各種浴槽が豊富で最高です。

風呂嫌いな私が朝も入ります。

朝ぶろの後のビールが又格別だからです。

夕食は個室座敷でゆっくりごちそうです。

安くてごちそうです。

ビールも進みますね。

ではでは

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