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選手の素質について、一言に素質といっても様々な要素があります。
とくに我々のような選手を指導する立場にある者は、様々な個々の素質を見出していくことも大きな仕事のひとつ。
たくさん語りたいことはありますが、今回は私が選手の潜在的な素質をみるひとつの指標は「はじめて走った5000mのタイムです。
多くの選手が高校で初めて5000を走りますが、男子でいえば、17分30秒くらいから、速い選手でいきなり14分台までいます。
速いにこしたことはありませんが、おそらく上記のタイム内にいる選手は、小さい頃から「長距離走が得意」だと感じてるかなと思います。
※この「得意」と感じてることがひとつのポイントではありますが、それは、今回は、置いておきます。
最近では、スポーツ科学がすすみ様々な数値が出されます。
科学的にだされている身体的な仕組みは否定しませんし、否定に根拠はありません。ただ、いえるのは、そうした測定をされる選手は、ある程度の競技力をもっている選手で、日本であれば、体育科のある大学で測定技術がある場合に診断がうけれます。
ということは、これから伸びる選手とはどういう数値かは、わからない訳です。
科学は証明になりますが、それはあくまで結果論に近いのかなと。
その昔、ザトペック選手が、インターバルトレーニングをしたとき、その効能はだれもわからなかったと思います。
結果として、オリンピックで、5000、10000、マラソンで優勝し、そのトレーニングの分析がされたんだと思います。
話はもどりますが、わたしは、バッググランドはともかくとして、初めて走った5000mのタイムがはやいことは、本来もっている力だけで(陸上部にはいりおそらく3ヶ月くらいで挑戦)走っていることになりますので、おおきな素質だと感じています。
だから、そうした選手を採用するというわけではありませんが、もし、よいタイムを出しているのだとすれば、ぜひ、そうした選手は、他のスポーツでなく陸上界を盛り上げてほしいなぁとおもっています。
ようやくぐっすり眠れました
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お陰様で28分台!!
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ご声援ありがとうございました!
チームとして初のグランプリシリーズ参戦となりました。
会場では、大学時代の後輩であり、小林高校女子陸上部監督の佐々木先生、鳳凰高校監督の福吉先生に会えるなど、個人的にもうれしい出遭いもありました。
年明けのニューイヤー駅伝で感じたタイムだけでは、順位の向上はないと取り組んできた成果がひとつみえました。
これから練習をつんで、さらに進化していきます!
5000m
松村 13‘44“63(24位)
※松村最終組8着
セカンドベスト
ウィリー 13’55”07(49位)
黒田 14‘44“91(113位)
10000m
金子 28’32”68(9位) PB
宮本 29‘09“65(15位)
セカンドベスト
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