雑草の征伐

合鍵を作って貰って門扉を開けると、ご覧のような萱の壁が覆いかぶさってきた。
先ずこれから征伐だ。
根を掘り起こさないと、またすぐ芽をだす。私は、鍬で掘り起こしながら玄関まで道をつけていった。3時間くらいでやっと玄関までたどり着いた。後の雑草は後で徐々に征伐しよう。
これまた合鍵で玄関の戸を開けた。
やっ、意外と綺麗だ。家の中は数日前まで家族がすんでいたかのようにあまり埃臭くない。私はほっとした。しかも住んでいた家族独特の臭いがしない。これは不思議だ。
私は南の縁側のガラス戸を開けた。やはりそこには雑草の繁茂。こりゃ当分は草とのタタカイだ。
私は用意した自販のペットボトルのお茶を飲んだ。そして、床にごろっと寝た。不思議だ。生活の臭いが全くしない。家具、いろいろの生活道具は、・・・。私は隅々まで見回した。ない。ちっともない。こりゃ、計画的な引越しだ。でも、誰にも言わずにどこへ引越ししたのか。私は家族の運命を考え始めた。
それがどうした。私とは何等関係がない。私は、好意に甘えてしばらくここで休ませて貰えばいいのだ。
・・・かくして、私は新しい生活空間を確保したのである。


合鍵を作って貰って門扉を開けると、ご覧のような萱の壁が覆いかぶさってきた。
先ずこれから征伐だ。
根を掘り起こさないと、またすぐ芽をだす。私は、鍬で掘り起こしながら玄関まで道をつけていった。3時間くらいでやっと玄関までたどり着いた。後の雑草は後で徐々に征伐しよう。
これまた合鍵で玄関の戸を開けた。
やっ、意外と綺麗だ。家の中は数日前まで家族がすんでいたかのようにあまり埃臭くない。私はほっとした。しかも住んでいた家族独特の臭いがしない。これは不思議だ。
私は南の縁側のガラス戸を開けた。やはりそこには雑草の繁茂。こりゃ当分は草とのタタカイだ。
私は用意した自販のペットボトルのお茶を飲んだ。そして、床にごろっと寝た。不思議だ。生活の臭いが全くしない。家具、いろいろの生活道具は、・・・。私は隅々まで見回した。ない。ちっともない。こりゃ、計画的な引越しだ。でも、誰にも言わずにどこへ引越ししたのか。私は家族の運命を考え始めた。
それがどうした。私とは何等関係がない。私は、好意に甘えてしばらくここで休ませて貰えばいいのだ。
・・・かくして、私は新しい生活空間を確保したのである。
