80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

納税消化率 90%

2015年03月22日 12時05分32秒 | 考える
3月21日(土) 
昼近くになって、初めて今日が「春分の日」だと気がついた。
さらによく考えてみれば、今日は土曜日

いずれにせよ、会社は土曜休み、私は無職。
何の問題もない。



しかし、考えてみると、退職後、時間、日にちの感覚がほとんど無くなってしまった。

今日は、取り立てて、何の予定も無い (これ自体問題ではあるが) ので、特に問題はない。
何でもやる時間がある。

問題は、予定、既定を問わず、何をするべきか、したいのかが、はっきりしないこと。
無為な時間が、タバコと葉巻の煙と一緒に消えていく。


鏡に映る寝惚け面。
それを容認する慣れが怖い。


慣れ・・・タバコ・葉巻を当たり前のように吸うようになった。

時折、こいつは長期(?)的自殺行為だぞと想う。
しかし気づくとタバコをくわえ、ライターを探している。


始まりは仲間意識。
飲み会でみんながタバコに火を付け合う。
くわえタバコで、煙に眉をひそめながら話す仕草が、何となく格好いい。

一本進められて、火を付けてもらう。
知らず、思い切り煙を吸い込んで咳き込む。


慣れようと、ハイライトを1箱買って、家で火を付けてみる。
独り住まいだから、誰にも気兼ねする必要もないのだが、何となく秘密っぽいところが、何となくいい。

やがて、暇さえあれば、無意識にタバコを探すようになる。

「政府は何でこんなものを公認しているのか!!」
などと、ブツブツつぶやきながらタバコの袋の尻を弾く。

人間とは何と愚かな存在なのだ!!
などと思いつつ、小首をかしげながら、くわえタバコに火を付ける。
「どうだ、格好いいだろ?」

残り2本、納税消化率90%